コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

内田すずめ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Qawsedtupl (会話 | 投稿記録) による 2017年10月7日 (土) 20:26個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

内田すずめ
国籍 日本の旗 日本
出身校 筑波大学芸術専門学群デザイン専攻、渋谷教育学園渋谷中学校・高等学校
公式サイト
テンプレートを表示

内田 すずめ(うちだ すずめ)は現存する日本の画家

ファイル:拒食と自爆.jpg
「拒食と自爆」紙、鉛筆、木炭/2014年/作家自身が拒食症になった経験から生まれた幽霊画
ファイル:病変.jpg
「病変」自身の髪の毛を使った立体作品/2015年
ファイル:紫苑のこと.jpg
「紫苑のこと」紙、鉛筆/2014年
ファイル:Suzumeuchida yohjiyamamoto18ss.jpg
ヨウジヤマモトオム18SS×内田すずめコラボ

作風

  • 希望と絶望が同居した作品群である。 『私は魂の鳴き声に耳を傾ける。 救われたい救いたい、許されたい許したい、愛されたい愛したい。 それはどんなに絶望しても希望を見つけ出そうとする、生への欲望である。 私は諦めない。 いつか絶望が希望に抱き締められて空へ昇ることを。 素晴らしい日々を過ごしたと最後に思えることを。』[1]
  • 女性像、自画像を多く描いている。
    『女性の描く女性像というのは、自分を投影するところが多く、自分の分身や、鏡としての意味合いが大きい気がします。』[2]
  • 近作はSNS等で高い人気を得るアイコン的な人物(たなか、街子、七菜乃、等)をモデルにした作品が続く。

人物

  • 過去に拒食症になっている。その経験から出来た幽霊画が「拒食と自爆」(紙、鉛筆、木炭/2014年)。『拒食症。死ぬほど食べたいのに太ることが怖くて食べられない。ならば小腸を食いちぎって栄養を吸収できない肉体にしよう。私があの頃死んでいたら、そんな幽霊になっていたはずだ。』とコメントしている。[3]
  • 2013年頃より粉川江里子、山本大貴の絵画モデルを務めることで、その名が美術界に認知されて行く事となった。自身の絵画における表現技法も山本の影響が特に強い。
  • コメントが怖い。「ゆびきり」という作品では『ゆびきりげんまん 嘘ついたら あなたを殺して私も死ぬ』とコメントしている。[4]
  • 病気で髪の毛が抜け続けたトラウマを作品にしている:「病変」(自身の髪の毛を使用した立体作品/2015年)

展示・受賞

2017年

  • ヨウジヤマモトオムの2018ssコレクションでコラボレーション(パリコレクション)

2016年

  • 個展「内田すずめ展 ラストリゾート」美岳画廊(東京)
  • 公募展「第2回ホキ美術館大賞展」ホキ美術館(千葉)
  • グループ展「わたしの中の『デロリ』」秋華洞(東京)
  • グループ展「NEO JAPONISM」あべのハルカス近鉄本店(大阪)
  • 海外アートフェア「SINGAPORE ART APART FAIR 7th EDITION」すみれ画廊(東京)
  • 第2回ホキ美術館大賞入選、公式図録vol.7に作品掲載
  • 小説「邪し魔」(友成純一著・河出書房新社)に装画提供

2015年

  • グループ展(銀座Xmasアートフェスタ)「真冬の幽霊画展」秋華洞(東京)
  • グループ展「シブヤスタイルvol.9」西武渋谷美術画廊(東京)
  • グループ展「現在幽霊画展」TAV GALLERY(東京)
  • グループ展「わたしの中の村上春樹展」銀座ギャラリー枝香庵(東京)

2014年

  • 個展「内田すずめ作品展 swan dive」美岳画廊(東京)
  • 「幽霊画展2014」大賞受賞

脚注

  1. ^ Suzume UCHIDA biography”. Suzume UCHIDA paintings. 2017年4月30日閲覧。
  2. ^ 月刊アートコレクターズ2015年9月号から引用
  3. ^ 拒食と自爆”. 公式ツイッター. 2017年2月27日閲覧。
  4. ^ 秋華洞カタログ誌 Vol.51から引用

外部リンク

');