立憲民主党の派閥
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ここでは日本における立憲民主党の派閥、グループについて記述説明する。
概要
現在の主要派閥、グループと今後の展望
太字の人物は党所属の現職議員。
名称 | 通称 | 会長 | 勢力 | 衆院 | 参院 | 備考 | 先代会長 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
国のかたち研究会 | [注 1] | 菅グループ菅直人 | 27[注 2] | 21 | 6 | 日本新党・さきがけ・社民連から合流した旧民主党左派や、民改連出身議員などを母体としているグループ。 | 江田五月[注 3] |
自誓会 | 階グループ | 階猛 | 7[注 4] | 6 | 1 | 1998年の民主党発足以降に初当選した「第3世代」を中心としたグループ。 民進党時代は細野派と呼ばれ、掛け持ちが原則禁止の派閥であった。 |
細野豪志[注 5] |
サンクチュアリ | 赤松グループ | 赤松広隆[注 6] | 31[注 7] | 14 | 17 | 2012年9月民主党代表選挙で赤松を支持した議員らで構成されたグループ。 旧立憲民主党では中心派閥として影響力を及ぼした。 |
横路孝弘[注 8] 近藤昭一[注 9] |
花斉会 | 野田グループ | 藤村修[注 10] | 13[注 11] | 10 | 3 | 松下政経塾や、日本新党・新進党・社会保障を立て直す国民会議出身議員などを中心とするグループ。 ルーツが重なる前原等の凌雲会と共同歩調を取った歴史がある。 |
野田佳彦[注 12] |
直諫の会 | 重徳和彦 | 13[注 13] | 13 | 0 | 当選回数4回以下の議員により作られた派閥。 結いの党・改革結集の会・社会保障を立て直す国民会議を母体とする。 |
- | |
小選挙区で勝つ会 | 小勝会 | 岡田克也 | 12[注 14] | 12 | 0 | 旧立憲会派内グループ無所属フォーラムを母体とするグループ。 | - |
旧自由党グループ | 小沢グループ | 小沢一郎 | 13[注 15] | 9 | 4 | 自由党出身議員を中心としたグループ。 民主党政権時代は最大派閥として影響力を及ぼした。 |
- |
社会民主主義フォーラム | 社民フォーラム | 吉田忠智 | 2 | 1 | 1 | 社会民主党から移籍した国会議員2名、および地方議員約150名で構成される。 | - |
計 | 152 | 109 | 43 |
この他、旧国民民主党出身の議員らが泉健太を会長にすえた新グループ「新政権研究会」の設立を目指している。[1]。
脚注
注釈
- ^ 自由民主党における相似する通称の派閥横断グループがあるため、菅直人グループと区別されることもある。
- ^ 所属議員の石橋、逢坂、大河原、佐々木、田嶋、中谷、白、堀越、横光、が他のグループを掛け持ちしている。
- ^ 設立当初は代表幹事として就任。(後に座長に変更)
- ^ 小宮山、牧は小沢グループから参加している。
- ^ 会長辞任後は、代表幹事の黄川田が当会を取り仕切っていた。
- ^ 2021年の総選挙の不出馬を宣言している。
- ^ 所属議員の石橋、逢坂、大河原、佐々木、白、横光が菅グループを掛け持ちしている。
- ^ 当会のルーツの一つである新政局懇談会会長。
- ^ 当会のルーツの一つであるリベラルの会会長。(名称としては代表世話人である。)
- ^ 既に政界引退しており、現職議員である設立者の野田佳彦と会長代行の長浜博行がその役割を果たしている。
- ^ 党会派内無所属議員の古本がグループに参加している。
- ^ 現会長の藤村に禅譲後も設立者として影響力を保つ。
- ^ 所属議員のうち、伊藤、中谷、堀越が他のグループを掛け持ちできる特別会員として参加している。また、党会派内無所属議員の柿沢が正会員として参加している。
- ^ 伊藤、田嶋が他のグループを掛け持ちしている。
- ^ 所属議員の小宮山、牧は階グループにも参加している。
出典
- ^ “立憲民主で新グループ続々 枝野氏1強の党内力学に変化?”. 毎日新聞. (2021年2月26日) 2021年3月2日閲覧。