内田すずめ
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内田すずめ | |
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国籍 | 日本 |
出身校 | 筑波大学芸術専門学群デザイン専攻、渋谷教育学園渋谷中学校・高等学校 |
公式サイト |
内田 すずめ(うちだ すずめ)は現存する日本の画家。
作風
- 希望と絶望が同居した作品群である。 『私は魂の鳴き声に耳を傾ける。 救われたい救いたい、許されたい許したい、愛されたい愛したい。 それはどんなに絶望しても希望を見つけ出そうとする、生への欲望である。 私は諦めない。 いつか絶望が希望に抱き締められて空へ昇ることを。 素晴らしい日々を過ごしたと最後に思えることを。』[1]
- 女性像、自画像を多く描いている。
『女性の描く女性像というのは、自分を投影するところが多く、自分の分身や、鏡としての意味合いが大きい気がします。』[2] - 近作はSNS等で高い人気を得るアイコン的な人物(たなか、街子、七菜乃、等)をモデルにした作品が続く。
人物
- 過去に拒食症になっている。その経験から出来た幽霊画が「拒食と自爆」(紙、鉛筆、木炭/2014年)。『拒食症。死ぬほど食べたいのに太ることが怖くて食べられない。ならば小腸を食いちぎって栄養を吸収できない肉体にしよう。私があの頃死んでいたら、そんな幽霊になっていたはずだ。』とコメントしている。[3]
- 2013年頃より粉川江里子、山本大貴の絵画モデルを務めることで、その名が美術界に認知されて行く事となった。自身の絵画における表現技法も山本の影響が特に強い。
- コメントが怖い。「ゆびきり」という作品では『ゆびきりげんまん 嘘ついたら あなたを殺して私も死ぬ』とコメントしている。[4]
- 病気で髪の毛が抜け続けたトラウマを作品にしている:「病変」(自身の髪の毛を使用した立体作品/2015年)
展示・受賞
2017年
- ヨウジヤマモトオムの2018ssコレクションでコラボレーション(パリコレクション)
2016年
- 個展「内田すずめ展 ラストリゾート」美岳画廊(東京)
- 公募展「第2回ホキ美術館大賞展」ホキ美術館(千葉)
- グループ展「わたしの中の『デロリ』」秋華洞(東京)
- グループ展「NEO JAPONISM」あべのハルカス近鉄本店(大阪)
- 海外アートフェア「SINGAPORE ART APART FAIR 7th EDITION」すみれ画廊(東京)
- 第2回ホキ美術館大賞入選、公式図録vol.7に作品掲載
- 小説「邪し魔」(友成純一著・河出書房新社)に装画提供
2015年
- グループ展(銀座Xmasアートフェスタ)「真冬の幽霊画展」秋華洞(東京)
- グループ展「シブヤスタイルvol.9」西武渋谷美術画廊(東京)
- グループ展「現在幽霊画展」TAV GALLERY(東京)
- グループ展「わたしの中の村上春樹展」銀座ギャラリー枝香庵(東京)
2014年
- 個展「内田すずめ作品展 swan dive」美岳画廊(東京)
- 「幽霊画展2014」大賞受賞