聖夜物語 AnEarth Fantasy Stories
表示
(エイナスファンタジーストーリーズから転送)
ジャンル | RPG |
---|---|
対応機種 |
PCエンジンSUPER CD-ROM² セガサターン |
開発元 | ハドソン、メディアワークス |
発売元 |
ハドソン(PCE) メディアワークス(SS) |
人数 | 1人 |
メディア | CD-ROM |
発売日 |
1995年12月22日(PCE) 1997年3月28日(SS) |
『聖夜物語 AnEarth Fantasy Stories』(せいやものがたり エイナスファンタジーストーリーズ)は、ハドソンから1995年12月22日にPCエンジン SUPER CD-ROM²用ソフトとして発売されたロールプレイングゲーム。開発はメディアワークス。ハドソン最後のPCエンジン用ソフトであった。
『エイナスファンタジーストーリーズ ザ・ファースト・ボリューム』(AnEarth Fantasy Stories THE FIRST VOLUME)と改題してセガサターンに移植された。
ストーリー
[編集]主人公の実母レナは、オルト・ナッシュ教団に追われ、やむなく子供を助産婦に託す。しかし、助産婦は人気のない教会の扉の外側に子供を置き去ってしまう[1]。
雪の降る聖夜に教会におき去られた赤ん坊。通りすがった人物に拾われたその赤ん坊は成長し、主人公が15歳の時にオルト・ナッシュの布教団が訪れたことがきっかけとなり、様々な形で育ての親に不幸が見舞う。それと前後して自分が孤児だったことを知り、オルト・ナッシュと戦い、出生の謎を明らかにするために旅立つことになる[1]。やがて自分が世界の運命を握ることを知る。
特徴
[編集]本作はマルチシナリオRPGと銘打っており、誰が教会の前を通ったときに泣く(ボタンを押す)かで育ての親が変わり、それにあわせて主人公の職業が「盗賊」「魔法使い」「剣士」「僧侶」となる。またストーリーも4通りに変化する。
戦闘はランダムエンカウントではなく、決まった箇所で発生するイベント方式になっている。またレベルの概念が存在せず、戦闘中にどのような行動をとったかで、各パラメータの成長が変化する仕組みになっている。
スタッフ
[編集]キャスト
[編集]- 聖母レナ:緒方恵美
- マーシュ:掛川裕彦
- 娼婦ユキ:野上ゆかな(PCE版)、ひと美(SS版)
- 娼婦リンダ:百々麻子
- 娼婦オリベラ:鈴鹿千春
- グレゴリー爺さん:辻親八
- マクガイア:田中秀幸(※パッケージ及び取扱説明書の表記は誤植により「田中秀行」となっている)
- シスターマリア:井上喜久子
- カシム:緑川光
- ナーシャ:かないみか
- オルガ:さとうあい
- ヴェストリル:速水奨
- 教皇ヴェルメッサ:緒方恵美(二役)
- 紫炎アディス:津田匠子
- 霊牙バスターギア:若本規夫
- 鋼武人バートラム:中田和宏
- シャーキン:一条和矢(SS版)
- ウパウパ:横手久美子(SS版)
脚注
[編集]関連商品
[編集]- 電撃ムックシリーズ 電撃CD-ROM and BOOK 3 聖夜物語 (発行:メディアワークス 発売:主婦の友社)
- PCエンジンのCD-ROMが付属したムック。紙面にはゲームや世界観、キャラクターの紹介、開発スタッフのインタビューなどが掲載。CD-ROMには本作の体験版、音楽鑑賞モード、キャラクター紹介と声優陣の音声メッセージ、おまけのオリジナルシューティングゲームなどが収録されている。
- 電撃文庫『エイナスファンタジーストーリーズ アヴァタークの魔剣』(飯淳 / 著)(発刊:メディアワークス)
- セガサターンへの移植にあわせて書き下ろされたゲームのノベライズ。