グレタ・チェッケッティ
SGホールディングスギャラクシースターズ #81 | |
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基本情報 | |
国籍 | イタリア |
出身地 | ボッラーテ |
生年月日 | 1989年3月24日(35歳) |
身長・体重 | 183cm |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
選手経歴 | |
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国際大会 | |
代表チーム | イタリア |
五輪 | 2021 |
世選/W杯 | 2012・2014・2016・2018 |
グレタ・チェッケッティ(Greta Cecchetti、1989年3月24日 - )は、イタリア・ロンバルディア州ボッラーテ出身の女子ソフトボール選手(投手)。元SGホールディングスギャラクシースターズ所属。ソフトボールイタリア代表。JDリーグにおける登録名はグレータ・チェッケッティ。
経歴
[編集]ソフトボールをしていた叔母の影響で、7歳でソフトボールを始める[1]。
2004年に国内リーグ・セリエA1のボッラーテに入団。2005年には6勝を挙げリーグ優勝に貢献。以降、同チームで長くプレーした。
高校卒業後はアメリカ・フロリダ州のポーク州立大学(ポークステート・イーグルス)に進学し、先発投手として活躍した[2]。3年次からはテキサスA&M大学コーパスクリスティ校(テキサスA&Mコーパスクリスティ・アイランダーズ)に転籍し[3]、イタリアで生まれ育ったソフトボール選手として初めてNCAAディビジョンIでプレーした選手となった[4]。
2006年[注 1]にイタリア代表に初招集。2007年、オランダのエンスヘデで開催された世界ジュニア選手権に出場。その後はイタリア代表のエースとして、2012年から2018年にかけて4大会連続で世界選手権(現ワールドカップ)に出場した。
ヨーロッパ選手権では4個の金メダル(2007年・2015年・2019年・2021年)を獲得している。
2021年に開催された東京オリンピックにも出場。第1戦のアメリカ戦[5]、第2戦のオーストラリア戦[6]、第4戦のメキシコ戦[7]、第5戦のカナダ戦[8]で先発を任されたが、いずれも敗戦投手となりイタリア代表はグループステージで敗退した[注 2][9]。
2022年、JDリーグ創設と同時にSGホールディングスギャラクシースターズに入団[10][11]。初年度はカーヤ・パーナビーとの2枚エースとして14試合に登板。6勝3敗・防御率2.14・奪三振31の成績を残し、チームのプレーオフ進出に貢献した。2023年は10試合に登板し、4勝3敗・防御率3.14・奪三振25の成績を残したが、6月のシーズン前半戦終了をもって退団した。
SGホールディングスギャラクシースターズ退団直後の2023年8月の欧州カップウィナーズカップに、レアヴェンドルス・カロンノの補強選手として出場[注 3]。キューバ代表のジリアン・トルネスとの2枚エースとして7試合中5試合に登板し、チームの準優勝に貢献した[12]。この時のチームメイトには、他に元日本代表の江口未来子、ベネズエラ代表のユルビー・アリカルトなどがいた[13][14]。
2022年からアスリーツ・アンリミテッドにも参戦している[4][11]。
選手としての特徴
[編集]ムービングボールを得意としている[1]。2023年4月に野球YouTubeチャンネル『トクサンTV』がSGホールディングスギャラクシースターズを訪問した際には、長身から繰り出すスピードボールが持ち味と紹介され、キャッチャーを座らせて、ドロップ、カーブ、ライズボール、チェンジアップを披露した[15]。
人物・エピソード
[編集]エリカ・ピアンカステッリと共に、イタリア人として初めて日本のソフトボールリーグ(日本リーグ/JDリーグ)でプレーした選手[4]。エリカ・ピアンカステッリとはイタリア代表やSGホールディングスギャラクシースターズなどで10年近くにわたり共にプレーしている。
背番号18に愛着を持っているが、SGホールディングスギャラクシースターズでは三原千空が着用していたため「81」を選んだ[1]。
子供の頃からオリンピックに出場することと海外でプレーすることを夢に抱いており、ともに実現させた。尊敬するアスリートとして、元プロテニス選手のロジャー・フェデラーの名前をあげている[1]。
妹のラーラ・チェッケッティ(Lara)、従妹のエリーザ・チェッケッティ(Elisa)もソフトボール選手で、イタリア代表やボッラーテで共にプレーしている。
詳細情報
[編集]背番号
[編集]- 81(2022 - 2023)
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d Wow! Collection JDリーグ
- ^ “Greta Cecchetti fa carriera negli Usa: è diventata una stella della Texas A&M Universtity - Corpus Christi”. FIBS (2011年1月19日). 2023年10月15日閲覧。
- ^ “Catching Up With Greta Cecchetti”. Texas A&M University Corpus Christi (2013年4月10日). 2023年10月15日閲覧。
- ^ a b c GRETA CECCHETTI Athletes Unlimited
- ^ 2021/7/21 ITA 0-2 USA WBSC
- ^ 2021/7/22 ITA 0-1 AUS WBSC
- ^ 2021/7/25 ITA 0-5 MEX WBSC
- ^ 2021/7/26 CAN 8-1 ITA WBSC
- ^ 2021/7/24 JPN 5-0 ITA WBSC
- ^ 2022年度新加入選手のお知らせ SGホールディングスギャラクシースターズ
- ^ a b “イタリアのオリンピックソフトボールエース、グレタ・チェッケッティが日本の女子ソフトボール新リーグJD『JD.LEAGUE』に出場”. WBSC (2022年3月18日). 2023年10月15日閲覧。
- ^ Women’s Softball European Cup Winners Cup “A” 2023 - Final WBSC Europe
- ^ Women’s Softball European Cup Winners Cup “A” 2023 - Caronno (ITA) WBSC Europe
- ^ “引退からの再復活!そしてイタリアへ…不屈の元日本代表・江口未来子の今”. 長﨑望未の「のんストップ」 (2023年9月15日). 2024年1月14日閲覧。
- ^ “【伝説】絶対手首を返さない打法で…打率.451の女性。全部HR。”. トクサンTV【A&R】 (2023年4月18日). 2023年11月5日閲覧。
外部リンク
[編集]- グレタ・チェッケッティ - Olympedia
- Greta Cecchetti OLY (@greta_cecchetti) - X(旧Twitter)
- Greta Cecchetti OLY (@gcecchetti18) - Instagram
- GRETA CECCHETTI - Athletes Unlimited
- Wow! Collection - JDリーグ
- CECCHETTI Greta FIBS - Serie A1 Softball 2021