エドアルド・スフェッレッラ
エドアルド スフェッレッラ Edoardo Sferrella | |
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生誕 | 1988年12月1日 |
国籍 | イタリア |
職業 | 俳優、モデル |
エドアルド・スフェッレッラ(Edoardo Sferrella、1988年12月1日 - )は、イタリア・キエーティ出身のイタリア人俳優兼モデル。
ニックネームは「エドちゃん」。
テレビ番組『1億人の大質問!? 笑ってコラえて!』『校閲ガール・河野悦子』などに出演。短編ドラマ『マッチングアプリでイタリア人と会ったらすごかった件』では、重松文と共演[1][2]。
イタリアでは、画家ロベルト・フェッリの主要モデルとしても活躍[3]。イタリア語、英語、日本語を話す。
略歴
[編集]幼少期から漫画家になる夢を抱き、絵を描くことに熱中する。10代には武道の研究を始め、2010年には極真空手のインストラクターとなる。2012年には初めての道場として菩提心極真空手道場をイタリアで開設。幼少期より関心があったホリスティックな研究のため旅行も開始する[4]
2014年にはスポーツ科学を学び、2016年にはカウンセラーとしての資格を取得。2019年にはリャブコスクールのシステマインストラクターとなり、ストレスや不安を解消するための身体、心、感情レベルでのセラピーとして知らているプラフカの研究をレフ・イワノフ氏により学ぶ。同時に断食、瞑想、内面探求、伝統的なヨガなどの研究も続けている。その後、「ラボール・インテリア」を立ち上げ、コーチングと体の作業を組み合わせて意識を高める方法を開発し、アスリート、俳優、歌手向けにセミナーやワークショップを開始。フランコ・ベッリーノ博士の指導を受けながら、アスリートや芸能人を支援[5]。
芸能活動
[編集]2013年にモデルとしてのキャリアをスタートし、2014年には俳優としてデビュー。コンタクト劇を学び、2015年にはポール・ランドール俳優学校で学んだ。モデルとしてフィッティングやeコマース産業で長く活躍し、Vogueを含む多数のエディトリアルに登場[6]。
2016年には日本テレビのドラマ「地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子」に出演し、今井セシル(足立梨花)の彼氏役を演じる。2017年にアントネッラ・シジスモンディ(Antonella Sigismondi)が開催したアートイベントに出演した際にはフロリア・シジスモンディによって撮影される。同年、日本テレビの「1億人の大質問!? 笑ってコラえて!」に出演。
2019年にはモレスキンの広告でヨーロッパとアジア各国で放送される。日本テレビの「50日間で女性の顔は変わるのか!?」で特別出演。同年、 レオナルド・ダ・ヴィンチに関するドキュメンタリー映画「The Lost Portrait」で共演し、Sky Arte、NHK、アマゾン・プライムなどで放送される。2020年から2021年にかけてはHBO/Raiの「My Brilliant Friend」やLux Vide/Raiの「Leonardo」に出演[7]。
2021年にはトレント・ロヴェレート近現代美術館で展示されたロベルト・フェッリの「Il Bacio」のモデルとなる[8]。ピーノ・インセーニョとのウェブシリーズにも主演。2022年にはイタリアのウンブリア州のTVCMでソロモンの役で主演。2023年には刀屋壱のメンバーとなり、NHKの「老いる日本の住まい」に出演。
2024年にはNHKの「じゅん散歩」に再び出演。また、ブランド「マッシーニ」のCMに主演し[9]、また重松文と共に「マッチングアプリでイタリア人と会ったらすごかった件」(脚本:政池洋佑)の短編ドラマに出演[10][11]。また、刀屋壱の公演や、いぶよへスカッシュのウェブスケッチに参加[12]。イタリア、米国、中国で制作された映画「Spillover」に出演[13]。2024年中頃には、「マッチングアプリでイタリア人と会ったらすごかった件」の続編である「マッチングアプリでイタリア人と付き合ったらすごかった件」がリリースされ、全12話となった。これも同じ脚本家、政池洋佑によって執筆された[14]。エドアルドは、2024年9月12日と10月17日放送のテレビ朝日「スーパーJチャンネル」の「Jの追跡」・「ナルホドWHY」コーナーに主要なゲストとして出演し、イタリア人の視点から、日本で一般的にイタリア料理とされるナポリタンやドリアについて、そしてドミノ・ピザのピザについて、社会的・文化的・料理的な見解を述べた[15][16]。
同じく2024年、エドアルドは短編映画「Honey Roasted Chicken」で主演を務め、ミラノ・ショートフィルム・フェスティバル(Milan Short Film Festival)の主演男優賞(Outstanding Actor)にノミネートされた。同映画は、ふるいちやすし監督の指揮のもと、Film Japanesqueが制作した作品であり、同フェスティバルにおいて、最優秀短編映画賞(Best Short Film)、最優秀監督賞(Best Director)、最優秀オリジナル脚本賞(Best Original Screenplay)を含む合計7部門にノミネートされている、また、モナコ国際映画祭(Monaco International Film Festival)でもノミネートを受けている。さらに、この短編映画は日本のショートフィルムプラットフォームGeneTheater(ジーンシアター)で第1位を獲得[17]。なお、映画のエンディングテーマ「Mother's soup」は、歌手RIRIが担当している。
