海軍テストパイロット学校
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(アメリカ海軍テストパイロット学校から転送)
海軍テストパイロット学校 United States Naval Test Pilot School | |
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海軍テストパイロット学校の校章 | |
活動期間 | 1945年 - 現在 |
国籍 | アメリカ合衆国 |
軍種 | アメリカ海軍 |
兵科 | テストパイロット学校 |
任務 | テストパイロット及びフライトテスト技術者の訓練 |
上級部隊 | 海軍航空戦センター |
本拠地 | パタクセント・リバー海軍航空基地 |
渾名 | USNTPS |
海軍テストパイロット学校(United States Naval Test Pilot School, USNTPS)は、メリーランド州パタクセント・リバーのパタクセント・リバー海軍航空基地にあり、経験のあるアメリカ海軍、アメリカ海兵隊、アメリカ陸軍、アメリカ空軍、また外国の軍隊のテストパイロット、フライトテスト技術者、航空士官等に対し、航空機やシステムの試験や評価の技術を教える機関である[1][2]。
歴史
[編集]1945年に海軍飛行試験グループがワシントンD.C.のアナコスティア海軍支援施設からパタクセント・リバー海軍航空基地に移転し、テストパイロット訓練部門が設立された際に創設された。
ヘリコプターの指導が行える唯一のアメリカ軍のテストパイロット学校であるため、アメリカ陸軍にとっては、メインのテストパイロット学校である。第1期生は1948年12月21日に卒業した。1957年に"United States Naval Test Pilot School"と正式に改名された。
マイルストーンは、以下のとおり[2]。
- 1961年 ヘリコプターの講義の導入
- 1973年 11カ月課程の確立
- 1975年 空輸システムの講義の導入
- 1997年 短期課程部門の設立
訓練
[編集]選考過程は非常に倍率が高く、応募者は選考委員会により選ばれる。2つのクラスに3つの専門課程がある。
- 固定翼機(パイロット、エンジニア)
- 回転翼機(パイロット、エンジニア)
- 空輸システム(海軍航空士、エンジニア)
訓練プログラムには、以下のようなものがある[2]。
著名な卒業生
[編集]- エドワード・フェイトナー(クラス2)
- アラン・シェパード(1951年)
- スコット・カーペンター(1954年)
- ジム・ラヴェル(1958年)
- ウォルター・シラー(1958年)
- ジョン・ヤング(1959年)
- ジョン・ハーシェル・グレン(クラス12)
- ピート・コンラッド(1958年)
- リチャード・トーマス(クラス31)
- アラン・ビーン
- フレデリック・グレゴリー(クラス58)
- チャールズ・ボールデン
- ピア・ツート(クラス83)
- マーク・ケリー
- スコット・ケリー
- リチャード・ゴードン(クラス19)
- ウィリアム・マッコール(クラス101)
- スニータ・ウィリアムズ(1993年)
- ステファン・オズワルド
- ポール・ソール
- ジェームズ・ストックデール
関連項目
[編集]出典
[編集]- ^ Wilson, George (1992) (英語). Flying the Edge: The Making of Navy Test Pilots. Annapolis, Maryland, USA: US Naval Institute Press. pp. 271. ISBN 9781557509253
- ^ a b c “US Naval Test Pilot School - Rotary Wing Proqram Update by Craig R. Nixon”. fcc.vtol.org. 2019年1月8日閲覧。