平良修
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平良 修(たいら おさむ、1931年 - )は、沖縄県宮古島出身の日本基督教団の牧師である。
太平洋戦争末期の1944年、旧制宮古中学1年のとき台湾に疎開し、翌年敗戦を迎える。1945年、宮古島に帰島し宮古中学(後の新制宮古高校)に復学。1948年宮古島で国中寛一(くになかかんいち)牧師より受洗しキリスト教信仰に入る。その後、琉球大学英文科、東京神学大学、国際基督教大学、ピーボディ大学(米国・テネシー州ナッシュビル)などで学ぶ。沖縄キリスト教団上地教会牧師、沖縄キリスト教短期大学学長、日本基督教団佐敷教会牧師を経て現在は日本基督教団うふざと伝道所牧師を務める。2018年から日本基督教団沖縄教区総会議長も務める[1][2]。
1966年11月2日、当時34歳でアンガー第五代琉球列島高等弁務官就任式に祈祷牧師として招かれ、「神よ、願わくば最後の弁務官たらしめよ」と祈り[3]、注目を集めた[4][5]。琉球列島高等弁務官は米国の施政権下にあった当時の沖縄において絶対的な権限を有する最高権力者であった。
脚注
- ^ 『沖縄にこだわりつづけて』新教出版社、2002年、著者紹介。
- ^ 『こころの時代・イエスと歩む沖縄』NHK教育テレビ、2014年12月22日放送
- ^ 沖縄手帳社発行の手帳で11月2日の歴史イベントとして記載。
- ^ https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1029192.html 琉球新報
- ^ https://digital.asahi.com/articles/ASMCP5TVTMCPUEHF00B.html 朝日新聞