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ “重松文主演!イタリアNo.1リキュール「アペロール」がお送りする完全オリジナルTikTokドラマ「マッチングアプリでイタリア人と会ったらすごかった件」4月26日(金)からシーズン1を公開!”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES (2024年4月30日). 2024年8月31日閲覧。
- ^ Denegri, Marina (2024年5月16日). “Edoardo Sferrella protagonista del nuovo short drama di Aperol Japan” (イタリア語). Abruzzo News. 2024年8月31日閲覧。
- ^ “Il Dante Alighieri del pittore Roberto Ferri è ispirato a un attore pescarese” (イタリア語). IlPescara. 2024年8月31日閲覧。
- ^ “Iris Puca. Sport e disciplina, contro l'aggressività e l'insicurezza.” (イタリア語). giornaledimontesilvano.com (2012年1月27日). 2024年8月31日閲覧。
- ^ Edoardo Sferrella - Labor Interior (2021-06-21), IL DIGIUNO 2021 - Ritiro con La Grande Via del dott. Franco Berrino 2024年8月31日閲覧。
- ^ Redazione (2022年5月5日). “L'ATTORE ABRUZZESE EDOARDO SFERRELLA PROTAGONISTA IN PRODUZIONE ITALO-CINESE”. Virtù Quotidiane - Il quotidiano enogastronomico. 2024年8月31日閲覧。
- ^ Rubini, Angela (2022年5月11日). “Grandi soddisfazioni per l’attore teatino Edoardo Sferrella dopo “Leonardo” e “L’amica geniale”” (イタリア語). 2024年8月31日閲覧。
- ^ “È di un abruzzese il volto che ha ispirato Roberto Ferri per il suo Dante Alighieri” (イタリア語). www.pescaranews.net (2024年6月30日). 2024年8月31日閲覧。
- ^ 「Il pescarese Edoardo Sferrella protagonista di un nuovo spot pubblicitario in Giappone」『Zonalocale』2日8月2024年。
- ^ Denegri, Marina (2024年5月16日). “Edoardo Sferrella protagonista del nuovo short drama di Aperol Japan” (イタリア語). Abruzzo News. 2024年8月31日閲覧。
- ^ “重松文主演!世界販売数量No.1リキュール「アペロール」がお送りする完全オリジナルSNSドラマ「マッチングアプリでイタリア人と付き合ったらすごかった件」9月9日(月)からシーズン2を公開!”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES (2024年9月7日). 2024年9月8日閲覧。
- ^ “Un pescarese diventa leader samurai nello spettacolo “Cage”” (イタリア語). IlPescara. 2024年8月31日閲覧。
- ^ “L'attore pescarese Edoardo Sferrella in rapida ascesa in Cina e in Giappone” (イタリア語). IlPescara. 2024年8月31日閲覧。
- ^ “重松文主演!世界販売数量No.1リキュール「アペロール」がお送りする完全オリジナルSNSドラマ「マッチングアプリでイタリア人と付き合ったらすごかった件」9月9日(月)からシーズン2を公開!”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES (2024年9月7日). 2024年10月23日閲覧。
- ^ “Edoardo Sferrella e il curioso rapporto tra Giappone e cucina italiana - Onda Tv” (イタリア語) (2024年10月22日). 2024年10月23日閲覧。
- ^ Hayashi, Ryôsuke (2024-09-12), J no tsuiseki, Super J Channel, Edoardo Sferrella 2024年9月20日閲覧。
- ^ “Outstanding Actor in a Foreign Language Film Milan 2024 – Film Fest International” (英語). 2024年10月23日閲覧。