魔法先生ネギま!の登場人物
魔法先生ネギま!の登場人物(まほうせんせいネギま!のとうじょうじんぶつ)では、漫画・『魔法先生ネギま!』およびそのアニメ版などに登場するキャラクターについて説明する。
注意:以降の記述には魔法先生ネギま!に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
概要
本作品では、二つの社会にわたって多くの登場人物が存在する。一つは表の世界、すなわち我々の社会そのものである。日本に教師として赴任した主人公のネギ・スプリングフィールドは、魔法使いとしての正体を隠したままA組の31人の生徒と出会うことになる。生徒の多数は一般人であるが、ネギの正体を知ってしまうものもおり、魔法使いの世界に関わりをもつことになる。
もう一つは裏の世界、魔法使いの社会であり背景として魔法世界と呼ばれる異世界がある。麻帆良学園の教師・生徒の中にも、魔法使いが存在する。物語の中で大きな存在感を持つのが、かつてネギの父「サウザンド・マスター」に率いられ魔法世界の大戦を終結させた「紅き翼」である。ネギの生徒のなかで、とくに神楽坂明日菜とエヴァンジェリン・A・K・マクダウェルの二人は「サウザンド・マスター」との関係があり、断片的に語られる「紅き翼」の活躍と共に物語に謎を与えている。
主人公の詳細についてはネギ・スプリングフィールドを参照のこと。
ネギの生徒の詳細については個別の項目を参照のこと。
上記以外の人物は本項目で詳述する。
ネギと生徒たち
出席番号 | 氏名 | 声優 | 俳優 | 認知度 | (仮)契約 |
---|---|---|---|---|---|
(担任) | ネギ・スプリングフィールド | 佐藤利奈 | 柏幸奈 | A | (以下生徒) |
1 | 相坂さよ | 白鳥由里 | 西田麻衣 | B | |
2 | 明石裕奈 | 木村まどか | 山本真代 | X | |
3 | 朝倉和美 | 笹川亜矢奈 | 藍原みほ〔旧名:近藤未穂子〕 | B | ネギ |
4 | 綾瀬夕映 | 桑谷夏子 | 大瀬あみ | B | ネギ |
5 | 和泉亜子 | 山川琴美 | 藤本泉 | ||
6 | 大河内アキラ | 浅倉杏美〔旧名:山本杏美〕 | 滝川結貴 | B | |
7 | 柿崎美砂 | 伊藤静 | 大島あすみ | ||
8 | 神楽坂明日菜 | 神田朱未 | 若月さら | BX | ネギ |
9 | 春日美空 | 板東愛 | 長谷川静香 | A | ココネ |
10 | 絡繰茶々丸 | 渡辺明乃 | 三枝万莉 | A | エヴァ |
11 | 釘宮円 | 出口茉美 | 市川円香 | ||
12 | 古菲 | Hazuki〔旧名:田中葉月〕 | 岡本紗里 | B | |
13 | 近衛木乃香 | 野中藍 | 松永裕子 | B | ネギ |
14 | 早乙女ハルナ | 石毛佐和 | 渡辺あゆみ | B | ネギ |
15 | 桜咲刹那 | 小林ゆう | 市川春樹→西秋愛菜 | A | ネギ |
16 | 佐々木まき絵 | 堀江由衣 | 河瀬ゆり | ||
17 | 椎名桜子 | 大前茜 | 香山碧 | ||
18 | 龍宮真名 | 佐久間未帆 | 樹里 | A | (Kouki.T) |
19 | 超鈴音 | 大沢千秋→高本めぐみ | 渡辺けあき | A | |
20 | 長瀬楓 | 白石涼子 | 新井夕夏 | B | |
21 | 那波千鶴 | 小林美佐 | 谷本安衣 | ||
22 | 鳴滝風香 | こやまきみこ | 片岡沙耶 | ||
23 | 鳴滝史伽 | 狩野茉莉 | 山本真菜香 | ||
24 | 葉加瀬聡美 | 門脇舞以〔旧名:門脇舞〕 | 内田りりこ | A | |
25 | 長谷川千雨 | 志村由美 | 麻生夏子 | B | ネギ |
26 | Evangeline A. K. McDowell | 松岡由貴 | 桑江咲菜 | A | (茶々丸) |
27 | 宮崎のどか | 能登麻美子 | 和川未優〔旧名:和川美優〕 | B | ネギ |
28 | 村上夏美 | 相沢舞 | 椋木えり | B | |
29 | 雪広あやか | 皆川純子 | おおつか麗衣 | ||
30 | 四葉五月 | 井ノ上ナオミ〔現:井上直美〕 | 清水芽衣 | A | |
31 | Zazie Rainyday | 猪口有佳〔現:いのくちゆか〕 | 畠沢妙佳 |
「認知度」は漫画本編における魔法に対する認知度を示す(魔法の実在を知っているか否かが、ストーリーの本筋に関われるかどうかの重要な要素になっている)。
- A - 以前から魔法の実在を知っていた(魔法使い・魔法が使える)
- B - 劇中で魔法の実在を知った
- 無印 - 現時点で魔法の実在を知らない、もしくは不明(美空の様に魔法との関わりを隠している可能性もある)
- X - 過去に魔法と関係があったが、何らかの事情で忘れている
「(仮)契約」は漫画本編においてパートナー契約を結んだ相手の魔法使いを示す。なお、真名はKouki.Tと死別しており、エヴァは自身をマスター・茶々丸を従者とする契約をしている。
出席番号1番は名簿上は欠番となっている。
身長
クラス31人の身長はゲーム1時間目の設定によると以下のようになっている。平均は157.0cm。なお、横軸には出席番号を示す。
日本の14歳女性の平均身長は文部科学省の2005年度学校保健統計調査によれば156.8cmとなっており、上記の設定と近似している。ただし、同調査における標準偏差が5.27であるのに対し、3-Aクラスメイトでは13.9と高い数値になっている。
なお、単行本第1巻の巻末に、設定資料として身長表が掲載されている。
またプロポーションについても、バスト94cmの那波千鶴をはじめ80cmを超えるスーパー中学生クラスが半数を超える一方で、幼女にしか見えない鳴滝姉妹など多彩である。
座席表
机は2人1卓(1+2列目、3+4列目、5+6列目。椅子は1卓に3脚だが中央は空席)。相坂さよの席は表向きには空席になっている。鳴滝姉妹(風香・史伽)が席を交換している事がある[1][2]。
窓/教壇 | 1列目 | 2列目 | 3列目 | 4列目 | 5列目 | 6列目 |
---|---|---|---|---|---|---|
1段目 | さよ | 朝倉 | あやか | 桜子 | 風香 | まき絵 |
2段目 | 夏美 | 楓 | 亜子 | のどか | 刹那 | 釘宮 |
3段目 | アキラ | 史伽 | 超 | 美空 | 五月 | 那波 |
4段目 | 龍宮 | 柿崎 | 明日菜 | 木乃香 | 古菲 | 葉加瀬 |
5段目 | ザジ | ハルナ | 夕映 | 千雨 | 裕奈 | 茶々丸 |
6段目 | エヴァ |
(原作1巻の設定資料集に基づく)
成績
