シウダー・ビエハ
シウダー・ビエハ Ciudad Vieja | |
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基礎自治体(ムニシピオ)および町 | |
シウダー・ビエハ教会のファサード | |
座標:北緯14度31分24秒 西経90度46分0秒 / 北緯14.52333度 西経90.76667度座標: 北緯14度31分24秒 西経90度46分0秒 / 北緯14.52333度 西経90.76667度 | |
国 | グアテマラ |
県 | サカテペケス県 |
面積 | |
• 合計 | 26.9 km2 |
標高 | 1,550 m |
人口 (2018)[1] | |
• 合計 | 33,405人 |
• 密度 | 1,200人/km2 |
気候 | Cwb |
シウダー・ビエハ(スペイン語: Ciudad Vieja、「古都」を意味する)は、グアテマラのサカテペケス県にある基礎自治体(ムニシピオ)および町である。2018年の国勢調査によれば、町の人口は32,802人で、ムニシピオ全体では33,405人である[1]。シウダー・ビエハには植民地時代のグアテマラの2番目の首都サンティアゴ・デ・ロス・カバジェロス・デ・グアテマラが置かれていた。
植民地時代のグアテマラの首都の廃墟がある町は現代ではサン・ミゲル・エスコバルと呼ばれている。グアテマラ最初の都であるテクパン・クァウテマラン(イシムチェ)が維持できなくなった後、スペイン人は1527年にここに都を遷した。しかし1541年にアグア火山の火山泥流によって破壊され、放棄された。
シウダー・ビエハおよびサン・ミゲル・エスコバルの町は世界遺産アンティグア・グアテマラの一部をなす[2]。
歴史
[編集]1527年、アデランタードのペドロ・デ・アルバラードの兄にあたるホルヘ (Jorge de Alvarado) がここをグアテマラ総督府の2番目の都として建設した[3]。この町はアグア火山の麓のアルモロンガ盆地に位置していた[3][4]。翌年この新しいサンティアゴが都として宣言され、急速に重要さを増した[5]。新しい都は守りやすく、土地は肥沃で水も豊富だった[4]。
1541年7月にペドロ・デ・アルバラードが死亡した後、市会議は未亡人のベアトリス・デ・ラ・クエバ (Beatriz de la Cueva) を市の統治者に任命した[6]。
1541年9月10日、アグア火山の火山泥流によって町は破壊され、ベアトリス・デ・ラ・クエバ自身も被災して死亡した[7]。生き残った人々は、ベアトリスの弟であるフランシスコ・デ・ラ・クエバと司教フランシスコ・マロキンを臨時の統治者に任命した。彼らはパンチョイ盆地(今のアンティグア・グアテマラ)に都を遷すことを決定した[3]。
2010年5月、熱帯暴風雨 (Tropical Storm Agatha) のためにアグア火山で土石流が発生し、サン・ミゲル・エスコバルにおいて9人の死者と13人の行方不明者を含む大きな被害にあった[8]。
気候
[編集]シウダー・ビエハは温帯夏雨気候(ケッペンの気候区分でCwb)に属する。
シウダー・ビエハの気候 | |||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
平均最高気温 °C (°F) | 22.7 (72.9) |
23.5 (74.3) |
24.7 (76.5) |
24.9 (76.8) |
24.7 (76.5) |
23.8 (74.8) |
23.6 (74.5) |
23.9 (75) |
23.1 (73.6) |
22.8 (73) |
23.1 (73.6) |
22.4 (72.3) |
23.6 (74.48) |
日平均気温 °C (°F) | 16.8 (62.2) |
17.3 (63.1) |
18.4 (65.1) |
19.1 (66.4) |
19.5 (67.1) |
19.7 (67.5) |
19.2 (66.6) |
19.2 (66.6) |
18.8 (65.8) |
18.4 (65.1) |
18.0 (64.4) |
16.8 (62.2) |
18.43 (65.18) |
平均最低気温 °C (°F) | 10.8 (51.4) |
11.1 (52) |
11.9 (53.4) |
13.3 (55.9) |
14.3 (57.7) |
15.3 (59.5) |
14.6 (58.3) |
14.3 (57.7) |
14.4 (57.9) |
13.9 (57) |
12.7 (54.9) |
11.3 (52.3) |
13.16 (55.67) |
降水量 mm (inch) | 2 (0.08) |
5 (0.2) |
6 (0.24) |
28 (1.1) |
125 (4.92) |
255 (10.04) |
181 (7.13) |
154 (6.06) |
255 (10.04) |
142 (5.59) |
20 (0.79) |
6 (0.24) |
1,179 (46.43) |
出典:Climate-Data.org[9] |
脚注
[編集]- ^ a b Citypopulation.de
- ^ Antigua Guatemala: Multiple Locations (9), UNESCO World Heritage Convention
- ^ a b c Guillemin 1967, p. 23.
- ^ a b Estas han sido las capitales de Guatemala a lo largo de su historia, Agencia Guatemalteca de Noticias, (2021-04-24)
- ^ Maudslay & Maudslay 1899, p. 25.
- ^ Juarros 1818, p. 263.
- ^ Asselbergs 2004
- ^ San Miguel Escobar arrasada por la tormenta Ágatha, Noticias de bomberos de Antigua, (2010-06-02)
- ^ “Climate: Ciudad Vieja”. Climate-Data.org. 19 August 2015閲覧。
参考文献
[編集]- Asselbergs, Florine G.L. (2004). Conquered Conquistadors. Mesoamerican Worlds (First ed.). University Press of Colorado. ISBN 978-0870818998
- Guillemin, George F. (1967). “The Ancient Cakchiquel Capital of Iximche”. Expedition (Penn Museum) 9 (2): 22-35 .
- Juarros, Domingo (1818) (スペイン語). Compendio de la historia de la Ciudad de Guatemala. Guatemala: Ignacio Beteta
- Maudslay, Alfred Percival; Maudslay, Anne Cary (1899). A glimpse at Guatemala, and some notes on the ancient monuments of Central America. London, UK: John Murray