PENTAGRAM
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PENTAGRAM | |
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呼称 | PGM |
ゲーム | |
創設 | 2012年 |
所在地 | 日本 |
運営法人 | y’s agency株式会社 |
パートナー | |
ウェブサイト |
pentagram |
PENTAGRAM(ペンタグラム、略称:PGM)は、League of Legendsにおいて活動中のプロゲーミングチームである[1]。2012年に設立された「Rampage」を前身として、2018年1月にチーム名を「PENTAGRAM」に変更した。LJLで3連覇するなど[2]、日本のLeague of Legendsシーンで代表的なチームである。
概要
Rampageは2012年9月にMizu Russian (Hiroki Nakamura) により、「myRevengeRampage」を前身に設立。初期のメンバーはyuansama、meromeron (Kiichi Watanabe)、ponichan、Harakiri Boy (Envy)、Aotaka (Takuya Fujita) など。 2014年1月に Ozone Gaming Gearがスポンサーになったことで、「Ozone Rampage」に名称を変更。2015年12月にOzoneとの契約終了に伴い、チーム名を「Rampage」に[3]。
2018年1月、グッズ作成に伴う商標登録等の問題解決を図るために、チーム名を「PENTAGRAM」に変更することを発表した[4]。新たなチーム名「PENTAGRAM」は、以前の「RAMPAGE」の各文字がすべて含まれている。また同時にホームページの変更、LJL2018年ロースターの変更、新たなスポンサー契約の発表を行った。
在籍選手
- 2018年4月11日現在
League of Legends
出身国 | 別名 | 本名 | 位置 |
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Paz | 佐々木 四郎(ささき しろう、Shiro Sasaki)[5] | トップ | |
Once | ジャン・セヨン(장세영、Jang Se-yeong) | ジャングル | |
Ramune | 小澤 統(おざわ おさむ、Osamu Ozawa)[6] | ミッド | |
YutoriMoyasi | 野口 悠太 (のぐち ゆうた、Yuta Noguchi)[6] | ADC | |
Gaeng | ヤン・グワンユ(양광유、Yang Gwang-yu) | サポート |
成績
- 2012年
- 第4回 振興大会 1位
- 新年トーナメント 1位
- 2013年 [2]
- LJC ROCCAT&MSI CUP 1位
- JCG Premier League season4 2位
- World Cyber Gaming Japanese Qualify Spot 1位
- JCG Premier League Final 3位
- 2014年 [2]
- JCG Premier Winter Season1 2位
- LJL Winter Season 2位
- LJL Spring Season 3位
- LJL Summer Season 3位
- 2015年 [2]
- LJL Season1 4位
- JCG Premier League Spring Season 1位
- LJL Season2 1位
- LJL Grand Championship Final 2位
- JCG Premier League Summer Season 1位
- 2016年 [2]
- LJL Spring Split Final 2位
- StarLadder i-league INVITATIONAL 2位
- LJL Summer Split 優勝
- International Wildcard Qualifier (IWCQ) 2016 5位
- 2016 IEM出場
- 2017年 [2]
- LJL 2017 Spring Split 優勝(2連覇)
- LJL 2017 Summer Split 優勝(3連覇)
スポンサー・パートナーシップ
- スポンサー[7]
- G-Tune(株式会社マウスコンピューター)
- AKRACING(テックウインド株式会社)
- THE BAGMANIA(株式会社ヤマニ)
- 株式会社ヤマニ
- ふじざくら命水(富士桜命水株式会社)
- BATTERY(Sinebrychoff社)
- パートナーシップ[7]
事件
2017年12月7日、Rampage関係者藤田拓也は、同チーム所属選手だったDara選手に対して、強制的に在留カードの提出を求め、一時的にDara選手を在留カードの携帯義務違反の状況にさせた[8]。また、藤田は同チーム所属選手だったTussle選手に対しても、在留資格更新手続きの妨害(情報提供の協力の拒絶、虚偽の情報の付与)を行い、Tussle選手も在留カードの携帯義務違反の状況に陥った。また同チーム関係者中村洋樹は、Dara選手の新たな所属先に対して、在留カードがPentagramの所有物という主張を強弁し、藤田氏の行動を追認した。
これらの行動は、不道徳等の慣習的な基準に反すると運営チームがみなす行為を禁じた、LJL公式ルール第10.2.10条に違反している。LJLは、PENTAGRAMチームに「LJL 2018 春スプリットWeek 1から5での各マッチにおいて各1ゲーム没収」というペナルティが科され、PENTAGRAM関係者藤田、中村に「LJLおよびLJL CSへの出場停止(リーグ開催期間3ヶ月間)」、またRampage(現PENTAGRAM)所属選手だったDara選手、Tussle選手に対し、2月5日付で口頭での警告がされた[8]。(eスポーツニュースサイトnegitakuでは、選手に対しての口頭での警告はあくまで形式上のものに近いと言及されている[9]。)
2月7日、PENTAGRAMはペナルティに対するお詫びを発表した[10]。発表された文章では、今回の件の原因については、「お互いの齟齬がもたらしたもの(文中より引用)」と述べている。
5月3日、SCARZ Burning Coreに移籍し選手兼コーチとして活動していたDara選手は引退を表明。Dara選手はこの件を巡るPentagram(当時Rampage)の対応によりプレーがままならないほどの精神的苦痛を受け薬を服用していること、LJL1部に昇格したもののPentagram関係者と対面することになる事実に恐怖を感じ引退を決意したと述べている[9][11]。
脚注
- ^ “lolrampage Rampage”. Rampage. 2018年3月21日閲覧。
- ^ a b c d e f “Rampage About”. Rampage. 2018年3月3日閲覧。
- ^ “Ozone Gaming Gearスポンサー契約終了”. Rampage (2015年12月16日). 2018年3月21日閲覧。
- ^ “プロゲーミングチーム「Rampage」がチーム名を「PENTAGRAM」に変更”. 4Gamer.net (2018年1月12日). 2018年3月3日閲覧。
- ^ “PAZ - DOT ESPORTS”. Dot Esports. 2018年4月11日閲覧。
- ^ a b “LoL日本代表「僕らが活躍すれば」eスポーツの命運を握る若きチーム。”. Sports Graphic Number Web (2017年9月24日). 2018年4月11日閲覧。
- ^ a b “ペンタグラム スポンサー”. PENTAGRAM. 2018年3月3日閲覧。
- ^ a b “LJL参加チームおよび関係者に対するペナルティについて”. League of Legends Japan League (2018年2月5日). 2018年3月3日閲覧。
- ^ a b 「LoL日本プロリーグで4度の王者となった韓国・Dara選手が引退を発表、元所属チームの妨害行為による精神的苦痛でプレー継続が困難に」『Negitaku.org esports』。2018年5月4日閲覧。
- ^ “LJL参加チームおよび関係者に対するペナルティーについてのお詫び”. PENTAGRAM (2018年2月7日). 2018年3月3日閲覧。
- ^ “Dara選手、引退。” (日本語). Burning Core. (2018年5月3日) 2018年5月4日閲覧。