オリックス不動産
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 未上場 |
本社所在地 |
日本 〒105-0013 東京都港区浜松町2丁目3番1号 日本生命浜松町クレアタワー |
設立 |
1999年3月11日 (オリックス・リアルエステート株式会社) |
業種 | 不動産業 |
法人番号 | 5010401037412 |
事業内容 | 住宅開発事業・不動産投資事業ほか |
代表者 | 代表取締役社長 深谷敏成 |
資本金 | 2億円 |
売上高 |
481億3,700万円 (2024年3月期)[1] |
営業利益 |
122億6,600万円 (2024年3月期)[1] |
経常利益 |
394億5,200万円 (2024年3月期)[1] |
純利益 |
357億7,200万円 (2024年3月期)[1] |
純資産 |
1,440億5,900万円 (2024年3月期)[1] |
総資産 |
7,240億1,600万円 (2024年3月期)[1] |
従業員数 | 134名(2018年3月現在) |
決算期 | 3月 |
主要株主 | オリックス株式会社(100%) |
主要子会社 | オリックス・ホテルマネジメント株式会社 |
関係する人物 | 山谷佳之(元社長) |
外部リンク | http://www.orix-realestate.co.jp/ |
オリックス不動産株式会社(オリックスふどうさん、英: ORIX Real Estate Corporation)は、東京都港区に本社を置くオリックスグループの不動産会社。オリックスの完全子会社。
運営する施設のブランドに「クロス (cross) 」の名称を冠するものが多いが、同社はこれを「ヒトとモノが常に交差・共鳴する場」を意味すると説明している[2]。
歴史
[編集]1999年(平成11年)3月11日、オリックス・リアルエステート株式会社として設立[3]。オリックスが1993年に開始した分譲マンション分譲事業や[3]、オフィスビル開発事業などを集約し[3]、オリックスの不動産部門を担う子会社として設立された[3]。
2006年9月1日付で大阪シティドーム(大阪ドームの運営会社)を買収し、同社の筆頭株主となった。
2007年4月17日、現社名のオリックス不動産へ社名変更した(英語社名は変更なし)。
郵政民営化に際し、2008年には日本郵政株式会社から「かんぽの宿」などの旧簡易保険保養宿泊施設を買収する計画があり、譲渡契約も締結されていたが、世論の批判を受け契約は解除されている。
江の島水族館再生(現:新江ノ島水族館)のPFI事業に参加して得た運営ノウハウを生かし[3][4]、2011年4月に100%出資子会社のオリックス水族館株式会社を設立[5]。翌2012年に内陸型水族館「京都水族館」(梅小路公園内)[3][4]、「すみだ水族館」(東京スカイツリータウン・東京ソラマチ内)を開業した[3][4]。
2019年2月12日、オリックス芝2丁目ビルから日本生命浜松町クレアタワーに本社を移転。同年には旅行サイト『じゃらんnet』の「売れたチェーンホテル」ランキングで1位を受賞した[6]。
マンション事業
[編集]分譲マンションブランドとして「サンクタス (Sanctus)」シリーズを展開しており、2012年の分譲マンション供給戸数ランキングでは全国14位(1,513戸)、首都圏13位(730戸)、近畿圏9位(754戸)を誇った。それ以降は分譲マンション事業については徐々に縮小している。
また、過去に取得しながら長期間塩漬けされていた用地での事業化や、商業施設との複合再開発におけるマンション供給もある。超高層マンションとして「クロスタワー大阪ベイ」、「ほたるまち」の「The Tower Osaka」と商業施設「堂島クロスウォーク」なども手掛けた。
現状は「サンクタス」ブランドでの供給はなく、分譲マンション事業からは事実上撤退している。
ホテル事業
[編集]分譲マンション事業からの事実上の撤退後は、代わってホテル事業に注力している。
ホテル事業については、1992年から「ブルーウェーブイン」の名称で展開するなど実績があった。
2007年からは「クロスホテル」の名称で、大阪と札幌に社内研修も可能なビジネスホテルを開業した。2016年にはカプセルホテル「ザ プライムポッド」を開業した。これら2つのホテルブランド(クロスホテル、ザ プライムポッド)は、2017年12月時点では「クロスホテルズ株式会社」が運営していた。
