カテコールジオキシゲナーゼ
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(カテコール-2,3-ジオキシゲナーゼから転送)
カテコール-2,3-ジオキシゲナーゼ | |||||||||
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識別子 | |||||||||
EC番号 | 1.13.11.2 | ||||||||
CAS登録番号 | 9029-46-3 | ||||||||
データベース | |||||||||
IntEnz | IntEnz view | ||||||||
BRENDA | BRENDA entry | ||||||||
ExPASy | NiceZyme view | ||||||||
KEGG | KEGG entry | ||||||||
MetaCyc | metabolic pathway | ||||||||
PRIAM | profile | ||||||||
PDB構造 | RCSB PDB PDBj PDBe PDBsum | ||||||||
遺伝子オントロジー | AmiGO / QuickGO | ||||||||
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カテコールジオキシゲナーゼ (catechol dioxygenases) は、カテコール類を酸化的開裂させる金属タンパク質酵素群である。この酵素群は基質に酸素分子(O2)を組み込む。カテコールジオキシゲナーゼは酸化還元酵素の一つで、カテコール-1,2-ジオキシゲナーゼとカテコール-2,3-ジオキシゲナーゼとプロトカテク酸-3,4-ジオキシゲナーゼの3種類がある。カテコールジオキシゲナーゼの活性部位はだいたいは鉄を含む部分であるが、マンガンを含む型も知られている。
カテコール-2,3-ジオキシゲナーゼがコードされているPseudomonas putida(グラム陰性菌の一種)のxylE遺伝子は、遺伝子発現の量を計測するレポーターとして頻繁に用いられる。
酵素反応
[編集]カテコール-1,2-ジオキシゲナーゼの反応によりカテコールからcis,cis-ムコン酸が生成する例。
参考文献
[編集]- スティーブン・リパード, Jeremy M. Berg, Principles of Bioinorganic Chemistry, University Science Books, 1994, ISBN 0-935702-72-5
- J.J.R. Fraústo da Silva and R.J.P. Williams, The biological chemistry of the elements: The inorganic chemistry of life, 2nd Edition, Oxford University Press, 2001, ISBN 0-19-850848-4