名古屋市営バス中川営業所
名古屋市営バス中川営業所(なかがわえいぎょうしょ)とは、名古屋市中川区法華2丁目にある、名古屋市営バスの営業所。主に中川区、港区にエリアを持つ。
最寄の停留所は中川車庫前である。
現行路線
主担当
幹高畑1系統
- 地下鉄高畑~打出町~高杉町~惟信高校~多加良浦
旧〔137〕。もともとは地下鉄高畑と名古屋港/港車庫前を結んでいたのだが、1998年の再編で惟信高校で分断され、その北側が〔幹高畑1〕、東側が〔名港13〕になった。
幹線系統で、利用客も多いのだが、明徳橋~惟進高校間の道路事情[1]により、大型ノンステップバス充当は不可能な事から、全便ツーステップ車両で運行される。
幹神宮1系統
- [本]:神宮東門~千年~東海通~当知1丁目~多加良浦
- [支]:神宮東門~千年~東海通~当知1丁目~小西~河合小橋
- [出入1]:神宮東門~千年~東海通~当知1丁目~中川車庫前
- [出入2]:多加良裏~当知1丁目~中川車庫前
- [出](始発1便のみ):明徳橋→東海通→神宮東門
- [入](最終1便のみ):河合小橋→当知1丁目
旧番号時代は〔幹線9〕を名乗っていたが、支線の多い系統で上記に加えて多加良浦/河合小橋~港車庫前、さらに中川車庫前→東海通という設定も存在した。
[支]については新番号採用時に河合小橋行きの系統を分離(詳細は東海12系統の項を参照)したが、利用客の強い要望で〔神宮14〕として復活し、2004年の再編で吸収される形で現在に至っている。
ラッシュ時を除き、ほぼ全ての便でノンステップバスが充当される。
幹神宮2系統
- [本]神宮東門~六番町~中川車庫前~権野
- [折1]神宮東門~//~中川車庫前
- [折2]六番町バスターミナル~//~権野
- [折3]六番町バスターミナル~//~中川車庫前
- 旧[21]→[幹線10]。この系統は、当営業所初のバスロケーションシステムが採用された系統であり、現在のシステムは2代目である。また、昼間時は、[本]と[折1]と交互で15分間隔で運行されている。なお、[折2]と[折3]は、朝と夕方のみ運行される。
名駅19系統
名古屋駅から泥江町交差点を右折、そのまま江川線を南下して尾頭橋、そこから裏道を縫うようにして徐々に中川運河の左岸に近づき、昭和橋~東海橋は中川運河の左岸を通る。その後、東海橋で中川運河と別れ港区役所を目指す路線である。
旧〔129〕。もともとは中野橋から中川橋まで中川運河の左岸に沿って走っており、長い間中川橋の東詰にある名港線(当時は名城線)名港車庫の入口のところにあった中川橋北という停留所を終点としていた。
並行する系統の少ない、いわば隙間の需要を狙った系統といえなくもないのだが、営業係数は常にビリから数えたほうが早いくらいで〔6〕・〔名東区1〕とともに営業係数ワースト御三家をなしていた。
1996年の再編で中川橋北から名古屋港へ終点が変更になり、また車両もそれまでの大型車から中型車へ変更となった。
新系統番号採用時の再編で中川運河右岸を走っていた〔115〕が経路変更で名古屋港へ乗り入れてくることになったため、起終点がかぶるのを避けて港車庫前(当時)行きとなり、その後中野本町2~昭和橋を現行経路に変更して現在に至る。
名駅20系統
- [本]名古屋駅~六反小学校~五月通~中川車庫前~権野
- [支]名古屋駅~六反小学校~柳原橋~中川車庫前
栄22系統
旧〔147〕。2004年までは旧港営業所の管轄であった。旧番号時代は日比野~港車庫前(現:港区役所)は名港線の真上の道を通っていたが、新番号採用時の再編で〔138〕(浄心町~船方)が廃止になるため、その経路であった一番3を経由するように変更され、現在に至る。
栄23系統
- 栄~上前津~地下鉄八田~八王子町~中川車庫前
金山20系統
- 金山~八熊通~野立小学校~荒中町~権野
金山21系統
- [本]金山~尾頭橋~長良本町~荒子観音~高杉町~中川車庫前
- [支]金山~尾頭橋~長良本町~荒子観音~地下鉄高畑
高畑12系統
- 地下鉄高畑~中島橋~入場~善北町~多加良浦
高畑13系統
[本]はもともと〔17〕(現在の〔高畑12〕)の支線で、地下鉄高畑~中島橋~入場~善北町~惟信町~宝神荘~稲永スポーツセンターという経路であったが、1998年の再編で当時〔133〕(2代目)を名乗っていた[支](当時は地下鉄高畑~港車庫前(現港区役所))とまとめられて地下鉄高畑~稲永スポーツセンターという経路になる。