超鈴音(学年トップ)、葉加瀬聡美(同2位)、雪広あやか(同4位)といった学年トップクラスの生徒もいるものの、(高等部までエスカレーター進学なため)特に勉学意欲が低い生徒が集まっており、加えてバカレンジャー5人が足を引っ張っているため、クラス別成績は万年学年最下位だった。しかしネギの本採用が掛かった2年3学期末試験では、バカレンジャーの奮起などにより一躍学年トップの成績を収めた。3年進級後も1学期中間で学年3位、期末も超の離脱という痛手がありながら学年2位の成績を収めている。
- バカレンジャー
- 3-Aの中で成績が特に悪い下記5人のことを、クラスメイトがそう呼んでいる。原作では5人そろって敵と戦うことがないため、「~戦隊」は付かない(ただし、アニメ「ネギま!?」とドラマ版では「まほら戦隊」が付き、変身後のコスチューム姿も登場する)。
- バカブラック - 綾瀬夕映
- バカレッド - 神楽坂明日菜
- バカブルー - 長瀬楓
- バカイエロー - 古菲
- バカピンク - 佐々木まき絵
- 究極戦隊コウガマンや本家本元の電磁戦隊メガレンジャー同様、レッドではなくブラックの綾瀬夕映がリーダー。レッドの神楽坂明日菜が一番成績がよくない。
ネギへの好意度
アルベール・カモミールはオコジョ妖精の特殊能力によりネギへの好意度を計っている。ロボットである茶々丸や幽霊であるさよにも作用するが、エヴァンジェリンには効かないらしい。2回目以降はリストの最上部が隠されているため正確な順位は不明だが、「その時点でネギに対して明らかに好意を抱いており、なおかつリストの下位に名前のない者たち」が上位グループに入っていることは容易に推察できる。
- 19時間目
-
- 宮崎のどか
- 雪広あやか
- 佐々木まき絵
- 近衛木乃香
- 神楽坂明日菜
- 綾瀬夕映
- 鳴滝姉妹
- 鳴滝姉妹
- 87時間目
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- 不明
- 不明
- 不明
- 神楽坂明日菜
- 絡繰茶々丸
- 佐々木まき絵
- 桜咲刹那
- 近衛木乃香
- 相坂さよ
- 長瀬楓
- 長谷川千雨
- 古菲
- 鳴滝史伽
- 鳴滝風香
- 大河内アキラ
- 和泉亜子
- 173時間目(エヴァ別荘内限定)
-
- 宮崎のどか
- 綾瀬夕映
- 神楽坂明日菜
- 古非
- 絡繰茶々丸
- 桜咲刹那
- 近衛木乃香
- 長谷川千雨
- 長瀬楓
- 早乙女ハルナ
- 相坂さよ
- 朝倉和美
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87時間目のトップ3は宮崎のどか、雪広あやか、綾瀬夕映が、173時間目上位はエヴァ別荘内限定(ネギま部メンバー)である事から神楽坂明日菜、宮崎のどか、綾瀬夕映、古菲が入るものと思われる。
デザインコンセプト
本作品では、中学校の一クラス全員に設定を与えており、「後から見返して、1巻目の最初の登場コマから、各キャラの行動に矛盾がない」[3]ように描かれている。しかしながら、生徒31人全員が一時間目(第一話)から登場しているにも関わらずほとんどが読者に対して紹介されぬままに物語が進められており、読者は生徒の見分けがつかないが大勢でなにか楽しそうにやっているという雰囲気を感じ取ることになる。作品中では時折クラスメート編と呼ばれる個々の生徒に焦点を当てた回があり、読者は順番に生徒を覚えていくことになる。これは、モーニング娘。のファンがメンバーを識別していく過程を参考にしている[4]。
教員
魔法先生
- タカミチ・T・高畑(タカミチ・T・たかはた)
- (声優:井上倫宏(アニメ版)/藤原啓治(ゲーム版) 俳優:ヒロシ)
- ネギが来る前の2-A担任。担当教科は英語。ネギとは来日以前から友人関係にある。学園広域指導員でもあり、かつて学園内の幾多の抗争、バカ騒ぎをたった1人で鎮圧したため「死の眼鏡(デスメガネ)・高畑」、「笑う死神」と呼ばれ、不良たちから恐れられている。同僚の女性教師と仲が良いが、付き合っているわけではないらしい。エヴァンジェリンとは15年前に同級生だった。そのためか、時々「エヴァ」・「タカミチ」と呼び合っている。
- 昔からナギとその仲間たちに憧れ、彼らを目標にしてきた。生まれつき呪文の詠唱ができない体質で、自分のことを「魔法使いとしては落ちこぼれ」と卑下しているが、戦士としてはかなりの戦闘力を持つ。まほら武道会ではネギと対戦し、その実力の片鱗を見せている。かつてナギ一行も所属していた魔法使いのNGO「悠久の風 (Austro-africus Aeternalls, 3A)」に所属しており、頻繁に海外に渡って世のため人のために働いている様である。魔法界でもその実力は認められており、格付けはAA+。前述の体質故にマギステル・マギではないものの、魔法界での人気はアイドル並みで雑誌の表紙を飾った事もあるらしい。
- 師匠は、ナギの仲間の一人であるガトウ・カグラ・ヴァンデンバーグ。「居合い拳」や「咸卦法」の技術はガトウから受け継いだもの。さらに彼からは幼少期の明日菜を託され、彼女の面倒を見ていた。訪英時に幼いネギを訪ねて友人となり、戦い方の手解きをした事もある(素手で100mの滝を真っ二つにして見せたらしい)。ネギの成長に期待する一方で、明日菜については彼女の出自や使命を(ガトウの事も含めて)教えるべきか、何も知らず普通の女の子としての人生を送らせるべきか迷っている。超により魔法がバレた世界でもネギや明日菜達を信頼し、彼らの過去への帰還を手助けしている。
- 居合拳(無音拳)はポケットを刀の鞘の代わりにして打ち出す「拳圧」で「気」などではない。「咸卦法」は気と魔力を融合させることで強大な力を得る高難度技法とされるが、タカミチはその修得のためにエヴァの別荘を数年間使用していたらしく、肉体的には戸籍上の年齢(エヴァと同級生だったという事はせいぜい30前後である)より歳をとっている模様である。
- トレードマークは眼鏡と無精髭と煙草だが、これらはガトウと離別する以前にはなかったものであり、彼の影響を感じさせる。特に、煙草は幼少期の明日菜に頼まれて吸いはじめたものではあるが、今や一端の愛煙家である。銘柄はマールボロ。マイカーと思しき車は、ダッジのダッジ・バイパーである(原作9巻に登場)。
- アニメ、ドラマ版においての名前は「高畑・T・タカミチ」である。
- 『ネギま!?』ではモツやシチミらのツッコミ担当である一方で、ラーメンを食べているシーンがやたらと多く、セリフがまともでもボケているような印象を与えるキャラになっている。後半ではラーメン好きがエスカレートして、自ら研究して作り上げた「世界チンミー麺」(後に改良されターボRとなる)なるラーメンを作り学園内に自らの店「ラーメンたかみち」まで出店する。しかしそのラーメンは食べると必ず激しい体調不良を引き起こす危険なもので、実質的には毒物に近い代物であった。
- ドラマ版の20話ではタカミチを演じているヒロシが自らのネタ調に予告を行っていた。
- 近衛 近右衛門(このえ このえもん)
- (声優:辻村真人 俳優:佐藤蛾次郎)
