オレンエア
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設立 | 1992年 | |||
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運航停止 | 2016年3月27日 | |||
ハブ空港 | オレンブルク中央空港 | |||
保有機材数 | 29 | |||
就航地 | 12 | |||
本拠地 | ロシア・オレンブルク | |||
代表者 | Victor Zyukin (Acting General Director) | |||
外部リンク | www.orenair.ru |
オレンブルク航空またはJSC オレンエア(ロシア語: Оренбургские авиалинии[2][3])はロシア・オレンブルクのオレンブルク中央空港の敷地内に本社を置く航空会社であった[4]。国内旅客便や包括旅行チャーター便を運航し、航空機使用事業や特別便の運航も行っていた。同社の本拠地はオレンブルク中央空港であり、ドモジェドヴォとオルスクにハブを置いていた[5]。
歴史
[編集]同社は1932年に設立されたアエロフロートのオレンブルク部門から誕生した。1992年に現在の社名で運航を開始した。2010年、オレンエアはアエロフロートに買収されたが、その合併の結果として保有機材の近代化プロセスに携わると見られる[6]。 オレンエアは最近、エール・オーストラルが1年間売却しようと努力していたエール・オーストラルのB777-200ER F-ORUNを取得した[7]。
2016年3月27日付けで、ドンアヴィアと共にロシア航空に吸収合併され、オレンエアとしての運航を終了した[8]。
コードシェア契約
[編集]オレンエアは以下のコードシェア契約を締結している。
就航都市
[編集]オレンブルク航空は以下の都市を発着する定期便を運航している(2012年11月時点)[9]。
アジア
[編集]- シャールジャ - シャールジャ国際空港 季節チャーター便[12]
ヨーロッパ
[編集]- パルドゥビツェ - 定期チャーター便
- プラハ - ヴァーツラフ・ハヴェル・プラハ国際空港 季節チャーター便[14]
- アナパ - ヴィチャゼヴォ空港
- バルナウル - ゲルマン・チトフ・バルナウル国際空港
- チェリャビンスク - チェリャビンスク空港
- イルクーツク - イルクーツク国際空港(アエロフロートのために運航)
- クラスノダール - パシュコフスキー空港
- ミネラーリヌィエ・ヴォードィ - ミネラーリヌィエ・ヴォードィ空港
- モスクワ
- ニジネヴァルトフスク - ニジネヴァルトフスク国際空港
- ノヴォクズネツク - スピチェンコヴォ空港
- ノヴォシビルスク - トルマチョーヴォ空港
- オムスク - オムスク中央空港
- オレンブルク - オレンブルク中央空港 ハブ
- オルスク - オルスク空港
- ペルミ - ボリショイ・サヴィノ空港
- サマーラ - クルモチ国際空港
- シンフェロポリ - シンフェローポリ国際空港
- ソチ - ソチ=アドレル国際空港 焦点都市
- サンクトペテルブルク - プルコヴォ国際空港
- ウファ - ウファ国際空港
- クルスク-クルスク東空港
北アメリカ
[編集]同社はカザン、クラスノダール、ニジニ・ノヴゴロド、ノヴォシビルスク、オムスク、ロストフ・ナ・ドヌ、サマーラ、シャルム・エル・シェイク、ウファ、ヴォルゴグラード、ゴア、ポプラトなどを発着するチャーター便も運航している。
保有機材
[編集]固定翼機
[編集]オレンエアの保有機材は以下の通りである(2015年1月時点)[15][16][17][18]。
機種 | 機体数 | 発注数 | 座席数 | 備考 | |||
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C | Y+ | Y | 合計 | ||||
ボーイング737-800 | 24 | 3 | — | — | 189 | 189 | |
ボーイング777-200ER | 3 | 0 | 14 | 34 | 316 | 364[15] | 以前はエール・オーストラルが保有[19] |
2012年12月時点で、西側製のオレンエアの保有機材の平均使用年数は13.5年であった[20]。
過去の運航機材
[編集]2006年8月時点で、同社は以下の機材も運航していた[21]。
脚注
[編集]- ^ a b c Airlinecodes
- ^ 正式名称には「連邦国家単一企業」と付いている – ロシア語: Федеральное государственное унитарное предприятие „Оренбургские авиалинии”。
- ^ Airliners.netのウェブサイトやその他の出典の写真を見る限り、B737には“Orenair”と塗装され、Tu-134やTu-154には“Orenburg Airlines”か“Orenair”と塗装されている。
- ^ "Contacts." Orenair. Retrieved on 16 November 2012. "JSC "ORENAIR" Airport, Orenburg district, Orenburg region, 460049, Russian Federation" - Russian: "460049, Оренбургская область, Оренбургский район, Аэропорт"
- ^ “Directory: World Airlines”. Flight International: p. 59. (2007年4月10日)
- ^ “Aeroflot looks for consolidation boost” (英語). Flight Global. (2010年5月13日)
- ^ http://www.air-austral.com/a-propos-dair-austral/actualites.html
- ^ “新生ロシア航空、新塗装を施した747-400を公開 元JAL機”. FlyTeam. (2014年4月8日)
- ^ http://www.orenair.ru/regyl_full/[リンク切れ]
- ^ “Новые регулярные рейсы от авиакомпаний "Оренбургские авиалинии" (OrenAir) и "Эйр Астана" и дополнительные рейсы на Наурыз от "Эйр Арабия"”. Central Asia Aero News. (12 March 2013) 12 March 2013閲覧。
- ^ “Авиакомпания ORENAIR свяжет северную столицу России с южным Таджикистаном”. A-NEWS: Центральноазиатская новостная служба. (20 September 2012) 20 September 2012閲覧。
- ^ “Из Новосибирска на арабские каникулы”. Пресс-центр. Novosibirsk Airport (Tolmachevo). 23 October 2012閲覧。
- ^ “PH Embassy hosts launch of Moscow-Cebu charter flights”. Department of Foreign Affairs - Philippines Official webpage. (24 October 2014) 24 October 2014閲覧。
- ^ “Открыта продажа авиабилетов из Волгограда в Прагу”. Joint Stock Company "Orenburg airlines". 4 December 2012閲覧。
- ^ a b “オレンエア公式サイト”. 2015年1月1日閲覧。
- ^ http://airfleets.net/flottecie/Orenair.htm
- ^ http://www.planespotters.net/Airline/Orenair-(Orenburg-Airlines)
- ^ “CH-Aviation page for Orenair”. 2012年2月3日閲覧。
- ^ Planespotters.net data on Boeing 777-2Q8(ER) MSN 29908
- ^ http://airfleets.net/ageflotte/Orenair.htm
- ^ Flight International, 3–9 October 2006.
- ^ “Russia's Orenair retires its last two 737-500s”. ch-aviation. ch-aviation. 1 July 2013閲覧。