自由主義史観
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自由主義史観(じゆうしゅぎ-しかん)とは、藤岡信勝・東大教授(当時)の提唱した歴史検証法。その批判対象を「自虐史観」と呼称する。
提唱者や支持者は「大東亜戦争肯定史観」にも「東京裁判史観」・「コミンテルン史観」にも与しない立場を取っているとしているが、反対論者は「歴史修正主義」・「新皇国史観」と批判している。
なお、野放しの自由や民主主義を肯定してはいない。むしろ責任の伴った自由・民主主義・人権を意味する「自由主義」を肯定している。(例えば八木秀次の『反「人権」宣言』など)。
自由主義史観に立った「新しい歴史教科書市販本」や自由主義史観に肯定的な立場の「ゴーマニズム宣言」(小林よしのり著)がベストセラーとなった。
保守的な、伝統のある宗教団体が強く推奨し、産経新聞もこの歴史観を推奨している。文芸春秋社,小学館,幻冬舎,PHP,扶桑社(フジテレビ,サンケイグループ),展転社,飛鳥新社がこれに続く。逆に新興宗教や「日の丸」「君が代」に否定的な朝日新聞,日教組など革新派は強く非難している。
特色
日本の伝統文化を礎にした個と公のバランスを提唱する。 伝統文化を破壊するジェンダーフリー,反日主義の在日朝鮮、韓国人,中国人に批判的である。皇室典範改正問題でも女系天皇反対の立場から積極的に容喙している。
関連項目
外部リンク
- 教科書が教えない歴史(自由主義史観研究会の公式サイト)