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イーゴリ・アルビン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
イーゴリ・アルビン
Игорь Николаевич Албин
イーゴリ・アルビン(2012年7月13日撮影)
生年月日 (1966-10-04) 1966年10月4日(58歳)
出生地 ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦
ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国
オムスク州イシリクリ
出身校 モスクワ大学法学部
ソビエト連邦内務省モスクワ高等警察学校
ロシア国民経済行政学アカデミー
前職 法律家
コストロマ州知事
現職 ロシア連邦地域開発相
所属政党 統一ロシア
称号 法学博士候補
配偶者 イリーナ・ヴァーシリエヴナ・ホーチナ

ロシアの旗 ロシア連邦
5代目地域開発相
内閣 第1次メドヴェージェフ内閣
在任期間 2012年10月17日 - 2014年9月8日
大統領 ウラジーミル・プーチン

コストロマ州
2代目知事
在任期間 2007年10月25日 - 2012年4月13日

連邦院議員
在任期間 2006年1月25日 - 2007年10月25日
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イーゴリ・ニコラエヴィチ・アルビンロシア語: Игорь Николаевич А́лбин1966年10月4日 – )は、ロシア連邦政治家連邦院議員、コストロマ州知事[1][2][3]を経て、2012年10月17日より第1次ドミートリー・メドヴェージェフ内閣にてロシア連邦地域開発相を務めた[4][5]。2014年10月、自身の姓をスリュニャーエフ(Слюня́ев)からアルビンАлбин)に変更した[6]

経歴

[編集]

1966年10月4日オムスク州イシリクリに生まれる[7]。その後、カザフ共和国に移り、北カザフスタン州ヴォズヴィシェンスク地区「カラガンダ」農場で少年時代を過ごした[8]

1983年にカラガンダ大学ロシア語版英語版に労働者として勤務した[9]

1984年から2年間、兵役に就き空挺軍に所属した[10]

1986年から1988年までモスクワ大学法学部で学んだ。1988年にソビエト連邦内務省モスクワ高等警察学校に入学、法学の学位と弁護士資格を得て1992年に卒業した[9]。同時期にコムソモール書記も務めた[11]

1988年から1994年まで内務省で勤務した[12]

1994年から1996年までモッシビインテルバンク(Моссибинтербанк)取締役会副議長(副会長)。同時期、ロシア産業企業家同盟経済財政顧問も務めた[9]

1996年から1999年にかけて、財務・信用関係部局長顧問、ロシア連邦CIS諸国協力省次官、連邦道路庁道路安全基金収入部長、ロシア連邦道路庁次官を歴任した[9]

1999年にロシア大統領府附属ロシア国民経済行政学アカデミーロシア語版英語版で法律学、国家及び地方行政、財政学などを修了した[9]

2000年から2004年までロシア連邦運輸次官・第一次官・国家道路管理庁長官・ロシア連邦政府農業会議委員を務めた[10]

2002年にロシア内務省オムスクアカデミーロシア語版英語版論文評議会に刑法と犯罪に関する論文を提出し博士候補号を得た[9]

2006年から2007年まで、アルタイ地方行政府代表としてロシア連邦議会連邦院議員に任命された。予算委員会副委員長・ロシア連邦会計検査院ロシア語版英語版上院協議員・連邦議会自然独占禁止委員を務めた[10]

2007年10月にウラジーミル・プーチン大統領によりコストロマ州知事に任命された[1][3]

2012年10月17日、更迭されたオレグ・ゴヴォルンの後任として第1次ドミートリー・メドヴェージェフ内閣地域開発相に任命された[5][13]。2014年9月、省の廃止に伴い退任した[14]

2014年10月、自身の姓をスリュニャーエフからアルビンАлбин)に変更した[6]

同年11月から2018年12月までサンクトペテルブルク副市長を務めた[6][15]

出典

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  1. ^ a b Игорь Слюняев стал губернатором Костромской области” (ロシア語). Радио Свобода (2007年10月25日). 2022年9月25日閲覧。
  2. ^ Игорь Слюняев поклялся на Конституции РФ и вступил в должность губернатора Костромской области” (ロシア語). NEWSru.com (2007年10月25日). 2022年9月25日閲覧。
  3. ^ a b October 2007”. rulers.org. 2022年9月25日閲覧。
  4. ^ Executive Order appointing Igor Slyunyayev Minister of Regional Development” (英語). President of Russia (2012年10月17日). 2022年9月25日閲覧。
  5. ^ a b 服部倫卓. “ロシアで地域発展相の更迭”. ロシア・ウクライナ・ベラルーシ探訪. 2022年10月10日閲覧。
  6. ^ a b c Экс-министр Слюняев поменял фамилию перед назначением в правительство Петербурга”. ТАСС (2014年10月30日). 2022年10月10日閲覧。
  7. ^ Интернет-портал Правительства Российской Федерации / Персоны”. Правительства Российской Федерации. 2022年9月25日閲覧。
  8. ^ Кострома, мон амур: на кого В.Путин променял О.Говоруна” (ロシア語). РБК. 2022年10月10日閲覧。
  9. ^ a b c d e f Слюняев, Игорь Министр регионального развития РФ”. Lenta.ru. 2022年10月10日閲覧。
  10. ^ a b c Министр регионального развития РФ - Игорь Слюняев”. Министерство Регионального развития Российской Федерации. 2013年8月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年10月10日閲覧。
  11. ^ Блог губернатора Костромской области Игоря Николаевича Слюняева”. LiveJournal (2010年7月7日). 2022年10月10日閲覧。
  12. ^ Отставки и назначения” (ロシア語). Коммерсантъ (2014年9月15日). 2022年10月10日閲覧。
  13. ^ ロシアで地域発展相更迭 大統領、あつれき激化も”. 千葉日報. 2022年9月25日閲覧。
  14. ^ Putin Grants Defense Ministry More Power After Reshuffle” (英語). The Moscow Times (2014年9月8日). 2022年10月10日閲覧。
  15. ^ Personnel reshuffles: St. Petersburg Vice-Governors Albin and Mokretsov resigned | tellerreport.com” (英語). Teller Report (2018年12月27日). 2022年10月10日閲覧。

外部リンク

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先代
オレグ・ゴヴォルン
ロシア地域開発相
2012年–2014年
次代
省廃止
先代
ヴィクトル・シェルシュノフ
コストロマ州知事
2007年 - 2012年
次代
セルゲイ・シトニコフ