エドワルド・ゴメス国際空港
エドワルド・ゴメス国際空港 Aeroporto Internacional de Manaus – Eduardo Gomes | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
IATA: MAO - ICAO: SBEG | |||||||
概要 | |||||||
国・地域 | ブラジル | ||||||
所在地 | マナウス | ||||||
種類 | 公営 | ||||||
運営者 | Infraero | ||||||
標高 | 80 m | ||||||
座標 | 南緯03度02分28秒 西経60度03分02秒 / 南緯3.04111度 西経60.05056度座標: 南緯03度02分28秒 西経60度03分02秒 / 南緯3.04111度 西経60.05056度 | ||||||
公式サイト | infraero.gov.br | ||||||
地図 | |||||||
ブラジル国内での空港位置 | |||||||
滑走路 | |||||||
| |||||||
統計(2021年) | |||||||
旅客数 | 172万人 | ||||||
貨物取扱量 | 10万トン | ||||||
リスト | |||||||
空港の一覧 |
エドワルド・ゴメス国際空港(エドワルド・ゴメスこくさいくうこう、葡: Aeroporto Internacional de Manaus – Eduardo Gomes, 英: Manaus International Airport – Eduardo Gomes)は、ブラジルのマナウスにある空港である。マナウス国際空港とも呼ばれる。ブラジル北部の主要な国際空港で、貨物輸送ではグアルーリョス国際空港、ヴィラコッポス国際空港に続いて国内3位である。
名称
[編集]空港名は、ブラジルの軍人・政治家であったエア・マーシャル・エドワルド・ゴメス(1896年 - 1981年)にちなんで名付けられた。Eduardo Gomesの日本語表記ゆれとして、エドゥアルド・ゴメス国際空港と呼ばれることもある。当初はマナウス・スーパーソニック空港と名付けられる予定だったが、1973年12月に現在の正式名称に決定された。
歴史
[編集]開港
[編集]1976年にポンタ・ペラダ空港に代わるマナウスの新しい国際空港として開港した。ポンタ・ペラダ空港はその後、マナウス空軍基地と名前を変え、もっぱら軍事作戦を行う空港となった [4]。
空港の建設は1972年に始まり、1976年3月31日にクルゼイロ航空がボーイング727-100による最初の国内線運航を開始した。当時はブラジルで最も近代的な空港で、ボーディング・ブリッジで搭乗する最初の空港であった。
拡張工事
[編集]ブラジルで開催された2014 FIFAワールドカップでは、マナウスも開催地の1つであった。そのため、2009年8月31日、ブラジルの国営空港管理会社Infraeroは、3億ドル以上をかけた空港の拡張計画を発表した[5]。その投資内容は以下の通りであった。
- エプロンと既存滑走路の拡大
- 第2滑走路の建設
- 旅客ターミナルの拡大と改修
これらの改修はワールドカップには間に合わなかったが、その開催期間中、工事が空港業務を妨害するようなことはなかった。
施設
[編集]空港には2つの旅客ターミナルビルがある。第1旅客ターミナルは国内線と国際線を担当し、1985年3月12日にオープンした第2旅客ターミナルは一般航空と地域輸送便を担当する。さらに3つの貨物ターミナルを有しており、それぞれ1976年、1980年および2004年にオープンした。その総面積は4万9千平方メートルに及び、1万2千トン/月まで処理できる。第1、第2貨物ターミナルは輸出用、第3貨物ターミナルは輸入用である[6]。
主な就航路線
[編集]事故
[編集]- 2004年3月14日、サンパウロ・デ・オリベンサ発テフェー経由マナウス行のリコ・リンハス航空4815便がマナウスから33km離れた森の中に墜落し、乗客乗員33名が全員死亡した[7]。
- 2006年9月29日、リオデジャネイロ発ブラジリア経由マナウス行のゴル航空1907便がマットグロッソ州上空でエンブラエル・レガシー600と空中衝突し、乗客乗員154名が全員死亡した(ゴル航空1907便墜落事故)[8]。
脚注
[編集]- ^ “AEROPORTO INTERNACIONAL MANAUS AM EDUARDO GOMES” (Portuguese). Infraero. 2019年3月10日閲覧。
- ^ “Lista de aeródromos públicos” (Portuguese). ANAC. 2019年3月10日閲覧。
- ^ “Estatísticas” (ポルトガル語). Infraero (14 February 2022). 10 April 2022閲覧。
- ^ “Base Aérea de Manaus e 1°/9° GAv completam 39 anos de apoio à Amazônia” (Portuguese). Força Aérea Brasileira (14 April 2009). 19 July 2011時点のオリジナルよりアーカイブ。26 April 2011閲覧。
- ^ Rittner, Daniel; Braga, Paulo Victor (31 August 2009). “Infraero vai gastar R$5 bi em reforma de aeroportos” (Portuguese). Valor Econômico: pp. A4
- ^ “Aeroporto Internacional Eduardo Gomes-Manaus” (Portuguese). Infraero. 26 April 2011閲覧。
- ^ “Accident description PT-WRO”. Aviation Safety Network. 12 March 2019閲覧。
- ^ “Accident description PR-GTD”. Aviation Safety Network. 12 March 2019閲覧。