- 麻帆良学園理事長で近衛木乃香の母方の祖父でもある。メルディアナ魔法学校の校長の友人らしい。ナギとも旧知の間柄。後頭部が長く、髷と相まって洋梨の様に見える。学園最強の魔法使いで関東魔法協会の理事も務める。ネギの成長を見守っている。
- エヴァと将棋や晩酌などを共にする事があり、遙かに年下でありながら「じじい」と呼ばれている。お見合いをさせるのが趣味で、孫の木乃香に無理矢理勧めているがいつも逃げられているらしい。事が起こった時も自身はあまり動かず若い者に任せるが、その結果についての責任は自らが負うというスタンスを取っている。
- 前述の通りエヴァとは将棋などを共にすることがある。ただし、修学旅行編でエヴァと囲碁をしていたときは「待った」をしようとしていたため、その勝負は明らかに負けていた。
- 第一期アニメ版では生前の相坂さよと同級生で、彼女に想いを寄せていたようである。
- 瀬流彦(せるひこ)
- (声優:白石稔(アニメ「魔法先生ネギま!」))
- 中等部の若い男性教員。後に、魔法先生の1人だったことが判明する。本人のコメントによれば警護向きの魔法使いで、あまり戦闘は得意でないようだ。3-Bの修学旅行に同行した際も生徒の警護に当たっていたために戦闘には参加していない。
- モデルはベルセルクのセルピコで、後に作者の三浦建太郎にも許諾を受けた。第一期アニメ版ではコンタクトレンズをしているような描写があった。
- ガンドルフィーニ
- 学園の魔法先生の1人。教員としての勤務先は不明。眼鏡をかけた黒人男性。
- 右手に拳銃、左手にナイフを持つ戦闘スタイルを得意とする (CQC)。特に魔法を使用する描写はまだない。
- 一般人の妻と今年小学校に上がる娘を家族に持つ。ある意味学園の魔法先生の中では一番頭の固い人物であり、ネギの語ったタイムスリップについても、全く信じなかったが、サウザンドマスターの息子であるネギの成長に期待しており、(歴史改変後の世界で)学園祭の事件で彼の将来を奪ってしまったと悔やむ一面もあり、その時には自棄酒しながら瀬流彦に絡んでいる。あまり酒は強くないらしい。
- 弐集院 光(にじゅういん みつる)
- 魔法先生の1人。勤務先は不明。小太り体型で目が細い。
- 妻帯者であり、妻と幼稚園児程度の娘がいる。娘も魔法使いで、人形を用いた幻術が得意である。電子精霊を操る等の魔法を使える。一見温厚そうな外見と裏腹に丁寧語は使わないものの、かといってそれに嫌味を感じさせる事は無い。歴史改変後の世界では、高畑同様、ネギの言葉を信じてくれた。
- 魔法の始動キーは、「ニクマン・ピザマン・フカヒレマン」。
- 明石教授(あかし)
- 魔法先生の1人で明石裕奈の父親(娘には魔法の事は隠している)。麻帆良大学で教授を務めている。学園祭決戦では萌と共に麻帆良学園メインコンピューターのオペレーションを担当した。超鈴音やフェイト、ヘルマンらの素性調査も行っている。
- 中学生になっても父親と結婚すると言っている裕奈のファザコンぶりに頭を抱えているが、一方で私生活は非常にだらしない。裕奈の母親とは、裕奈がまだ幼い時分に死別したと見られる。
- 初登場は学園祭直前だったが、学祭中は苗字を呼ばれず、裕奈の父親である事は夏休み編まで読者には伏せられていた。ただし2-Aクラス名簿の「明石裕奈」の欄には、当初から「明石教授の娘さん」と但し書きされていた。
- 葛葉 刀子(くずのは とうこ)
- 魔法先生の1人。勤務先は不明。魔法先生とはいっても、京都神鳴流の剣士であって魔法使いではない。眼鏡をかけたストレートロングの美女で男子生徒に人気があるらしい。
- 学園祭最終日に超のロボ軍団と戦う姿を目撃した一般生徒が「こんなバカ騒ぎ(彼らはイベントだとしか思っていない)」に彼女が参加しているのを意外に感じていたことから、お堅いイメージで通っているようである。刹那からは、関東における恩師であると同時に一目を置ける手練れであると評価されている。普段は冷静沈着だが、根は血の気が多い性格の様で、一旦激昂すると止まらない。1995年頃に西洋魔術師と結婚して関東へと渡ったが、後に離婚しており、妙齢な事もあり再婚を焦っている。特にその事が関わると、冷静ではいられなくなる。超が強制認識魔法を使用した後の世界では一般人の彼氏と離れざるを得なくなった事で荒れていた。同じく神鳴流剣士である月詠と外見が酷似している事が初登場時から指摘されているが、血縁関係の有無は不明。
- 147時間目でパクティオーカードを用いた念話通信を行っている事から、他の魔法先生の従者である可能性がある。
- シスター シャークティ
- 魔法先生の1人。勤務先は不明。褐色の肌をしたシスター。
- 美空とココネを指導する立場にあり、厳しい人らしい。麻帆良武闘会会場に向かう途中で真名に足止めを喰らわされ一戦交えるも、彼女の能力の前に翻弄された。美空の奔放さには、手を焼いている。
- 神多羅木(かたらぎ)
- 魔法先生の1人。勤務先は不明。オールバックの黒髪に髭、サングラスをかけ、黒スーツを着た男性。
- 151時間目で苗字が判明したが、名は未だ公開されていない。生徒からは「グラヒゲ(またはヒゲグラ)先生」と呼ばれている。コワモテの印象が強いが、かなりのマイペースであり、恋人と別れる事を恐れる刀子の神経を逆撫でしてしまっている。
- ネギ同様風の魔法を得意としており、フィンガースナップ(俗に言う「指パッチン」)を用いた無詠唱呪文による鎌鼬や、詠唱呪文により竜巻を発生させて風壁内に敵を閉じ込めるなど、遠距離攻撃も攻撃補助もこなす、相当の手練れである。
- 魔法の始動キーは、「ディク・ディル・ディリック・ヴォルホール」。
その他
- 源しずな(みなもと しずな)
- (声優:井上喜久子 俳優:及川奈央)
- 中等部の女性教員で、担当教科は英語(アニメ版第1作では養護教諭、「ネギま!?」では未登場、ドラマ版では進路指導員)。ネギが麻帆良学園に着任した当時の2-A副担任で、ネギの指導教員だった(現在3-Aの副担任かどうかは不明)。
- バスト99cmという巨乳の持ち主。タバコの煙が嫌いで、高畑からタバコを取り上げる描写もあった。魔法先生かどうかは不明(近衛 近右衛門はしずな先生の前で マギステル・マギ と口にしていた)。ドラマ版では魔法教師に設定されており、魔法を使うシーンも登場する。
- 新田(にった)
- 学園広域生活指導員であるため規則に厳しく、生徒からは「鬼の新田」と呼ばれ恐れられている。担当教科は現代国語。生徒だけでなく、ネギに対しても厳しい一面を見せる。(だが、学園祭前の超包子の屋台で厳しくしてしまった事を詫びていたがお酒を飲んでいた為か、本当に済まないと思っているのかは不明)。
- 魔法のことは知らないようである。
- 作者の日誌によると、高校時代の先生がモデルとなっている。
- 二ノ宮(にのみや)
- 中等部の女性教員。担当教科は体育。新体操部の顧問をしている。体育大学出身で、新体操の経験があるらしい。しずなとはタメ口で会話をする仲。ネギと一緒に修行(?)をしたことで顔付きの変わったまき絵に対して「好きな男の子でも出来たか?」と発言した事でまき絵から「オヤジ」と呼ばれた。
