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アンツィオ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アンティウムから転送)
アンツィオ
Anzio
アンツィオの風景
アンツィオの旗 アンツィオの紋章
紋章
行政
イタリアの旗 イタリア
ラツィオ州の旗 ラツィオ
県/大都市 ローマ
CAP(郵便番号) 00042
市外局番 06
ISTATコード 058007
識別コード A323
分離集落 #分離集落参照
隣接コムーネ #隣接コムーネ参照
公式サイト リンク
人口
人口 59355 人 (2024-01-01 [1])
人口密度 1,366.7 人/km2
文化
住民の呼称 anziati
守護聖人 パドヴァの聖アントニオ
(Sant'Antonio di Padova)
祝祭日 6月13日
地理
座標 北緯41度26分50秒 東経12度37分42秒 / 北緯41.44722度 東経12.62833度 / 41.44722; 12.62833座標: 北緯41度26分50秒 東経12度37分42秒 / 北緯41.44722度 東経12.62833度 / 41.44722; 12.62833
標高 3 (0 - 83) [2] m
面積 43.43 [3] km2
アンツィオの位置(イタリア内)
アンツィオ
アンツィオの位置
ローマ県におけるコムーネの領域
ローマ県におけるコムーネの領域 地図
イタリアの旗 ポータル イタリア
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アンツィオ: Anzio)は、イタリア共和国ラツィオ州ローマ県にある都市で、人口約59,000人の基礎自治体コムーネ)。ティレニア海に面した港町である。

地理

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位置・広がり

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ローマ県南部のコムーネ。

隣接コムーネ

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隣接するコムーネは以下の通り。括弧内のLTはラティーナ県所属を示す。

気候分類・地震分類

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アンツィオにおけるイタリアの気候分類 (itおよび度日は、zona C, 1243 GGである[4]。 また、イタリアの地震リスク階級 (itでは、zona 3A (sismicità bassa) に分類される[5]

歴史

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古代ローマ

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古くはアンティウム (Antium) と呼ばれ、ユリウス=クラウディウス朝ゆかりの地のためローマ皇帝カリグラネロの故郷となっている。

連合軍の上陸

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1944年 1月22日ジョン・ルーカス将軍率いるアメリカ合衆国第六軍がアンツィオに上陸(シングル作戦)。この戦いをテーマとした映画『アンツィオ大作戦』(Sbarco di Anzio, Lo 1968年 ロバート・ミッチャム主演)が製作されている [1]。またダーク・ダックスの歌「アンジェリータ」で知られる、Angelita di Anzio[2] 参照)の物語の舞台である。

行政

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分離集落

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アンツィオには以下の分離集落(フラツィオーネ)がある。

  • Anzio Colonia, Cincinnato, Falasche, Lavinio Stazione, Lavinio Mare, Lido dei Gigli, Lido dei Pini, Lido delle Sirene, Padiglione, Pocacqua, Marechiaro, Miglioramento, Villa Claudia, Santa Teresa, Sacro Cuore, Tor Caldara

交通

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ポンツァ島への水中翼船がある。

スポーツ

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野球チームのアンツィオ・ベースボールの本拠地である。

人物

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著名な出身者

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  • カリグラ - ローマ皇帝。当地で出生。
  • ネロ - ローマ皇帝。カリグラの甥。当地で出生。

姉妹都市

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脚注

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  1. ^ Popolazione residente per sesso, età e stato civile al 1° gennaio 2024” (イタリア語). 国立統計研究所(ISTAT). 2024年6月25日閲覧。メニューでVista per singola areaを選択。Anno:2024, Ripartizione:Centro, Regione:Lazio, Provincia:Roma, Comune:Anzio を選択
  2. ^ 国立統計研究所(ISTAT). “Tavola: Popolazione residente - Roma(dettaglio loc. abitate) - Censimento 2001.” (イタリア語). 2014年11月23日閲覧。
  3. ^ 国立統計研究所(ISTAT). “Tavola: Superficie territoriale(Kmq) - Roma(dettaglio comunale) - Censimento 2001.” (イタリア語). 2014年11月23日閲覧。
  4. ^ Tabella dei gradi/giorno dei Comuni italiani raggruppati per Regione e Provincia”. 新技術エネルギー環境局(ENEA) (2011年3月1日). 2017年1月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年9月20日閲覧。
  5. ^ classificazione sismica aggiornata al aprile 2023” (xls). https://rischi.protezionecivile.gov.it/it/sismico/attivita/classificazione-sismica/. イタリア市民保護局. 2023年12月16日閲覧。

外部リンク

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