ノート:丁岳
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丁岳の読み方について
丁岳の読み方について、この記事では「ひのとだけ」とされていますが、一部に「ひとのだけ」の読み方が散見されています。 まず、新版 漢語林の丁の項目の難読欄に、丁岳(嶽)の読みとしてひとのだけが記載されています。これは新漢語林においても残っているため、少なくともこの辞書においては正しい読みとされています。 由利本荘市観光協会の丁岳登山のページでは少し前までひとのだけとされていました。これに関しては問い合わせたところ誤りであるとされたようで、現在はひのとだけに変更されています。 また、Wikipediaにおいては、索引ではひとのだけになっている他、過去に存在した丁岳山地の記事ではひとのだけさんちとされていました。(Weblio辞書で確認) 以上のものがすべて文字顚倒による誤りの可能性はありますが、どちらが正しいのか一考する余地はあると思います。そのため、可能であれば付近に住んでいる利用者の方などに関連するような書籍を確認してもらい、ひとのだけ表記が他に存在しないのか、どちらが正しいのかを確認していただきたいです。 結果が確定するまでは両表記を併記するか、索引と記事をどちらか片方に合わせた方が良いと思います。--㌧ネル(会話) 2024年11月28日 (木) 10:54 (UTC)
- 情報 オンラインで確認可能な典拠をいくつか挙げます。
- 国土地理院の2万5千分1地形図「丁岳」(2022年発行)の読みは、国立国会図書館が付けた書誌情報によると、「ヒノトダケ」となっています。
- 国土地理院サイトおよび地理院地図でも「ひのと」表記で、建設省時代の同院地図管理部発行の『標準地名集:自然地名 増補改定版』(1981年)でも同様です。
- 山田哲郎、横山厚夫 著『青空と輝く残雪の山々』(1987年)では、「丁岳」の読みを含め、山名の由来について考察されています。
- 渡辺光 等編『日本地名大事典』第6巻 (東北),朝倉書店,1967の「丁岳山地」の項も「ひのとだけさんち」表記です。
- 『秋田県地誌 : 郷土教育資料』(秋田県教育研究所、1969年)にも「
丁岳 山地」とあります。 - 川崎精雄 著『静かなる山 続』(1980年)の「丁岳」の章にも「この山、“ひのとだけ”と読む。」とはっきり書いてあります。
- よって、「丁岳」の標準的な読みは「ひのとだけ」が正しいものと推察されます。「ひとのだけ」も探しましたが、見つかりませんでした。読みは「ひのとだけ」で確定でしょう。--Doraemonplus(会話) 2024年11月28日 (木) 13:07 (UTC)