アーカイヴ (2020年の映画)
アーカイヴ | |
---|---|
Archive | |
監督 | ギャヴィン・ロザリー |
脚本 | ギャヴィン・ロザリー |
製作 |
テオ・ジェームズ フィリップ・ハード コーラ・ポールフリー |
製作総指揮 |
ギャヴィン・ロザリー ジェームズ・アザートン トレヴァー・ビーティー ネイト・ボロティン リチャード・ゴールドバーグ ピーター・ハンプデン フィル・ハント ピーター・ジャロウェイ ノーマン・メリー サラ・レブッシュ ジャン・ペイス リュック・ローグ コンプトン・ロス |
出演者 |
テオ・ジェームズ ステイシー・マーティン ローナ・ミトラ ピーター・フェルディナンド |
音楽 | スティーヴン・プライス |
撮影 | ローリー・ローズ |
編集 | アダム・ビスクプスキー |
製作会社 |
インディペンデント クイック・ファイア・フィルムズ |
配給 |
ヴァーティカル・エンターテインメント[1] カルチュア・パブリッシャーズ[2] |
公開 |
2020年7月10日[1] 2021年1月22日[2] |
上映時間 | 109分[2] |
製作国 | イギリス |
言語 | 英語 |
興行収入 | $224,828[3] |
『アーカイヴ』(Archive)は2020年のイギリスのSF映画。ギャヴィン・ロザリーの映画監督デビュー作で、出演はテオ・ジェームズとステイシー・マーティンなど。人格と記憶を保存できる「アーカイヴ」システムを使って、交通事故で亡くなった妻をアンドロイドとして復活させようとする工学者を描いている[4]。
2020年7月10日から米国の一部の劇場限定で上映された他、ネット配信された[1]。 日本では「未体験ゾーンの映画たち2021」で上映された[2]。
ストーリー
[編集]この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
2038年、ジョージ・アルモアは山中のラボで人間と同じ能力を有する人工知能の開発に没頭していた。ジョージは完成まであと少しの状態に漕ぎつけていたが、そのあと少しを作り上げるのに悪戦苦闘していた。と言うのも、ジョージの目的は単に優れた人工知能を開発することにはなく、亡き妻、ジュールスを人工知能という形で復活させることにあったからである。やがて、ジョージはジュールスの復活に成功したが、その再会はジョージが思い描いていたようなものにはならなかった。
キャスト
[編集]※()は日本語吹き替え。
- ジョージ・アルモア: テオ・ジェームズ (佐々木啓夫) - 人工知能の開発者。
- ジュールス・アルモア/J3/J2の声: ステイシー・マーティン (大津愛理) - ジョージの妻。
- シモーヌ: ローナ・ミトラ - ジョージの上司。(織部ゆかり)
- ミスター・タッグ: ピーター・フェルディナンド
- メルヴィン: リチャード・グローヴァー - シンクレアの部下。
- エルソン: ハンス・ピーターソン
- 管理システムの電子音声: リア・ウィリアムズ
- ヴィンセント・シンクレア: トビー・ジョーンズ - アーカイヴ社の幹部。(魚建)
- その他の日本語吹き替え‐森優子、齋藤響、堀総士郎、ふじたまみ
製作
[編集]2017年5月14日、テオ・ジェームズの起用が発表された[5]。2018年10月31日、ステイシー・マーティンがキャスト入りした[6]。2020年7月10日、ミラン・レコーズが本作のサウンドトラックを発売した[7]。
公開・マーケティング
[編集]2019年2月9日、本作の劇中写真が初めて公開された[8]。2020年3月、本作はサウス・バイ・サウスウェストでプレミア上映される予定だったが[9]、新型コロナウイルスの流行が拡大したことを受けて、映画祭自体が延期となった[10]。4月30日、ヴァーティカル・エンターテインメントが本作の全米配給権を獲得したとの報道があった[11]。6月12日、本作のオフィシャル・トレイラーが公開された[12]。
評価
[編集]本作は批評家から好意的に評価されている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには32件のレビューがあり、批評家支持率は78%、平均点は10点満点で7点となっている。サイト側による批評家の見解の要約は「『アーカイヴ』は基本的なところをしっかり押さえており、SFファンを人間の本性や愛に関する思考へと誘う。」となっている[13]。また、Metacriticには6件のレビューがあり、加重平均値は67/100となっている[14]。
出典
[編集]- ^ a b c Weiss, Josh (2020年6月12日). “Trailers: Ghosts of War; Archive; and Summer Camp Island” (英語). SYFY WIRE 2021年5月11日閲覧。
- ^ a b c d “アーカイヴ”. 映画.com. 2020年12月11日閲覧。
- ^ “Archive (2020)” (英語). The Numbers. 2021年5月11日閲覧。
- ^ “アーカイヴ”. WOWOW. 2021年5月11日閲覧。
- ^ White, James (2017年5月14日). “Theo James Starring In Archive” (英語). Empire 2020年8月24日閲覧。
- ^ Clarke, Stewart (2018年10月31日). “Stacy Martin Joins Gavin Rothery’s Sci-Fi Movie ‘Archive’ (EXCLUSIVE)” (英語). Variety 2020年8月24日閲覧。
- ^ “‘Archive’ Soundtrack Details” (英語). Film Music Reporter. (2020年7月9日) 2020年8月24日閲覧。
- ^ Grater, Tom (2019年2月19日). “First look at Theo James in Gavin Rothery's sci-fi 'Archive' (exclusive)” (英語). Screen Daily 2020年8月24日閲覧。
- ^ Ramos, Dino-Ray (2020年1月15日). “SXSW Sets Judd Apatow And Pete Davidson’s ‘The King Of Staten Island’ As Opening-Night Film, Unveils Lineup” (英語). Deadline.com 2020年8月24日閲覧。
- ^ “2020 EVENT UPDATE” (英語). SXSW (2020年3月6日). 2020年8月24日閲覧。
- ^ Hipes, Patrick (2020年4月30日). “Theo James Sci-Fi Movie ‘Archive’, Which Had Been Bound For SXSW, Lands July Release Date In Vertical Deal” (英語). Deadline.com 2020年8月24日閲覧。
- ^ “Archive Official Trailer (HD) Vertical Entertainment” (英語). YouTube. Vertical Entertainment US (2020年6月12日). 2020年8月24日閲覧。
- ^ “Archive (2020)” (英語). Rotten Tomatoes. 2021年5月11日閲覧。
- ^ “Archive Reviews” (英語). Metacritic. 2020年8月24日閲覧。