ディス・ハウス・イズ・ノット・フォー・セール
『ディス・ハウス・イズ・ノット・フォー・セール』 | ||||
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ボン・ジョヴィ の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 2015年-2016年 | |||
ジャンル |
スタジアム・ロック ポップ・ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | アイランド・レコード | |||
プロデュース |
ジョン・シャンクス ジョン・ボン・ジョヴィ (Co-Produced) | |||
ボン・ジョヴィ アルバム 年表 | ||||
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ミュージックビデオ | ||||
「This House Is Not For Sale」 - YouTube 「Knockout」 - YouTube 「Labor Of Love 」 - YouTube 「Born Again Tomorrow」 - YouTube 「When We Were Us」 - YouTube 「Walls」 - YouTube |
『ディス・ハウス・イズ・ノット・フォー・セール』(This House Is Not For Sale)はアメリカのロックバンド、ボン・ジョヴィ14枚目のスタジオ・アルバム。2016年11月4日にユニバーサルミュージックから発売された。
解説
前作『バーニング・ブリッジズ』から3年ぶりのスタジオ・アルバム。リッチー・サンボラが事実上バンドから脱退[1] してから初のスタジオ・アルバムであり、サポート・メンバーとして参加していたヒュー・マクドナルドとフィル・Xが正式にメンバーとして昇格した。プロデューサーには『ハヴ・ア・ナイス・デイ』から前作『ホワット・アバウト・ナウ』までプロデュースを手掛けているジョン・シャンクスを迎え入れ[2]、 2016年5月25日に公式サイトにて「THE ALBUM IS DONE!(訳:アルバムは完成した)」と発表した。[3] 先行シングルは8月12日にはタイトルナンバー「ディス・ハウス・イズ・ノット・フォー・セール」、9月9日には「ノックアウト」、9月23日には「レイバー・オブ・ラヴ」、10月7日には「ボーン・アゲイン・トゥモロウ」がシングルとして発売され、2018年2月23日には「ホエン・ウィー・ワー・アス」と「ヴォールズ」を収録したリイシュー盤が配信限定で発売された。[4]
反響
本作はBillboard 200で12万9千セットの売上を記録し『ワイルド・イン・ザ・ストリーツ』から11作連続トップ10入り、『ロスト・ハイウェイ』から4作連続、通算6作目の首位を獲得し、[5] 日本のオリコンでも最高6位を記録した。[6] その後2018年のアルバムツアーのチケットとセットで発売されたことで15ヵ月ぶり2度目のBillboard 200首位を獲得した。トップ200圏外から首位に再登場したのはクリス・ステイプルトンやプリンスのアルバムに続いて史上3枚目である。[7]
収録曲
通常版
# | タイトル | 作詞・作曲 | 時間 |
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1. | 「ディス・ハウス・イズ・ノット・フォー・セール」(This House Is Not for Sale) | ジョン・ボン・ジョヴィ、ジョン・シャンクス、ビリー・ファルコン | |
2. | 「リヴィング・ウィズ・ザ・ゴースト」(Living With the Ghost) | ボン・ジョヴィ | |
3. | 「ノックアウト」(Knockout) | ボン・ジョヴィ、シャンクス | |
4. | 「レイバー・オブ・ラヴ」(Labor of Love) | ボン・ジョヴィ、シャンクス、ファルコン | |
5. | 「ボーン・アゲイン・トゥモロウ」(Born Again Tomorrow) | ボン・ジョヴィ、シャンクス、ファルコン | |
6. | 「ローラー・コースター」(Roller Coaster) | ボン・ジョヴィ、クリス・デステファノ、アシュリー・ゴーリー | |
7. | 「ニュー・イヤーズ・デイ」(New Year's Day) | ボン・ジョヴィ、ファルコン | |
8. | 「ザ・デヴィルズ・イン・ザ・テンプル」(The Devil's in the Temple) | ボン・ジョヴィ、ファルコン | |
9. | 「スカーズ・オン・ディス・ギター」(Scars on This Guitar) | ボン・ジョヴィ、ブレット・ジェイムズ、ファルコン | |
10. | 「ゴッド・ブレス・ディス・メス」(God Bless This Mess) | ボン・ジョヴィ | |
11. | 「リユニオン」(Reunion) | ボン・ジョヴィ | |
12. | 「カム・オン・アップ・トゥ・アワ・ハウス」(Come On Up to Our House) | ボン・ジョヴィ、シャンクス | |
合計時間: |
北米デラックス版 (North American deluxe version)
# | タイトル | 作詞・作曲 | 時間 |
---|---|---|---|
13. | 「リアル・ラヴ」(Real Love) | ボン・ジョヴィ、ファルコン | |
14. | 「オール・ヘイル・ザ・キング」(All Hail the King) | ボン・ジョヴィ、デステファノ、ゴーリー | |
15. | 「ウィ・ドント・ラン」(We Don't Run) | ボン・ジョヴィ、シャンクス | |
合計時間: |
ドイツ・日本デラックス版 (German,Japanese version and Target)
# | タイトル | 作詞・作曲 | 時間 |
---|---|---|---|
13. | 「リアル・ラヴ」(Real Love) | ボン・ジョヴィ、ファルコン | |
14. | 「オール・ヘイル・ザ・キング」(All Hail the King) | ボン・ジョヴィ、デステファノ、ゴーリー | |
