サセックス公爵
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サセックス公爵 Duke of Sussex | |
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創設時期 | 2018年5月18日(第2次創設) 2018年7月16日(特許状の官報への掲載)[1] |
創設者 | エリザベス2世(第2次創設) |
貴族 | 連合王国貴族(第2次創設) |
初代 | オーガスタス・フレデリック |
現所有者 | ヘンリー(第2次創設) |
相続人 | アーチー |
相続資格 | 世襲 |
付随称号 | ダンバートン伯爵 キルキール男爵[2] |
サセックス公爵(サセックスこうしゃく、英: Duke of Sussex)は、イギリスの公爵位。連合王国貴族。
歴史
[編集]ジョージ3世が1801年11月27日に六男のオーガスタス・フレデリック王子に授けた爵位で、同時にジョージ3世はオーガスタス・フレデリック王子をインヴァネス伯爵とアークロー男爵にも叙している[3]。オーガスタス・フレデリック王子の2度の結婚はいずれも王室結婚令[4]に反しているとされたため、この爵位は一代限りで断絶した[5]。
以後再度創設されたことはなかったが、イギリス王子(イギリス王室の男性成員)に対して「サセックス公爵」が授けられるのではないかという推測は何度か飛び交っていた。1999年にエリザベス2世の三男であるエドワード王子が結婚した際、授けられる爵位はケンブリッジ公爵かサセックス公爵になるのではないかと予想された(実際には将来エディンバラ公爵へ叙されることを見越してウェセックス伯爵に叙された)。
2011年にチャールズ3世の長男ウィリアム王子(現在のウィリアム皇太子)がキャサリン・ミドルトンと結婚した際には、サセックス公爵が授けられる可能性があると報道された(実際にはケンブリッジ公爵に叙された)[6]。同じく2011年に「デイリー・ミラー」はエリザベス2世がウェールズ公の次男ヘンリー王子に将来サセックス公爵を授けると約束した、という記事を載せた[7]。ヘンリーは2018年5月19日に米国出身のメーガン・マークルと結婚したが、女王はこれに合わせてヘンリーをサセックス公爵に叙した[8][9]。
サセックス公爵
[編集]第一次創設(1801年)
[編集]- オーガスタス・フレデリック(1773年 - 1843年)
- 1843年、断絶。
第二次創設(2018年)
[編集]- ヘンリー(1984年-)
脚注
[編集]- ^ "No. 62358". The London Gazette (英語). 20 July 2018. p. 12928. 2019年7月25日閲覧。
- ^ Kershaw, Alison (2018年5月19日). “Prince Harry has been made the third Earl of Dumbarton - a title that has strong military connections”. デイリー・ミラー. 2018年5月19日閲覧。
- ^ "No. 15429". The London Gazette (英語). 21 November 1801. p. 1403. 2015年5月5日閲覧。
- ^ 2013年王位継承法の制定に伴い廃止。
- ^ Forsey, Zoe (2018年5月19日). “There's only been one Duke of Sussex before Prince Harry - but his marriage went very badly”. デイリー・ミラー. 2018年5月19日閲覧。
- ^ Pearl, Diana (2018年5月19日). “Prince Harry and Meghan Markle Just Received Their New Royal Titles from the Queen!”. ピープル. 2018年5月19日閲覧。
- ^ Sunday People (2011年7月17日). “Prince Harry promised the title Duke of Sussex”. デイリー・ミラー. 2018年5月19日閲覧。
- ^ “ヘンリー王子とマークルさん結婚、サセックス公爵夫妻に”. ロイター通信 (2018年5月19日). 2018年5月19日閲覧。
- ^ “ヘンリー王子とメーガンさん、結婚後は「サセックス公爵夫妻」”. AFP通信 (2018年5月19日). 2018年5月19日閲覧。