2001年の再編で[支]が〔港区〕という公共施設関連系統として復活。その後2004年の再編で[本]の終点を野跡駅に変更すると同時に〔港区〕を支線として取り込む。
2006年にJR八田駅南側の駅前広場が完成し、〔高畑15〕と共に乗り入れることになって現在の経路になる。[2]
最終1便のみ野跡駅→地下鉄高畑の区間運転が設定されている。
高畑14系統
- 地下鉄高畑~中島橋~中川車庫前~権野~南陽町~両茶橋
- 旧[21]。元々は、神宮東門発着であったものの、幹線系統化されるときに系統分離の上、地下鉄高畑発着に変更されたものである。
高畑16系統
- 地下鉄高畑~中島橋~入場~河合小橋
高畑18系統
- (循環)港区役所~武道館~南荒子駅~地下鉄高畑~松葉公園前~中野本町2丁目~六番町~港区役所
- [折返]港区役所~武道館~南荒子駅~地下鉄高畑
- この路線は、休日は[折返]のみの運行となる。平日と土曜日は、9時~16時の間のみ毎時3本(循環右回り(港区役所基準で毎時1分発)→循環左回り(毎時17分発)→[折返](毎時31分発)の順で1順すると、港区役所~武道館~地下鉄高畑間で上下2本に揃えるために港区役所→東海通間で30分、間隔が空く不規則なダイヤである。)
東海11系統
- [本]港区役所~東海通~本宮町~善北町~南陽大橋東~両茶橋
- [支]港区役所~東海通~本宮町~善北町~多加良浦
東海12系統
- [本]港区役所~東海通~当知1丁目~河合小橋
- [支]港区役所~東海通~当知1丁目~知多~両茶橋
- [支]港区役所~東海通~当知1丁目~知多~サンビーチ日光川
- [支]六番町~東海通~当知1丁目~河合小橋
- [出庫]港区役所←東海通←当知1丁目←中川車庫前
名港13系統
- [本]:港区役所~築地口~稲永町~名四十一屋~惟信町~多加良浦
- [支]:港区役所~稲永町~西稲永~宝神荘~惟信町~多加良浦
中川巡回系統
- 地下鉄高畑~上高畑1~万町~烏森駅南~松葉町1~長良橋~尾頭橋~八熊通~八幡小~中野本町2~中野橋~野立橋~小塚町~篠原橋通3~地下鉄高畑
港巡回系統
深夜2系統
- 栄~名古屋駅~名古屋駅(太閤通口)~中村区役所~中村公園~地下鉄岩塚~八田駅~地下鉄高畑
名古屋市営地下鉄東山線の終電後に出る系統。名古屋駅の太閤通口を通る唯一の系統である。
中・畑系統
- 出入庫(中~畑):地下鉄高畑~野田小~中川住宅~中島新町~中川車庫前
地高・高系統
- 幹高畑1[3]:高杉町→打出町→八王子町→地下鉄高畑
1996年の再編で〔53〕(現在の〔栄23〕)の支線である〔53イ〕(栄~上前津~地下鉄八田~地下鉄高畑~八王子町~高杉町)が栄~権野に変更され[4]、その結果切り捨てられた地下鉄高畑~八王子町~高杉町を残す意味で運行されている系統である。
典型的な免許維持路線で、高杉町を毎日6:10に出発する地下鉄高畑行き始発の1便のみの運行である。[5]
副担当
幹名駅2系統
浄心営業所を参照。
幹築地1系統
最終の野跡駅→港区役所行き1本のみを担当する[疑問点 ]エラー: タグの貼り付け年月を「date=yyyy年m月」形式で記入してください。間違えて「date=」を「data=」等と記入していないかも確認してください。。扱いとしては出入庫系統に近い。 詳細は鳴尾営業所を参照。
金山22系統
稲西営業所を参照。
金山25系統
港区役所が起終点となるバスは当営業所専属担当である。猪高営業所御器所分所を参照。
脚注
- ^ かなり狭い道が続き、一部区間では並行する互いに逆向きの一方通行の道を利用しているため、行き先によってバスの通る道が違う。また、当知住宅の停留所にいたっては、経路が全く違うことから、300mほどお互いに離れている。
- ^ このとき1998年の再編で廃止になった「上高畑」という停留所が8年越しで復活した。
- ^ 時刻表ではこの系統の欄に記載されているので便宜的にこの系統番号を使う
- ^ その後〔名駅21〕(名古屋駅~六反小~地下鉄八田~八田駅前~野田小~地下鉄高畑)となったが、2003年の再編で廃止された。
- ^ 旧〔53〕時代の時刻表には記述があった。1998年5月発行の時刻表にはそれらしき便は掲載されているもののはっきりとした記述がないので運行されていたかは不明。2001年3月発行の時刻表からは再び八王子町経由がはっきりと記述されている。なお、市バス全体の路線図には全く記載がない。