15. | 「ウィ・ドント・ラン」(We Don't Run) | ボン・ジョヴィ、シャンクス | |
16. | 「アイ・ウィル・ドライヴ・ユー・ホーム」(I Will Drive You Home) | ボン・ジョヴィ、ファルコン、ルーク・レアード | |
17. | 「グッドナイト・ニューヨーク」(Goodnight New York) | ボン・ジョヴィ、シャンクス、ファルコン | |
18. | 「タッチ・オブ・グレイ」(Touch of Grey) | ボン・ジョヴィ、ファルコン、ジェイムズ |
インターナショナル・デラックス版(International deluxe version (bonus tracks))
# | タイトル | 作詞・作曲 | 時間 |
---|---|---|---|
13. | 「リアル・ラヴ」(Real Love) | ボン・ジョヴィ、ファルコン | |
14. | 「オール・ヘイル・ザ・キング」(All Hail the King) | ボン・ジョヴィ、デステファノ、ゴーリー | |
15. | 「ウィ・ドント・ラン」(We Don't Run) | ボン・ジョヴィ、シャンクス | |
16. | 「アイ・ウィル・ドライヴ・ユー・ホーム」(I Will Drive You Home) | ボン・ジョヴィ、ファルコン、ルーク・レアード | |
17. | 「グッドナイト・ニューヨーク」(Goodnight New York) | ボン・ジョヴィ、シャンクス、ファルコン | |
合計時間: |
ウォルマート版(Walmart (exclusive bonus tracks))
# | タイトル | 作詞・作曲 | 時間 |
---|---|---|---|
13. | 「リアル・ラヴ」(Real Love) | ボン・ジョヴィ、ファルコン | |
14. | 「オール・ヘイル・ザ・キング」(All Hail the King) | ボン・ジョヴィ、デステファノ、ゴーリー | |
15. | 「ウィ・ドント・ラン」(We Don't Run) | ボン・ジョヴィ、シャンクス | |
16. | 「カラー・ミー・イン」(Color Me In) | ボン・ジョヴィ、ファルコン | |
合計時間: |
リイシュー版[8](2018 reissue (bonus tracks))
# | タイトル | 作詞・作曲 | 時間 |
---|---|---|---|
1. | 「ホエン・ウィー・ワー・アス」(When We Were Us) | ボン・ジョヴィ、シャンクス | |
2. | 「ウォールズ」(Walls) | ボン・ジョヴィ、シャンクス | |
合計時間: |
制作
- ジョン・ボン・ジョヴィ - リード・ボーカル
- デヴィッド・ブライアン - ピアノ、キーボード、バッキング・ボーカル
- ティコ・トーレス - ドラム、パーカッション
- ヒュー・マクドナルド - ベース、バッキング・ボーカル
- フィル・X - リード・ギター、スティールギター、 バッキング・ボーカル
- ジョン・シャンクス - リズムギター、バッキング・ボーカル
ツアー
今作もアルバムツアーが名称を『ディス・ハウス・イズ・ノット・フォー・セール・ツアー』(This House Is Not For Sale Tour)として行われた。主にツアーはアメリカやカナダの北米、ブラジル、チリ、アルゼンチンの南米、オーストラリアで行われ、2019年にはヨーロッパツアーも予定されている[9]。2018年には5年ぶりとなる日本公演が11月26日に東京ドーム、11月27日には京セラドーム大阪にて行われ[10]、東京ドームで行われた45回目のスタジアム公演で洋楽アーティストにおける記録を更新した[11]。
ライヴ・フロム・ザ・ロンドン・パラディウム
本作の発売前にニュージャージー、ロンドン、トロント、ニューヨークの4都市でアルバム全曲を披露するという趣旨のツアーで、その内の10月10日に行われたロンドン公演の模様が2017年に「ディス・ハウス・イズ・ノット・フォー・セール (ライヴ・フロム・ザ・ロンドン・パラディウム)」として発表されている。
脚注
- ^ “ボン・ジョヴィのジョン・ボン・ジョヴィ、リッチー・サンボラの脱退を明かす”. rockinon.com (2014年11月15日). 2018年3月17日閲覧。
- ^ “ボン・ジョヴィ、待望のニュー・アルバムは10月にリリース。新曲早くも解禁!”. UNIVERSAL MUSIC JAPAN (2016年8月16日). 2018年3月17日閲覧。
- ^ “THE ALBUM IS DONE!-BonJovi.com”. Bon Jovi Official Site (2016年5月25日). 2018年3月17日閲覧。
- ^ “新曲リリース!”. UNIVERSAL MUSIC JAPAN (2018年2月23日). 2018年5月2日閲覧。
- ^ “【米ビルボード・アルバム・チャート】ボン・ジョヴィが6作目の1位、アリシアやザ・チェインスモーカーズの新作がTOP10初登場”. Billboard Japan (2016年11月16日). 2018年5月2日閲覧。
- ^ “ディス・ハウス・イズ・ノット・フォー・セール(デラックス・エディション)”. Oricon (2016年11月14日). 2018年5月2日閲覧。
- ^ “全米アルバム・チャート、ボン・ジョヴィが1位に再登場”. BARKS (2018年3月5日). 2018年5月2日閲覧。
- ^ 表記している合計時間は通常版のものであり、デラックス版の場合は合計時間は77分である。
- ^ “THE THIS HOUSE IS NOT FOR SALE TOUR HEADS TO EUROPE IN SUMMER 2019”. Bon Jovi Official Site (2018年10月29日). 2018年11月29日閲覧。
- ^ “ボン・ジョヴィ、11月に来日公演が決定”. BARKS (2018年6月25日). 2018年6月25日閲覧。
- ^ “ボン・ジョヴィ45回目、日本のスタジアム公演1位”. 日刊スポーツ (2018年11月27日). 2018年11月29日閲覧。