ヴォイチェフ・キラール
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ヴォイチェフ・キラール Wojciech Kilar | |
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2006年1月27日、著:User:Cezary p | |
基本情報 | |
生誕 |
1932年7月17日(92歳) ポーランド、ルヴフ (現: ウクライナ、リヴィウ) |
出身地 | ポーランド |
死没 | 2013年12月29日(81歳没) |
ジャンル | 現代音楽、映画音楽 |
職業 | 作曲家 |
ヴォイチェフ・キラール(Wojciech Kilar、1932年7月17日 - 2013年12月29日 ) は、ポーランドの現代音楽・映画音楽の作曲家。キラルと表記される場合もある。
略歴
[編集]ルヴフ(現:ウクライナ・リヴィウ)生まれ。カトヴィツェで学んだ後、パリでナディア・ブーランジェの薫陶を受ける。幾つかの賞を受賞。(クシシュトフ・ペンデレツキ、ヘンリク・グレツキとともに)1960年代ポーランドのアバンギャルド運動に身を置く。1974年の交響詩『クシェサニ』が有名だが、1970年代中盤以降は、映画音楽の作曲家としても知られるようになり、ロマン・ポランスキー監督のハリウッド映画も手がけている。2001年1月にワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団により世界初演された、交響楽団、混声合唱と4人の独唱者のための『平和へのミサ A.D.2000』は、同年12月にバチカンのヨハネ・パウロ2世の前でも演奏された[1]。
作品
[編集]交響曲
[編集]- セプテンバー・シンフォニー(2003年)
管弦楽曲
[編集]- 小序曲(1955年)Youth Festival, 1955のための
- 弦楽のための交響曲(1955年)
- Ode Béla Bartók in memoriam ヴァイオリンと金管と打楽器のための(1956年)
- Riff 62(1962年)
- Generique(1963年)
- Springfield Sonnet(1965年)
- 前奏曲とクリスマス・キャロル 4つのオーボエと弦楽オーケストラのための(1972年)
- 交響詩『クシェサニ』(1974年)
- 交響詩『コスチェレツ山1909年』(1976年)
- オラヴァ 弦楽オーケストラのための(1988年)
- コラール前奏曲 弦楽オーケストラのための(1988年)
- Requiem Father Kolbe 交響楽団のための(1994年)
協奏曲
[編集]- 協奏交響曲 ピアノとオーケストラのための(1956年)
- ピアノ協奏曲(1996年)
室内楽曲
[編集]- フルート・ソナティネ(1951年)
- 管楽五重奏曲(1952年)
- Training 68 クラリネット、トロンボーンとピアノのための(1968年)
ピアノ曲
[編集]ピアノ独奏曲多数。
声楽曲
[編集]- 灰色の霧(1979年)
- ボクロジカ(1979年)
- 出エジプト記(1981年)
- ヴィクトリア(1983年)
- アンジェラス(1984年)
- 平和へのミサ A.D.2000(2001年初演)
- ラメント 無伴奏合唱のための(2003年)
映画音楽 (130曲)
[編集]- Nikt nie woła(Nobody's calling)(1960年)
- Tarpany(Wild Horses)(1962年)
- Głos z tamtego świata(Voice from beyond)(1962年)
- Milczenie(Silence)(1963年)
- Trzy kroki po ziemi(Three steps on Earth)(1965年)
- Piekło i niebo(Hell and heaven)(1966年)
- Bicz boży(God's whip)(1967年)
- 人形(1969年)
- 結晶の構造(1969年)
- Rejs(Cruise)(1970年)
- Bolesław Śmiały(King Boleslaus the Bold)(1972年)
- Opętanie(Obsession)(1973年)
- 約束の土地(1974年)
- Smuga cienia(The shadow line)(1976年)
- Ptaki ptakom(Bords to birds)(1977年)
- Barwy ochronne(Camouflage)(1977年)
- Spirala(Spiral)(1978年)
- Rodzina Polanieckich(TVシリーズ)(1978年)
- 王と鳥(1980年)
- コンスタンス(1980年)
- The Beads of One Rosary(1980年)
- Przypadek(Blind chance)(1982年)
- 太陽の年(1984年)
- Paradigma(1985年)
- 愛の記録(1986年)
- サルサ/灼熱のふたり(Salsa)(1988年)
- 悲愴(1988年)
- Stan posiadania(Inventory)(1989年)
- コルチャック先生(1990年)
- Życie za życie(マキシミリアノ・コルベにまつわる映画)(1991年)
- ドラキュラ(1992年)
- 巨人と青年(1992年)
- キング・フォー・バーニング(1993年) TV
- 死と処女(1994年)
- ある貴婦人の肖像(1996年)
- Deceptive Charm(1996年)
- Brat naszego Boga(Our God's brother)(1997年)
- トゥルーマン・ショー(1998年)(『Requiem Father Kolbe』の一部)
- ナインスゲート(1999年)
- パン・タデウシュ物語(1999年)
- Life As a Fatal Sexually Transmitted Disease(2000年)
- 戦場のピアニスト(2002年)
- Zemsta(Revenge)(2002年)
参考文献
[編集]- ^ Czerwińska, I.,Mass for Peace, The Warsaw Voice, 16 December 2001. (accessed 1 October 2007)