ネギの関係者
- アルベール・カモミール(カモ)
- (声優:矢部雅史(アニメ版)/野沢雅子(ドラマ版))
- 普段は普通のオコジョとして明日菜達の部屋で飼われているが(月給5000円らしい)、その正体は人語を解するヨーロッパ出身のオコジョ妖精。助言者・賢者(メンター)としてネギを支援する。昔、罠に掛かっていたところをネギに助けられ、以後彼を「兄貴」と呼んで慕う。下着泥棒の罪を犯し、追手をかわすためにネギの使い魔になった。
- 戦闘時においてはネギの戦闘アドバイザーを務める。仮契約の儀式などを行うことができる他、ネギに対して恋愛感情を抱いている人間が分かるらしく、その思いの強さを順位で表したりできる。また自前のパソコンで「まほネット」にアクセスして違法品の通販なども行っている。仮契約を行うとオコジョ協会なる所からパクティオーカード1枚につき5万オコジョ$を報酬としてもらえるらしく、ネギと女生徒との仮契約(キス)を積極的に勧める。
- その精神はスケベオヤジそのもので、恋愛に不器用な明日菜や夕映をからかってその反応を面白がったりしている。そういった恋愛感情や噂話などという情報を扱うからか、朝倉やハルナとも気が合う模様。ただし精神的に大人な側面を持ち合わせているという裏返しでもあり、かつ非常に頭の回転が速いため、大人相手の交渉やパーティーの窮地を打破する作戦の立案などをこなす場面も多い(ただし、本人も認める所ではあるが、大抵の作戦には現実問題として大きな穴がある)。
- ウェールズに妹がいるらしい。また飲酒は可能なようで、タバコも吸っている(アニメではシガレットチョコ)。本人は「オジさん」であると自称していた(ただし明日菜を「姐さん」、他の女生徒の多くを「○○姉さん」と呼ぶなど年上扱いしている)。エヴァの従者であるチャチャゼロとは気が合うらしく、しばしば酒を酌み交わしている模様。魔法界に行ったことはないらしい。
- 来日後も懲りずに覗きや下着ドロをはたらき、よく明日菜らのおしおきを受けるキャラクターである(明日菜や木乃香の下着を寝床にしていた事もある)。
- アニメ(1期・2期共に)では名前が「カモミール・アルベール」になっている。「ネギま!?」では、第1話から登場しており、ネギの来日時に一緒について来た。失恋経験がある模様(のどかのアーティファクトより)。
- ドラマ版ではこれまでと違い、ネギの服の裏のしゃべるワッペンに変更されている。
- 余談だが、漫画版での一日の稼ぎは日本円にして166円らしい(月給5000円・原作3巻参照)。
- ネカネ・スプリングフィールド
- (声優:鈴木真仁(アニメ「魔法先生ネギま!」)/沢城みゆき(アニメ「ネギま!?」))
- ネギが「お姉ちゃん」と呼んで慕う女性。ネギの従兄弟に当たる。ネギとは歳が離れており、保護者のような存在である。ネギはよく手紙で近況を伝えている。ネギを思うあまり気絶することがある。
- 「ネギま!?」では、天然系のキャラクターになっている。第17話から魔法世界に閉じ込められたネギ達とともに生活をしているが、実は彼女が黒薔薇男爵であった。ネギま!?ベストアルバムでは歌詞カードの永遠のときを越えてのページに雪広あやかの曲であるはずなのに外見上似ているのか誤植なのかは不明だが、なぜか彼女のカットが存在する。(下記を参照)。
- アンナ・ユーリエウナ・ココロウァ(アーニャ)
- (声優:広橋涼(アニメ「魔法先生ネギま!」)/斎藤千和(アニメ「ネギま!?」、OAD版))
- ネギの幼馴染みの女の子。1992年11月25日生まれ。ネギより1つ年上で先に魔法学校に通っていたが同時に卒業し(ネギは2年・アーニャは1年飛び級しての卒業)、ロンドンのリージェント通り裏で占い師として修行中。おしゃまで気の強い女の子で、ネギの事をチビでボケと貶しているが、6年前の事件以来魔法の勉強一筋で他の事に無頓着なネギの事を色々と面倒を見てきたために「ネギには自分が付いていないとダメ」という気持ちが強い(この辺りは明日菜と共通するものがある)。「ネギパ!」ではツンデレと評されている。主に炎系の魔法を得意とし、ネギと同様に師匠を探して修行を積んでおり、炎系の呪文と格闘術を複合した魔法戦闘術を使いこなす。
- 夏休みのネギの帰郷に合わせるかの様にウェールズに戻っていたが、待ち切れずに自ら来日。自分が貧乳体系で、なおかつネギの周囲に巨乳の女性が少なくないせいか巨乳の女性を敵視しており、貧乳仲間ののどか・夕映と仲良くなる。ネギと背の高さで張り合う等のお子様な面も見せる。仮契約(パクティオー)はまだ行っていないらしく、ネギが半年で7人もの女生徒と仮契約(キス)を行っていた事にショックを受けるが、彼の目的が6年前の事件の決着にある事を理解し、魔法世界行きに同行する。アーニャの母親も、他の村人と同様6年前の事件で石にされている。
- 始動キーは「フォル・ティス・ラ・ティウス・リリス・リリオス」。
- 「ネギま!?」では、修行がうまくいっていないような描写があり、第22話では一連の闇の事件の黒幕が彼女(実際は彼女を取り込んだスタークリスタル)であることが判明する。コミカライズ版の「neo」では、また違った展開を見せる。
- メルディアナ魔法学校長
- (声優:西川幾雄(パイロット版アニメ) 俳優:ミッキー・カーチス)
- 本名不明。長い頭髪と髭を蓄え、いかにもファンタジー物に登場する老賢者といった風貌の老人。ネギやアーニャには「おじいちゃん」と呼ばれている。麻帆良学園長・近右衛門の友人。
- 15時間目でネギが明日菜に「ミニステル・マギ(魔法使いの従者)」について説明した際に、ドネットと共にイメージで登場している。
- 夏休み編では近右衛門と共にネギ一行の魔法世界行きを手配し、メルディアナ学院にてネギと再会。ネギをスタンをはじめとする石化した村人達の元へ連れて行く。
- ドネット・マクギネス
- 魔法関係者。ネギとは旧知。
- 明石教授の亡妻(裕奈の母)の旧友で、教授の依頼で超とフェイトとの関連性などを調査していた。英国出身の金髪美女だが日本語にも堪能で、かなり知的な印象である。ツリ目気味の風貌から一見するときつそうな性格に見えるが、意外に優しい様子。裕奈に父親の交際相手と勘違いされてしまった。
- スタン
- ネギが幼いころ住んでいた村の老魔法使い。口は悪いが義理堅い。。悪ガキだったナギにあまり快い感情を抱いていない口ぶりで毒づいていたが、息子のネギの事は何があっても守ると心の中でナギに誓っている。6年前の事件では、村を襲撃した悪魔、ヘルマン伯爵を封じ込めたが相討ちで石にされた。現在も、他の村人達と共に現在もメルディアナ魔法学校の地下室に安置されている。
- 犬上 小太郎(いぬがみ こたろう)
- (声優:松本さち(ゲーム版)/井上麻里奈(OAD版))
