アケビドコロ
表示
(ゴヨウドコロから転送)
アケビドコロ | |||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
アケビドコロ
| |||||||||||||||||||||
分類 | |||||||||||||||||||||
| |||||||||||||||||||||
学名 | |||||||||||||||||||||
Dioscorea pentaphylla | |||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||
アケビドコロ、ゴヨウドコロ | |||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||
fiveleaf yam |
アケビドコロ、またはゴヨウドコロは、ヤムイモの一種。学名Dioscorea pentaphylla。英語名はfiveleaf yamである。原産地は熱帯アジアから東部ポリネシアであり、それ以外の土地では外来種として持ち込まれた。
アケビドコロはつる性植物で、他の植物に反時計回りで絡みつき成長する。つるの長さは10メートルにも達する。葉は交互につき、3つから5つに切れ込みが入っており、最大で10センチメートルに達する。1センチメートル程度の馬蹄形の球根ができ、そこから新しい芽が伸びる。つるは塊茎から成長する。
塊茎には毒があるものの煮れば毒が消え、食用とすることができる[1]。
日本では沖縄県北部に分布するが、現在沖縄県版レッドデータブックにて絶滅危惧IA類に指定され危急種となっている[2]。
100 gあたりの栄養価 | |
---|---|
エネルギー | 343 kJ (82 kcal) |
20 g | |
0.08 g | |
1.73 g | |
ビタミン | |
チアミン (B1) |
(7%) 0.086 mg |
リボフラビン (B2) |
(1%) 0.014 mg |
ナイアシン (B3) |
(1%) 0.13 mg |
パントテン酸 (B5) |
(10%) 0.48 mg |
ビタミンB6 |
(16%) 0.209 mg |
葉酸 (B9) |
(3%) 12 µg |
ミネラル | |
ナトリウム |
(1%) 12 mg |
カリウム |
(11%) 495 mg |
マグネシウム |
(3%) 10 mg |
リン |
(6%) 40 mg |
鉄分 |
(3%) 0.43 mg |
亜鉛 |
(3%) 0.32 mg |
マンガン |
(13%) 0.283 mg |
| |
| |
%はアメリカ合衆国における 成人栄養摂取目標 (RDI) の割合。 出典: USDA栄養データベース |
脚注
[編集]- ^ Dioscorea pentaphylla. University of Michigan Ethnobotany.
- ^ 琉球大学資料館 風樹館 Archived 2016年3月4日, at the Wayback Machine.