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カルナヴァレ博物館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カルナヴァレ博物館・入り口 (2005年4月)

カルナヴァレ博物館 (カルナヴァレはくぶつかん、Musée Carnavalet) は、フランス首都パリ3区にある博物館。パリ歴史博物館 (Musée de l'Histoire de Paris)、カルナヴァレ美術館ともいう。

概要

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カルナヴァレ博物館・中庭 (2005年6月)

カルナヴァレ博物館は、パリの歴史資料を収蔵・展示している市立博物館で、パリ3区の南境であるフラン=ブルジョワ通り沿いにある。

歴史のある貴族の邸宅が多いマレ地区に位置しており、この博物館もまた、カルナヴァレ館ル・プルティエ・ド・サン=ファルジョー館という2つの歴史的な建物で構成されている。カルナヴァレ館は、もともとは1548年に建造されたルネサンス様式の建物で、17世紀中頃に建築家フランソワ・マンサールが改修した後 [1]1866年、パリ市が買収・改修し、カルナヴァレ博物館が誕生した [2]。ル・プルティエ・ド・サン=ファルジョー館は1688年に建造された建物で、1895年にパリ市が購入し、パリ市立歴史図書館として使用した後、1989年、博物館の一部となった [3]

博物館の収蔵品は約60万点に達し、絵画、彫刻、模型、家具、調度品、版画、ポスターなど様々な分野に及んでいる [4]。また、歴史資料を年代順に展示し、古代から現代に至るまでのパリの歴史を紹介している。

主な収蔵品

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ダヴィッド『球戯場の誓い』(1789年)
ユベール・ロベール 『解体が始まったバスチーユ監獄』 (1789年)

所在地及び交通手段

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脚注

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  1. ^ K&Bパブリッシャーズ編 『個人旅行21 パリ』、昭文社、2003年、p.168.
  2. ^ パリ市役所L'hôtel Carnavaletパリ市役所公式サイト 内の”Musée Carnavalet - Histoire de Paris” > “Les deux hôtels particuliers” > “L'hôtel Carnavalet” で閲覧できる。仏語。 2008年10月13日閲覧.
  3. ^ パリ市役所L'hôtel Le Peletier de Saint-Fargeauパリ市役所公式サイト 内の”Musée Carnavalet - Histoire de Paris” > “Les deux hôtels particuliers” > “L'hôtel Le Peletier de Saint-Fargeau” で閲覧できる。仏語。 2008年10月13日閲覧.
  4. ^ パリ市役所Recherche par départementパリ市役所公式サイト 内の”Musée Carnavalet - Histoire de Paris” > “Les collections” > “Recherche par département” で閲覧できる。仏語。 2008年10月13日閲覧.

外部リンク

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座標: 北緯48度30分46秒 東経2度12分52秒 / 北緯48.512700度 東経2.214400度 / 48.512700; 2.214400