- 「狗神使い」。ネギと同じ歳くらいの男の子。人と「狗族」のハーフ。獣化することで狼男のような風貌にもなる。一応ノーマル時でも犬(狼?)の耳と尻尾が生えている(耳は普段は寝かせて髪に隠している。人間の耳はついていない)。また麻帆良学園で生き倒れていた時は完全に子犬の姿になっていた。幼いころより一人で生活していたようで、ハーフということもあり苦労した模様。ただし本人はそのことをあまり気にしていない。普段は学生服を着ている(本人曰く「俺の戦闘服」)。
- 当初は天ヶ崎千草に雇われてネギと敵対する立場であったが、戦いの末に彼を自分の「ライバル」として認めるようになる(「友達」は断固として否定)。なお、ネギたちを「無間方処の呪法」の罠に落としたが、無間方処の呪法を破られ、さらにちび刹那に無間方処の呪法を再度発動し相手を閉じ込める「無間方処返しの呪」で逆に閉じ込められたりもした。楓に敗れて投降し総本山で謹慎していたが、ネギに危機(ヘルマン襲来)を伝えるために脱走し麻帆良学園に到達、怪我で倒れていた所を村上夏美、那波千鶴に助けられた。以後は麻帆良学園に転入し夏美らの部屋に同居している。表向きは夏美の弟として「村上小太郎」と名乗っている。魔法生徒として働く事で収入を得ている様である。同居することになった雪広あやか(千鶴、夏美と同室)にはネギと比較され、ケンカが絶えない。
- 見た目の年相応に単純一途な性格で格闘を好む(ただし女子への手出しや弱い者いじめはしない主義の様子)。その反面口喧嘩に弱く、夕映や千雨といった常識・理屈などで押してくる頭脳派とは反りが合わない。また今までの暮らしや硬派振る性向のためか、女性心理の扱いが不得手である(ただしこれらのことは年相応ともいえることであり、むしろネギの女性に対する扱いが完璧すぎるともいえる)。加えて背伸びしがちな性向から、ネギが時折見せる子供らしい部分を揶揄したり同学年の生徒らを「ガキ」と呼んだりしているが、本人も仮面ライダーシリーズのファンらしい(コミケに連れて行かれた時のセリフより)。
- 生い立ち故にこれまで自分の周りに同年代の友達と呼べる人物がいなかったようで、ネギとの関係が失われてしまうことを極端に恐れている。学園祭以降はネギの相手としてエヴァ別荘での修行に参加しており、これまで我流だった技が洗練される事で大きく実力を上げている様である。ネギま部の一員としてウェールズ・魔法世界行きにも同行している。
- 前述のとおり「狗神使い」のため、狗神が使える。修学旅行編の時は、狗神を飛ばすくらいしかできなかったが、麻帆良学園に転校してからは、狗神を脚に集めて空に浮かんだりできるようになった他、魔法世界編では狗音爆砕拳(拳に高密度の狗神を纏わせて攻撃するストレートパンチ)を使える(そのときネギは対抗として魔法の射手、集束・光の67矢を腕に纏わせた桜華崩拳で相殺しているが、それでも巨大な水飛沫がたっていた)。
- チャチャゼロ
- (声優:鉄炮塚葉子(アニメ「魔法先生ネギま!」))
- エヴァンジェリンの古くからの従者である人形。2 - 3等身ほどの大きさで普段はマリオネットのように紐に吊られている。動力のある茶々丸とは異なり、主人であるエヴァの魔力のみで動いている。本来は背中のコウモリの翼を使って空を飛ぶことも出来るが、普段はエヴァの魔力が抑えられているため動くことが出来ない。
- 学園に来る前のエヴァの性格を彷彿とさせるような残虐なことをつぶやいたりしているが、実際に行うわけではない。主人に対しても従者らしからぬ尊大な態度を取り、中世ヨーロッパの宮廷道化師の様な役回りである。カモとは飲み友達。
- 武器は包丁くらいの大きさのナイフを使用する。千草を捕獲したときは身丈の2 - 3倍はあろうかという大鉈を使用した。
- 『ネギま!?』では、主に回想シーンや予告に登場。第14話ではエヴァンジェリンが使っている様子が描写されたが台詞は一切無し。
- 『neo』でも登場しておりよくエヴァとともにいる。
ナギとその一行(紅き翼)
- ナギ・スプリングフィールド
- (声優:子安武人(アニメ「魔法先生ネギま!」)/沢城みゆき(アニメ「ネギま!?」)/鈴村健一(ゲーム版) 俳優:高野八誠)
- 主人公ネギの父親。血液型はO型。先の「大戦(おおいくさ)」の英雄であり、千の魔法を使いこなす「サウザンド・マスター」と謳われる最強の魔法使い。強力な攻撃魔法と武術の使い手であり、その絶対的な強さは呪文詠唱中に護衛する従者(ミニステル・マギ)を必要としなかった程である。
- しかし実際は魔法学校を中退しており、5・6個ぐらいしか魔法を知らなかったりするらしい。そのため戦闘中でも攻撃魔法を呪文を資料から調べながら使っていたりしていた。他にも飄々として捕らえ所がなくおちゃらけておりその上性格が悪いという、ネギとはいろいろな意味で対極的な人物である。魔法界で悪の権化と畏れられていたエヴァに「登校地獄」なる呪いを掛け、しかも5年後の時点でその事をすっかり忘れていた。
- 現役時代は「悠久の風 (Austro-africus Aeternalls)」という魔法使いの団体に所属しており、ナギとその戦友達の一行(パーティ)は「紅き翼 (ALA RUBRA)」と呼ばれていた。メンバーはナギ以下、近衛詠春、ガトウ・カグラ・ヴァンデンバーグ、アルビレオ・イマ、ジャック・ラカン、そして、名称不明のフェイト・アーウェルンクスに似た少年を含めた6名。20年前に世に知られる事無く繰り広げられた「大戦」において世界を救う活躍をしたと言われている(当時ナギ自身はまだ15歳の少年だったが、既に能力・性格共に完成されていた)。高畑はこの一行に同行していた時期がある。
- 幼少時のネギはナギの絵を描いていたとき「1000 MASTER」と名前を書いていたが、このつづりがナギの通称なのかどうかは不明である。
- アルビレオに、自分に何かあったときのために自分の息子への遺言にと半生の書を残していた。
- 公式の記録では1993年死亡となっているが、1997年頃にネギ自身が彼を目撃しており(アルビレオのアーティファクトの可能性もあるが本人は否定している)、未だ消息は不明のままである(雪広コンツェルンの調査で、最後に消息を絶ったのがトルコのイスタンブールである事が示されている。イスタンブールにもウェールズと同じように魔法世界にいけるらしい)。前述の大戦時の年齢や、25年前に10歳で「まほら武道会」に出場している事から、普通に生きているなら作中時点で35歳になっているはずである。幼少時の明日菜と一緒にいたことがあるが、明日菜はその頃のことは夢にみる程度にしか記憶しておらず、特にナギのことは京都のナギが一時期住んでいた家で写真を見るまで完全に忘れており、記憶操作を施されている可能性もある。
- アルビレオによって生存が確認されているが、エヴァやネギが知っているような姿で再会できる可能性は皆無らしい。
- 近衛 詠春(このえ えいしゅん)
- (声優:寺杣昌紀)
