キングズ・リン
座標: 北緯52度45分15秒 東経0度23分51秒 / 北緯52.7543度 東経0.3976度
キングズ・リン King's Lynn | |
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位置 | |
行政 | |
国 | イギリス |
連合王国 | イングランド |
リージョン | イースト・オブ・イングランド |
カウンティ | ノーフォーク |
非都市ディストリクト | キングズ・リン・アンド・ウェスト・ノーフォーク |
タウン | キングズ・リン |
人口 | |
人口 | (2007現在) |
タウン域 | 42,800人 |
その他 | |
等時帯 | 西ヨーロッパ時間 (UTC+0) |
夏時間 | 西ヨーロッパ夏時間 (UTC+1) |
郵便番号 | PE30 |
市外局番 | 01553 |
公式ウェブサイト : www.west-norfolk.gov.uk |
キングズ・リン (King's Lynn) は、イングランド・ノーフォークのタウン。行政上はキングズ・リン・アンド・ウェスト・ノーフォークに属している。ロンドンの北156km、ノリッジの西71kmに位置している。2007年の人口は42,800人であった。
歴史
[編集]古くはブリトン語のlindo(湖の意)に由来する「リン」という名前で呼ばれていたが[1]、11世紀末に地元の貿易商たちの要請により、ノリッジの司祭(en:Bishop of Nowich)の管轄地となり、「ビショップス・リン(司祭のリン)」と呼称された[2]。1204年にはジョン王から自治都市と認められた[1]。
1377年には人口4691人を数え[2]、14世紀頃の中世のイングランドにおいて、リヴァプールと同程度に重要な港であった。その頃、欧州における海上貿易はハンザ同盟都市により支配されていた。1530年代にヘンリー8世がカトリックから独立して英国国教会を創設したことにより、管轄地の再編成が行われ、1537年にビショップス・リンから「キングズ・リン(王のリン)」に改名された[1]。
17世紀に大西洋を横断する新大陸との貿易が始まり、西岸の港が有利となり、16、17世紀キングズ・リンはイングランドの主要な港ではなくなっていた。第一次世界大戦において、1915年1月19日に空爆を受け、イングランドで最初に空爆を受けた町の一つとなった。第二次世界大戦において、町は安全と考えられ、ロンドンより大勢の避難民が押し寄せたが、完全に安全とは言える状況ではなく、たびたび空爆を受けた。
出身人物
[編集]- ジョージ・バンクーバー - 探検家
- マーティン・ブランドル - 元F1ドライバー
- マージェリー・ケンプ - 15世紀のキリスト教神秘主義者。イギリス最古の自伝と言われる『マージェリー・ケンプの書(en:The Book of Margery Kempe)』で知られる。
- ジョージ・ラッセル - F1ドライバー
- ジョージ・ノース - ラグビー選手
姉妹都市
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c キングズ・リン(英語表記)King’s Lynn世界大百科事典 第2版
- ^ a b Bishop's Lynn The History of Parliament Trust
関連項目
[編集]- ダイアナ (プリンセス・オブ・ウェールズ) - 幼い頃、当地のシルフィールド私立学校に通った。