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サーシャ・ブヤチッチ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
サーシャ・ブヤチッチ
Sasha Vujačić
ニューヨーク・ニックスでのブヤチッチ (2017年)
引退
ポジション SG/PG
基本情報
愛称 "ザ・マシン","サーシャ"
スロベニア語 Aleksandar Vujačić
国籍 スロベニアの旗 スロベニア
生年月日 (1984-03-08) 1984年3月8日(40歳)
出身地 ユーゴスラビア社会主義連邦共和国の旗 ユーゴスラビア社会主義連邦共和国 スロベニア
マリボル
身長(現役時) 201cm (6 ft 7 in)
体重(現役時) 93kg (205 lb)
ウィングスパン(現役時) 210cm  (6 ft 11 in)
キャリア情報
出身 イタリアの旗 スナイデロ・ウーディネ
ドラフト 2004年 27位
選手経歴
2001-2004
2004-2010
2010-2011
2011-2013
2014
2014-2015
2015
2015-2017
2017
パラカネストロ・アマトリ・ウーディネ スナイデロ・ウーディネ
ロサンゼルス・レイカーズ
ニュージャージー・ネッツ
トルコの旗 エフェス・ピルゼン S.K.
ロサンゼルス・クリッパーズ
イタリアの旗 ライアー・ヴェネツィア・メストレなど
トルコの旗 イスタンブールBB
ニューヨーク・ニックス
イタリアの旗 フィアット・トリノ
受賞歴
  • NBAチャンピオン:2009, 2010
  • TBLオールスターゲーム出場:2011, 2012
  • TBLオールスターゲームMVP:2011, 2012
Stats ウィキデータを編集 Basketball-Reference.com
Stats ウィキデータを編集 NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten
代表歴
キャップ スロベニアの旗 スロベニア

サーシャ・ブヤチッチSaša Vujačić)こと, アレクサンダル・ブヤチッチAleksandar Vujačić1984年3月8日 - )は、スロベニアのプロバスケットボール選手。ポジションはシューティングガードポイントガード。身長201cm、体重93kg。

経歴

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バスケットボールのコーチである父に支えられ、16歳でセリエAスナイデロ・ウーディネにてプロデビューした[1]。2002年にはU-18スロベニア代表の一員としてU-18欧州選手権で銀メダルを獲得した[2]

その後、2004年のNBAドラフトにて1巡目27位でロサンゼルス・レイカーズより指名され、NBA入りを果たした[2]。2006-07シーズンには、対ダラス・マーベリックス戦において、当時13連勝中であったマーベリックスを破るクラッチシュートを決めた[3]

2007-08シーズンには1試合平均8.8得点、3ポイント成功率43%を記録し、デンバー・ナゲッツ戦およびトロント・ラプターズ戦でキャリアハイの22得点を挙げた[2]。さらに、NBAファイナル第3戦ではベンチスタートながら20得点し、勝利に貢献。チームメイトのコービー・ブライアントは「『ザ・マシン』が、まるで機械のようにプレーした」と評した[4]。しかし、2008-2009シーズン、2009-2010シーズンでは成績を落としたが[5]、2年連続でNBAチャンピオンを経験した。

2010年10月、プロ女子テニスプレーヤーのマリア・シャラポワと婚約したことを発表した[6]が、2012年に婚約を解消した[7]

2011年以降はNBAを離れ、ユーロリーグなどでプレーしていたが、2015年7月31日にニューヨーク・ニックスと1年契約を結んだ[8]

2017年8月28日、セリエAフィアット・トリノと契約した[9]

佐賀県佐賀市を本拠地とする、Bリーグ参入を目指す「佐賀BALLOONERS」のアンバサダーに就任する[10]

プレースタイル

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ヨーロッパでプレーしていた時はポイントガードだったが、レイカーズではシューティングガードとしてトライアングル・オフェンスの一角を担い、出場機会を増やした[1]。正確な長距離シュートを武器とし、そのことからロサンゼルス・タイムズが「ザ・マシン」とあだ名した。しかし、フィジカルの弱さが課題である[5]

その他

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ゴラン・ドラギッチとは、同じスロベニア出身ながら幼い頃から非常に仲が悪く、お互いにスロベニア代表で一緒にプレーするのを拒否する程である。ドラギッチがフェニックス・サンズに所属していた2010年のNBAプレーオフでのカンファレンスファイナルでは、お互いに激しいマッチアップとトラッシュトークを繰り広げた。その我を忘れんばかりのあまりの激しさにコービー・ブライアントも、「銃を持っていたら、彼を撃ち殺していたかもしれないね」と、苦笑いで苦言を呈していた。

脚注

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外部リンク

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