- 元「紅き翼」メンバーの一人。関西呪術協会の長であり、近衛木乃香の父。元神鳴流剣士で、大戦終結後、ナギ達と別れてから協会の長となった模様。身体にはかつての激戦を伺わせる多くの傷が残っている。近衛家には婿入りしている。木乃香には普通の女の子としての生活を望んでおり、魔法バレを禁じていた。平和な時代が長く続いたためか戦いの腕は鈍っており、千草達の反乱を許してしまっていた。明日菜好みの「渋いオジサマ」である。現役時代の愛刀「夕凪」は、現在は刹那が継承している。
- タカミチに対し、明日菜が成人するまで真相を話さないようにと口止めしている。
- ガトウ・カグラ・ヴァンデンバーグ
- 元「紅き翼」メンバーの一人。高畑の師匠であり、現在の高畑に似たクールで渋い(明日菜好みの)中年男。「咸卦法」を扱う、無音拳の使い手である。ラカン曰く「元は政府の犬」。高畑同様、ヘビースモーカーである。過去に何らかの経緯で致命傷を負い、高畑に別れを告げて明日菜を託した。故人となっている可能性が高い。
- 幼少の明日菜は、当初あまりガトウに懐いていないようであったが、内心では深い信頼を寄せていたようであり、致命傷を受けたガトウが別れを告げた際は泣きじゃくっていた。
- アルビレオ・イマ
- (声優:矢部雅史(ゲーム版)/小野大輔(OAD版))
- 元「紅き翼」メンバーの一人。魔法使い風のローブをまとった長髪の美青年に見えるが、エヴァンジェリンとの会話等から、長命である事が伺われる。20年の間ほとんど外見を変えていない。神出鬼没。「クウネル・サンダース」という偽名を名乗る。
- アーティファクト「イノチノシヘン」によりナギの人格を再現し、ネギにナギの遺言を伝えた。
- 戦闘は重力を使った無詠唱魔法を主に使い、格闘もこなす。治癒術も使う。「イノチノシヘン」を用いることで、他者の能力を使用できるが「大抵の人間は自分より弱いのでこの機能は役に立たない」と豪語している。しかし、その活動時期は(学園内に魔力が満ちる)学祭期のみに限定されたもので、本体は学園内のどこか別の場所にあり、10年間ずっと食っちゃ寝しているようだ。
- 吸血鬼であるエヴァンジェリンとは「古き友」と呼ぶ関係である。彼にとってエヴァはからかう対象であり、その様子に「好きな子をイジメる小学生のよう」とも言われている。エヴァいわく「性格の悪さはナギ以上」らしく、彼女からは天敵視されている。
- 慇懃な言葉遣いや態度のわりに、悪ふざけを好むエッチな性格で、エロい服装のコーディネートに関してはカモが一目を置くほどのセンスを持つ。いい加減に見えて実はマメな一面もあり、過剰演出をする気がある。
- 当初は2巻のバカレンジャー図書館島探検編で図書館島の司書として登場する案があったが、シリーズ構成の都合により10巻以降の登場となっている[5]。キャラクター原案は元アシスタントの綾永らんで、クールで口が悪く、でも礼儀は正しい性格として設定された[6]。
- ジャック・ラカン
- 「紅き翼」のメンバーの一人。本人曰く元最強の奴隷剣闘士で、自由となった後は傭兵剣士。ナギと同レベルの強さを持ち、「唯一にして永遠のライバル」と自称している。ナギとの勝敗は498対499。通り名は「千の刃のラカン」。また自ら無敵と言っている。
- ナギと仮契約をしており、アーティファクトは「千の顔を持つ英雄」。このアーティファクトはいかなる武具にも変幻自在であり、無数の武具を出現させ、普通の得物として扱う他に飛び道具のように射出する事も可能な、「無敵無類」「至高の宝具」とも呼ばれる強力な代物。必殺技は、常識外れに巨大な剣を召喚し目標へと投げつける「斬艦剣」。
- しかし本人曰く、「俺は素手の方が強い」らしく、実際に素手でも光弾を、全身からは強力な光線を放つ事が可能。
- 妙に必殺技の技名、決めポーズに拘っている。ネギをメガロメセンブリアに迎えに行く約束をすっぽかす等、いい加減な性格である。
- ネギを気に入り、また、自分に足りないアホっぽさを求めていたネギも希望し、師弟関係となる。
- 公には行方不明とされているが、10年間隠居していたらしく、メルディアナ魔法学校長やタカミチとは連絡を取っている。
- エヴァの編み出した禁呪・闇の魔法の一端を使える。だが、その後暴発させて自爆するなど、完全に使いこなせているというわけではない(本人曰く、自分は元々強いので使う必要もないとのこと)。
- 第一期アニメでの「紅き翼」の写真では黒髪だった。
- 始動キーは「プラ・クテ・ビギナル」と、魔法初心者用のものと変わらないが、他に考えてあるのかは不明。
- 謎の少年
- 「紅き翼」のメンバーの一人。一部、読者からはフェイト・アーウェルンクスに似ていると言われているが、両者の関連性は不明。
- 集合写真や回想シーンでは感情が希薄なのか、他のメンバーとは違い無表情である。
- 写真や回想シーンでは武器などは持たず、グローブのみを装着している。
学園生徒など
- 高音・D・グッドマン(たかね・D・グッドマン)
- (声優:志村由美(ゲーム版))
- 麻帆良学園聖ウルスラ女子高等学校(2年)に在籍する魔法生徒の一人。麻帆良祭中、学園長に、世界樹の力を乱用されないように警邏のため招集された。一度コレと決めると一直線という雪広あやかに似た性格・気質の持ち主で、外見も似ている。ネギを懲らしめる目的で武道会に参加した。その際、ネギと戦い少しときめいたりもしている。
- 油断しなければかなりの強さを誇り、操影術を使い、覆面の黒装束の姿をした“影”の使い魔を17体召喚し、それを同時に遠隔操作することができる。また、最強奥儀として「黒衣の夜想曲(ノゥクトゥルナ・ニグレーディニィス)」がある。風の魔法も多少使えるようである。また影を纏う事で体術を強化することができ、その威力は常人よりやや大きな体格をしたロボットを宙に弾き飛ばせるほどである。ただし高音本人が気を失うと消えてしまう(つまり脱げる)という欠点がある。
- 実力はあるのだが、いかんせんネギ関係者らが強すぎるのと前述の術の欠点のために、不幸体質ならぬ脱がされ体質となり、戦うたびに服を脱がされたり破られたり燃やされたりする羽目に(ハルナには「ウルスラの脱げ女」と呼ばれている)。結果、自分の世界に入り込む癖がついてしまった。しかし、ネギたちが戻ってきた学園祭最終日では、高畑をはじめとする魔法先生たちが、真名の強制転移弾をくらってリタイアしてしまう中で、愛衣と共に最後まで活躍していた(武道会での失態で超に危険視されてなかっただけかもしれないが)。
- 魔法界出身者であり、さらにアメリカ生活を経て麻帆良学園に通っているようである。魔法使いとして、無私の心で世のため人のために魔法を使う理想に燃え、サウザンドマスター(ナギ)のようなマギステル・マギを目指している。間もなく修行を終えて外の世界に出て行く見込みらしい。そのため、アスナと高畑のデートを「魔法使いと一般人だなんて言語道断」と断固反対しているなど、恋愛をはじめ頭が固いようである。
- 佐倉 愛衣(さくら めい)
- (声優:門脇舞以(ゲーム版))
