豊岡市役所
豊岡市役所 | |
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情報 | |
用途 | 豊岡市行政の中枢施設 |
設計者 | 日本設計 |
建築主 | 豊岡市 |
管理運営 | 豊岡市 |
階数 | 鉄筋コンクリート造地上7階 |
竣工 | 2013年7月 |
所在地 |
〒668-8666 兵庫県豊岡市中央町2番4号 |
位置 | 北緯35度32分40.7秒 東経134度49分12.6秒 / 北緯35.544639度 東経134.820167度座標: 北緯35度32分40.7秒 東経134度49分12.6秒 / 北緯35.544639度 東経134.820167度 |
豊岡市議会議場・豊岡稽古堂 | |
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情報 | |
旧名称 |
豊岡町役場 豊岡市役所本庁舎 |
用途 | 市議会議場・市立交流センター |
旧用途 | 市役所本庁舎 |
設計者 | 原科準平 |
施工 | 大阪橋本組 |
建築主 | 豊岡市 |
事業主体 | 豊岡市 |
管理運営 | 豊岡市 |
階数 | 鉄筋コンクリート造地上3階 |
竣工 | 1927年 |
改築 | 1952年 |
所在地 |
〒668-8666 兵庫県豊岡市中央町2番4号 |
豊岡市役所(とよおかしやくしょ)は、日本の地方公共団体である豊岡市の執行機関としての事務を行う施設(役所)。
概要
[編集]主に本庁舎群と5つの総合支所から構成されている。ヨーロッパ風の旧本庁舎は、北但大震災(1925年5月)の復興建築のシンボルとして震災直後に建築家・原科準平の設計により1927年に建築された近代建築である。当時としては県下に誇る大建築であったとされ、最先端のデザインと材料である鉄筋コンクリートを用いて建築されており、「近代建築ガイドブック・関西編」(鹿島出版会発行、1984年)に名建築として掲載されるなど、優れた近代建築と評価されている。なお旧本庁舎は新本庁舎建設に伴い2012年2月2日から7日にかけて曳家工事により南へ約25m移転され[1][2][3][4][5]、現在は豊岡市議会議場や市民交流センター「豊岡稽古堂」として使用されている。
また、大開通りを挟んで立地するルネッサンス建築の旧南庁舎別館は、1934年に建築家・渡辺節の設計により兵庫県農工銀行豊岡支店として建設されたもので、国の登録有形文化財に登録されている。なお旧南庁舎別館は改修されて2014年4月18日に豊岡1925というお菓子を中心テーマとした複合施設となった[6]。2015年からは、バリューマネジメント株式会社に委託してオーベルジュ豊岡1925として運営している[7]。
2009年3月には豊岡駅通商店街や宵田商店街(カバンストリート)を中心に点在する豊岡復興建築群の探検ツアーも実施された[8]。
本庁舎前広場では大開通りとともに例年イベントが開催されており、4月には豊岡春まつり、5月に大石りくまつり、8月には但馬三大まつりの一つである柳まつりの会場のひとつとして各種バザー(豊岡鞄の即売など)などが行われる。
沿革
[編集]- 1924年(大正13年) - 大開通りが舗装される
- 1925年(大正14年)5月23日 - 北但大震災により壊滅的な被害を受ける
- 1927年(昭和2年)4月18日 - 豊岡郵便局の庁舎が完成する
- 1927年(昭和2年)6月14日 - 豊岡警察署の庁舎が完成する
- 1928年(昭和3年)1月24日 - 豊岡町新庁舎が完成する、北但大震災復興建築のシンボルとして建築
- 1950年(昭和25年) 周辺の村と合併し豊岡市が発足する
- 1952年(昭和27年) - 本庁舎の3階部分を増築する
- 2002年(平成14年) - 企画部内にコウノトリ共生推進課(現:コウノトリ共生課)を設置
- 2005年(平成17年) - コウノトリ共生課を設置
- 2005年(平成17年) - 周辺の町と新設合併し、新しい豊岡市が発足する
- 2006年(平成18年) - 農林水産部門を統合したコウノトリ共生部を設置
- 2012年(平成24年)2月 - 旧庁舎を曳家で移動させる。
- 2013年(平成25年)8月13日 - 現地建替えにおいて新庁舎が完成。周辺に分散していた業務事務所を統合して業務開始。
- 2014年(平成26年)4月19日 - 豊岡市役所新庁舎の建設工事が完了[9]。
- 2023年(令和5年)3月末 - 豊岡市は市の組織改編によりコウノトリ共生部を廃止(4月から新部署に引き継ぎ)[10]。
本庁舎
[編集]- 本庁舎(平成25年建築)
- 市議会議場(昭和2年建築)
- 旧・南庁舎(新本庁舎竣工に伴い解体、旧・豊岡郵便局、昭和2年建築)
- 旧・南庁舎別館(現・豊岡1925、旧・兵庫県農工銀行豊岡支店→山陰合同銀行豊岡支店、国の登録有形文化財)
- 旧・東庁舎別館(新本庁舎竣工に伴い解体、旧・中央会館)
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旧・南庁舎
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旧・南庁舎別館
(現・豊岡1925)
所在地・交通アクセス
[編集]開庁時間
[編集]総合支所
[編集]- 城崎総合支所 - 豊岡市城崎町桃島1057番地の1
- 竹野総合支所 - 豊岡市竹野町竹野1585番地の1
- 日高総合支所 - 豊岡市日高町祢布920番地
- 出石総合支所 - 豊岡市出石町内町1番地
- 但東総合支所 - 豊岡市但東町出合150番地
周辺情報
[編集]関連項目
[編集]参考文献
[編集]- 『豊岡あっちこっち歩いて見まっぷ』豊岡観光協会発行、2009年3月
- 石田松蔵、『目で見る豊岡の文化史』、豊岡市教育委員会発行、1965年12月
- 渡辺幹男、『目で見る豊岡の明治100年史』、豊岡市教育委員会発行、1969年6月
- 豊岡市史- 下巻(明治以降の通史)、豊岡市発行
脚注
[編集]- ^ 市役所現本庁舎曳家工事記録映像(動画)(豊岡市)
- ^ 豊岡市旧本庁舎曳家工事
- ^ 現本庁舎曳初め式・曳家移転見学会を開催しました
- ^ 市役所現本庁舎大移動!!(動画)
- ^ 豊岡市本庁舎曳家(ひきや)工事
- ^ 柴崎達矢(2014年4月17日). “豊岡1925:あすオープン 旧庁舎装い新た、お菓子展示販売やカフェ”. 毎日新聞 (毎日新聞社)
- ^ “東北における歴史的資源の活用にむけて” (PDF). 東北観光金融ネットワーク (2018年4月19日). 2021年5月27日閲覧。
- ^ 北但大震災 80年前の復興建築“探検”『神戸新聞』2009年3月21日付
- ^ 豊岡市役所新庁舎オープン、昭和2年のレトロ旧庁舎も保存
- ^ “豊岡市「コウノトリ共生部」廃止へ 前市長も注力した市のシンボル、部の名称から消え新部署に”. 豊岡市. 2022年12月1日閲覧。