2019年1月31日[7]、「また行きたい、と思っていただける場所。」をコンセプトに、新たなるホテル運営事業ブランドとして「ORIX HOTELS & RESORTS」を立ち上げた[3][7]。運営している全22施設のうち、オリックス不動産及びグループ会社が運営する13施設がカテゴライズされた。
それ以外のビジネスホテル事業及び宿泊研修施設の「クロス・ウェーブ」事業などは、ブルーウェーブ株式会社(現:オリックス・ホテルマネジメント)に分社化した。「ブルーウェーブ」はオリックス・バファローズの前球団名にちなむ。
2019年4月26日、信州・蓼科グランドホテル 滝の湯がグループを離脱した(現在はマイステイズ・ホテル・マネジメント傘下)。
2020年4月1日、ブルーウェーブ株式会社を存続会社として、当社直営及びグループホテル運営会社の一部(クロスホテルズ、ユニバーサルホテルマネージメント、ヴィータホテルマネージメント、東鳳マネジメント、宇奈月ホテル、函館湯の川ホテル、洗心亭)を統合し、オリックス・ホテルマネジメント株式会社(英:ORIX Hotel Management Corporation)に社名変更した[8]。同時に同社はオリックス不動産の子会社となった。
同日より「ORIX HOTELS & RESORTS」ブランドのホテルの運営が、オリックス不動産からオリックス・ホテルマネジメントへ移管された[8]。
ショッピングモール事業
[編集]「クロスモール」「クロスガーデン」「クロスゲート」のオリジナルブランドで、ショッピングモールを開発・運営している[2][9]。施設の中には他の企業へ運営管理を委託しているものもある。
主な施設
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
- THE TOKYO TOWERS[3]
- グランフロント大阪[10]
- グローバルゲート[10]
- オフィスビル「クロスオフィス」[11][12]
- ショッピングモール「クロスモール」「クロスガーデン」「クロスゲート」[9]
- マークスプリングス
- 杉乃井ホテル
- 高知医療センター
- ジェネラスコーポレーション
脚注
[編集]- ^ a b c d e f オリックス不動産株式会社 第26期決算公告
- ^ a b “都会感と緑が融合する居心地の良い地域密着型商業施設『クロスガーデン調布』2017年4月28日グランドオープン”. オリックス株式会社 (2017年3月21日). 2021年1月15日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i “オリックスの歴史”. オリックス株式会社. 2021年1月18日閲覧。
- ^ a b c “リース会社からスタートしたオリックスが水族館運営に成功した理由”. NewsPicks (2017年8月29日). 2021年1月19日閲覧。
- ^ “水族館事業について - 会社概要”. オリックス不動産. 2021年1月19日閲覧。
- ^ 「『やまのは』運営 オリックス不動産『売れたホテルチェーン』1位」、『北日本新聞』2019年8月2日付朝刊6面。
- ^ a b 旅館・ホテル運営事業の新たなブランド「ORIX HOTELS & RESORTS」誕生 - オリックス不動産 2019年1月31日(2019年2月4日閲覧)
- ^ a b 旅館・ホテル、宿泊研修施設の運営会社8社(18施設)を統合 新社名「オリックス・ホテルマネジメント株式会社」 - オリックス不動産 2020年1月29日(2020年5月11日閲覧)
- ^ a b “商業施設開発・建物賃貸借事業”. オリックス不動産. 2021年1月19日閲覧。
- ^ a b “複合型まちづくり”. オリックス不動産. 2021年1月19日閲覧。
- ^ “オフィスビル・商業ビル開発事業”. オリックス不動産. 2021年1月19日閲覧。
- ^ “東京のレンタルオフィス、サービスオフィスはオリックス運営のクロスオフィス”. オリックス株式会社. 2021年1月19日閲覧。
関連項目
[編集]- クロスモール - ショッピングモールの施設ブランド
- オリックス - 親会社
- オリックス・ホテルマネジメント - 子会社
- オリックス不動産投資法人
- 大京穴吹不動産 - 大京グループ・オリックスグループ
外部リンク
[編集]- オリックス不動産株式会社
- オリックスの歴史 - オリックス株式会社