- 麻帆良学園本校女子中等学校 (2-D) に在学する魔法生徒の一人。大人しく控え目な性格だが、アメリカへの留学中に魔法演習でオールAを取ったほどの秀才らしく、この年で無詠唱呪文も使いこなすことがができる。特に炎系の魔法が得意なようである。学園中の魔法先生・生徒の中で真っ先に超のステルス偵察機に気付いた事から感覚も鋭い様である。しかし実戦には不向きなタイプらしい。ミーハーな性格で、ナギや高畑の魔法界での人気振りを明日菜達に吹聴している。
- 高音を「お姉様」と呼び慕い、行動を共にしている。高音のとばっちりでしばしば脱がされる事がある。
- カナヅチで泳げない。ネギの事は「ネギ先生」と呼んでいるが、内心では「ネギくん(君)」と呼んでいる。
- アーティファクトは「オソウジダイスキ(フアウオル・プールガンデイ)」と呼ばれる、武装解除の力を持つ箒。魔法の始動キーは「メイプル・ネイプル・アラモード」。
- 夏目 萌(なつめ めぐみ)
- 麻帆良芸大附属中学校(2年)に在学する魔法生徒の一人。ニックネームはナツメグ。頭の両側に三つ編みを分けて垂らしたメガネっ子。よくある魔法少女物に出てくるような杖を持っている。愛衣とは対照的に、水系の魔法が得意な様である。
- 高音・愛衣と共にネギ・パーティと戦ったが、返り討ちに遭い仲良く脱がされた。
- 魔法の始動キーは「ラプ・チャプ・ラ・チャップ・ラグプウル」。
- ココネ
- 学園に在学する魔法生徒の一人で、初等部の生徒。春日美空のマスター(仮契約主)。褐色の肌に赤みがかった瞳など龍宮真名に似た容姿だが関係は不明。主に美空と行動を共にする(体格・脚力差から肩車される事が多い)。美空とは対照的にダウナーな性格でボソボソとした口調で話す。特技はどんな微小な念話も聞き取れること。美空と同じくシスターシャークティに師事している。美空の素行不良のツッコミ役だが、一方で彼女を強く慕っている様子も見られる。学園祭以降は美空と共に3-A生徒らと行動を共にする姿も見られる。
- 英子(えいこ)
- (声優:井上喜久子(アニメ「魔法先生ネギま!」、ゲーム2時間目版)/浅川悠(ゲーム1時間目版))
- 麻帆良学園聖ウルスラ女子高等学校の生徒で、ドッジボール部「黒百合」の主将。仲間に「ビビ」(声優:小林ゆう)、「しぃ」(声優:白石悠花)等がいる。女子中等部2-Aに嫌がらせを行い、ドッジボールで勝負した。
- 豪徳寺 薫(ごうとくじ かおる)
- 武道会予選でネギと戦った青年。自称ケンカ三十段。格闘スタイルは我流の喧嘩殺法ながらも、気を練る技術を習得し、「遠当て」を駆使することができる、一般人としてはかなりの使い手。この遠当てを本人は「喧嘩殺法 未羅苦流 究極闘技 "超必殺・漢魂"(けんかさっぽう みらくる きゅうきょくとうぎ "ちょうひっさつ・おとこだま")」と呼んでおり、ネギの「魔法の射手・光の一矢」を相殺する程度の威力がある。
- 髪型はリーゼントに服は学ランという、極めて古風なヤンキーの格好をしているが、その実、熱血で照れ屋な好青年であり、予選で自分を破ったネギにエールを贈った。しかも武術に関する知識にも造詣が深く、茶々丸と共に武道会の解説に招かれるほどである。ただし、彼が引き合いに出す「文献」とは格闘漫画である可能性も高い。
魔法などで作り出されたもの
- ゴーレム
- 図書館島深部で魔導書「メルキセデクの書」を守護しており、期末テスト対策で同書を奪いにきたバカレンジャー一行の前に立ちふさがり、「英単語ツイスターゲーム」などの課題を課してきた。後に学園長が操っていた事が示唆されている。
- ちびせつな
- 桜咲刹那が使う式神。刹那の小さな分身のような姿をしている。烏族の衣装を着ている。夕凪のミニチュア版の刀を所持している(切れ味は果物ナイフ程)。刹那本体から遠隔操作され、意識を共有する。本体からの操作を必要としない半自律型にもできるが、少し頭が弱くなると共に本体よりも相当明るい性格になる(超には「バカセツナ君」と呼ばれている)。刹那本体とのコミュニケーションは主に“念話”によって行われる。
- 「ネギま!? neo」では一度に3体登場している。
- 「落書帝国」によるゴーレム
- 早乙女ハルナがアーティファクト「落書帝国(インペリウム・グラフィケース)」で生み出した簡易ゴーレム。
- 剣の女神(ツルギタン)
- 上半身は女性型の甲冑状で腕が巨大な剣になっており、下半身はスカート状で脚は確認できない。ハルナが「渾身の傑作」と言うだけあって戦闘力は高い。
- 当初は弐集院の娘が幻術で生み出した巨犬と戦うために即興で描き上げたために片腕のみだったが、その後加筆修正されたらしく茶々丸コピーとの対戦時は両腕の付いた完全版になっている。また飛行形態になる事も可能で、ハルナがこれに乗って「超家家系図」の強奪に成功したが、直後に明日菜の投げた「ハマノツルギ」の直撃により消失した。
- 囮カモ君大行進
- アルベール・カモミールの姿をしたゴーレムを大量に発生させる。また伸縮自在で手を縛ったりしていた。
- 炎の魔人(インフェルノ・アニキ)
- 筋骨隆々の大男型。初登場時の能力は射程3m、再生時間20秒。古菲に一撃で倒された。
- 他に、捕獲拘束用触手くらーけんはんど、のどかの外見をコピーして性格のみ黒化したダークのどかなどが登場している。
- 電子精霊群千人長七部衆
- (でんしせいれいぐんせんにんちょうしちぶしゅう)
- 長谷川千雨のアーティファクト「力の王笏(スケプトルム・ウィルトゥアーレ)」が統制する電子精霊の7人。魔法的に再構成されたインタフェースである電子精霊は階層化されており、最上位の彼らは、力の王笏の使用者と直接やり取りする高位の精霊である。
- 個々の電子精霊の名前は、本来は力の王笏の使用者がつけるものだが、千雨が面倒くさがったため、居合わせたまき絵が名づけた。なお、入力画面は初期のドラゴンクエストのものに似ており、同様のかな4文字制限がある。まき絵が付けた名はしらたき・た゛いこ・ねき゛・ちくわふ・こんにゃ・はんへ゜・きんちゃで、千雨はあきれたが、本人たちは気に入っている。
- 初登場のコマではリアルなネズミふうだったが、次のコマからはデフォルメされ、丸っこい謎の小動物になっている。近くに稼動している電気製品があれば現実世界でも活動可能で、食事もできるらしい。
敵
- フェイト・アーウェルンクス
- (声優:石田彰)
- ネギの行く手に立ちふさがる、正体も目的も不明の人物。外見はネギと同じくらいの年齢の冷静沈着な白髪の少年。人間ではなくむしろ人形に近く、より強大な力を持つ何者かに従者として造られた存在である可能性が高い。水を使った「転移魔法(ゲート)」や石化系の高等な西洋魔術や陰陽術を使い、格闘技にも優れている(ネギが古菲に中国拳法を習う事にしたのも、フェイトが類似の技を使っていた事が理由である)。
- ネギが修学旅行で京都を訪れたときは、木乃香誘拐の陰謀に加担していた。表向きはトルコのイスタンブールの魔法協会から、日本に研修目的で派遣されてやってきた事になっていたが、これは身分詐称である。その後の調査でも正体は不明であった。
