コンテンツにスキップ

アカガオゴジュウカラ属

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アカガオゴジュウカラ属
オーストラリアゴジュウカラ
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: スズメ目 Passeriformes
亜目 : スズメ亜目 Passeri
上科 : カラス上科 Corvoidea
: オーストラリアゴジュウカラ科 Neosittidae
: アカガオゴジュウカラ属 Daphoenositta
学名
Neosittidae Ridgway1904
Daphoenositta De Vis1897
シノニム

Neositta

英名
Sittella

2–3種

Neosittidae distribution.png

アカガオゴジュウカラ属(アカガオゴジュウカラぞく、学名 Daphoenositta)は、鳥類スズメ目オーストラリアゴジュウカラ科 Neosittidae 唯一の属である。

オーストラリア大陸ニューギニア島にのみ生息する。長距離の渡りはしない。

分類

[編集]

オーストラリアゴジュウカラ属 Neositta とも呼ばれ、以前は別属とすることもあった。科名はこの属の名に基づく。

古くはゴジュウカラ科とされていた。しかし、木の洞に巣を作るゴジュウカラ科と違い木の枝に巣を作ること、ミツスイ科に似た脚の筋肉を持つことなどから、オーストラリアゴジュウカラ科に分離された。実際はゴジュウカラ科は系統的にかけ離れており、スズメ小目に分類される。

Sibley分類では、カラス科モズヒタキ科オーストラリアゴジュウカラ族 Neosittini の唯一の属だった。

[編集]

国際鳥類学会議 (IOC)[1]は3種とする。パプアゴジュウカラを認めず2種とする説もある。

出典

[編集]
  1. ^ IOC World Bird List 2.4 Batties Archived 2009年2月13日, at the Wayback Machine. by Frank Gill, David Donsker and the IOC team