ボルノ州
表示
- ボルノ州
- 州の愛称: 平和の家
-
国 ナイジェリア 州都 マイドゥグリ 設置日 1976年2月3日 公用語 英語 面積 70,898 km² (2位) 人口
-1991年 国勢調査
-2005年 推計12位
2,596,589 人
4,588,668 人州知事
(一覧)アリ・モドゥ・シェリフ (ANPP) ISO 3166-2:NG NG-BO
ボルノ州 (Borno State) は、ナイジェリア北東部の州である。州都はマイドゥグリ(現地ではイェルワと呼ばれる)。
歴史
この地域はカヌリ族が支配し、伝統的な統治体制が持続していたアフリカの中でも数少ない地域で、以前のカネム・ボルヌ帝国の首長が1000年に渡って統治者であった。21世紀の今日でも首長は存続しており、地域政府の顧問である。
今の支配者層(政府)はイギリスの援助を得て19世紀初期に既存勢力を制圧、1905年に今の州都マイドゥグリに都を置いた。
1960年のナイジェリア独立後も、1967年に12州制になるまで自治を行っていた。 1976年、北東部州の分割により設立。1991年に西部がヨベ州に分割された。
2000年代にはいると、イスラム系反政府組織ボコ・ハラムがボルノ州を拠点に勢力を拡大。2013年5月には、ボコ・ハラムが政府に対して宣戦布告を宣言したことにより非常事態宣言が布かれ、政府軍と反政府側で交戦が行われた[1]。
関連項目
参考文献
- Aborisade, Oladimeji; Mundt, Robert J. Politics in Nigeria, Longhorn (2002) New York
- ^ “ナイジェリア軍、イスラム過激派拠点を空爆 死者多数か”. AFPBB News (フランス通信社). (2013年5月18日) 2013年5月18日閲覧。