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レアル・マドリード・フェメニーノ(西: Real Madrid Femenino)は、スペインのマドリードをホームタウンとする女子サッカークラブ。プリメーラ・ディビシオンに所属する。
シニアチームに加え、U-19カテゴリとU-16カテゴリのチームで構成される[1]。
2014年9月12日、前身のクラブであるクラブ・デポルティーボ・タコン(Club Deportivo Tacón)が設立。タコン(Tacón)の名称は、Trabajo(仕事)、Atrevimiento(勇気)、Conocimiento(知識)、Organización(組織)、Notoriedad(名声)の頭文字から来ている[2]。
2015-16シーズンはU-14カテゴリのチームしかなく、2016年6月24日にCDカニージャスのシニアチームとU-19チームを併合したことが発表された。2018-19シーズンにセグンダ・ディビシオン及びプレーオフで勝利し、翌2019-20シーズンよりプリメーラ・ディビシオンに昇格することとなった。
男子チームであるレアル・マドリードが2019年6月に行った理事会にて、2020年7月からCDタコンを吸収合併するソシオ評議会が行われることになり[3]、同9月の臨時総会で正式に吸収合併が決定した[4]。買収額は30万ユーロ(約3600万円)とされている[1]。それに伴い2019-20シーズンよりレアル・マドリードが所有するエスタディオ・アルフレッド・ディ・ステファノをホームスタジアムとして利用することとなった。
2020-21シーズンより名称がレアル・マドリード・フェメニーノとなった。
- CDタコン
シーズン
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カテゴリー
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国内リーグ
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国内カップ
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2016–17
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2部
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セグンダ
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2位
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2017–18
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2部
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セグンダ
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1位
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2018–19
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2部
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セグンダ
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1位
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2019–20
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1部
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プリメーラ
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10位
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ベスト8
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- レアル・マドリード・フェメニーノ
シーズン
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カテゴリー
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国内リーグ
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国内カップ
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SC
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UWCL
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2020–21
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1部
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プリメーラ
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2位
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ベスト8
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2021–22
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1部
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プリメーラ
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3位
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ベスト4
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ベスト4
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ベスト8
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2022–23
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1部
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リーガF
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2位
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準優勝
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ベスト4
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GS敗退
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2023–24
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1部
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リーガF
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2位
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ベスト8
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ベスト4
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GS敗退
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- 2024年10月8日[5]現在
注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。