- その後、魔法世界でもネギを襲撃し重傷を負わせる。彼もまた独自のパーティーを引き連れ(そのうちの一人が月詠である)、何かしらの目的で魔法界へと降り立った。彼の仲間もまた、掛け値なしの強さを持つ。そして戦いの果てに目的を達し離脱する際、ネギと明日菜達全員を魔法界各地にバラバラに転送した上、自分達が行った破壊行為をあたかもネギ達が行ったかのように情報操作して、彼らを賞金首に仕立て上げた。
- ネギ達への言動を見る限り、敵対者や「力量的にも精神的にも未熟と見なした者」に対して、容赦のない部分が目立つ。また、ネギに対する容赦のない発言は、ラカンによる闇の修行もあってネギの心にトラウマとして刻まれている。
- 魔法の始動キーは「ヴィシュ・タル・リ・シュタル・ヴァンゲイド」。
- 天ヶ崎 千草(あまがさき ちぐさ)
- (声優:葛城七穂)
- 関西呪術協会の陰陽術師の女性。眼鏡を掛けている。
- 猿鬼(えんき)、熊鬼(ゆうき)という着ぐるみのような愛らしい風貌の式神を従えている。また蛙や燕などの式神も使役する。呪札を用いての戦闘を好み、火術、水術などといった多彩な技を使うことができる。
- かつての大戦で両親を失ったためか、西洋魔術師を憎んでいる。復讐のため、木乃香の力を用いてリョウメンスクナノカミを召喚した。
- 名前の由来は元アシスタントの「A女史」こと尼崎千草から。
- 月詠(つくよみ)
- (声優:綱掛裕美)
- 桜咲刹那と同じ神鳴流の剣士。華奢で非力そうな肢体を袴姿ではなくロリータ・ファッションに包んだお惚け眼鏡っ娘。間延びした口調で話す。神鳴流としては珍しく野太刀ではなく、片手で持てる長短2本の二刀流の使い手。また、大勢の式神「百鬼夜行つくよみ組」を召喚する。
- 小回りの利く二刀流により対人格闘では刹那を上回り、驚異的な実力を持つ真名をもってしても服を破く程度の傷しか与えられなかった。典型的な戦闘狂(バトルマニア)で、強い女の子が大好き。弱点は眼鏡が外れると行動不能に陥ること。
- リョウメンスクナノカミ(両面宿儺)
- 1600年前に討ち倒された飛騨の大鬼神。60メートルの巨体に二つの顔と四手四足を持つ。18年前にも一度暴れ、近衛詠春、ナギ・スプリングフィールドらが封印したという。
- 天ヶ崎千草によって召喚されたが、エヴァンジェリンに撃破され再度封印された。
- ドラゴン
- ドラゴン(西洋竜)にはさまざまな種類が存在するらしく図書館島深部のものや魔法世界の生息していたものが見て取れる。図書館島のドラゴンは口から火炎を吐いて攻撃する。腕はなく、その部分に翼が生えている(しばしばワイバーンと見なされる怪物である。また夕映からは「トカゲ」と呼ばれていた)。刹那によれば倒すには専門の装備があっても数日かかるらしい(163時間目では大型の槍などそれらしい装備を用意していた)。
- ヴィルヘルム・ヨーゼフ・フォン・ヘルマン
- 上位悪魔の一人。伯爵だが没落貴族で、現在はしがない雇われの身らしい。
- 格闘術に長け、強力な石化能力を持っている。「才能のある少年は好き」「その才能が潰えるのを見るのも楽しみ」とネギたちを苦しめる。しかし完全な邪悪ではなく、洒落物の好々爺然に振舞う。ネギに対しても倒すというよりも、その潜在能力を測ることに重点を置いていたフシが見受けられる。6年前ネギが住んでいた村の襲撃に召喚され参加し、村人の半数以上を石化した。その後、封印されたはずだが、何らかの原因で復活している。フェイト・アーウェルンクスが関与していると見られている。
- 「悪魔パンチ(デーモニッシェア・シュラーク)」と「悪魔アッパー」を使う。さらに明日菜の魔法無効化能力を利用して封印魔法などの魔法攻撃を無効化した。
- 女性に対しては紳士的だが、捕らえた明日菜を下着姿で縛り付けるなどもした(本人曰く、パジャマ姿では格好がつかない)。
- 最終的には小太郎と協力して自らを倒したネギに対し、自分を封印していた魔法の小瓶があめ子・すらむぃ・ぷりんの封印に使用済みであることを理由に、ネギがメルディアナ魔法学院にて習得した封印の困難な上位悪魔を滅ぼす為の高等魔法で自らに止めを刺すよう言うが、当のネギはヘルマンがネギ達相手に手加減し、6年前の事件の際もただ何者かによって召喚されただけに過ぎないという理由で止めを刺さなかった。そして木乃香に対して優れた治癒魔法の才覚の持ち主で、石化されたネギの村の村人達を治せるだろうと教えた後、魔界へと帰っていった。
- あめ子・すらむぃ・ぷりんという小さな女の子の姿をした3体のスライムを従えていた。
- T-ANK-α3(ティー エーエヌケイ アルファスリー)(愛称:田中さん)
- 麻帆良大学工学部で実験中の新型ロボット兵器。その技術力は、学園の外の世界とは段違いである。容貌はターミネーターに類似している。武装は口から出すビームと有線式ロケットパンチ。ビームは葉加瀬曰く出力不足で「残念ながら命に別状はない」ため、いわゆる脱げビームになっている。まほら武道会に出場した1体は有線で電源を供給されていたが、それ以外は世界樹の魔力を動力として利用する独立駆動型である。独立駆動型には、飛行型やガトリングガン装備型等がある。超はこのロボットを大量生産しており、学園祭最終日の決戦の際には2500体以上が生徒たちと戦った。
- BUCHIANA
- 超鈴音が学園祭最終日の決戦用に作ったと思われるロボット兵器。形状及び装備は6本足で少し長い首の上にカメラ兼脱げビームを備えている。T-ANK-α3と違い脱げビームはなぎ払うように撃つ事が可能、またT-ANK-α3よりかなり頑丈に作られているようで、停止にさせるには対非生命体型魔力駆動体特殊魔装具のバズーカ型で8発当てる必要がある。機体番号から最低でも46機が生産されたと推定される。出渕裕風のデザインで、もちろんブチアナも描かれている。大幅に改良が施されたSUPER-BUCHIANAも存在する(機体に英語で「国連火星軍」と書かれている)。
- 巨大火星ロボ
- 学園深部に石化封印されていた6体の無名の鬼神を、超鈴音が制御用の科学装置を付けて復活させ、強制認識魔法の魔法陣生成のための魔力増幅装置として用いた物。茶々丸のハッキングで学園結界が落ちたために学園内でも活動可能。さすがにリョウメンスクナノカミよりは格段に霊格は落ちるがそれでも強大な事に変わりはなく、一般生徒の魔法具は全く通用しなかった。さらに特太脱げビームを搭載しており、対抗しうる魔法先生らが真名の狙撃でリタイアした事もあり次々と世界樹の魔力ポイントを制圧していくが、最後は千雨が茶々丸の電脳防壁を破って結界を復活させた事で再封印された。
- カゲタロウ
- 魔法世界の住人で操影術を使うボスポラスの影使い。AAランク。高音と同系統の魔法だが、練度は桁違いである。大戦で「紅き翼」に敗れた経歴があるらしい。グラニクスの地でナギを名乗るネギに決闘を挑み、本当の殺し合いの末に重傷を負わせた「本物の強敵」。
魔法世界の住人
グラニクス(ネギ関連)
- ドルネゴス
- 自由交易都市「グラニクス」の有力者で、幾つかの闘技場を経営している。
- ヘカテスを訪れたときに風土病にかかった亜子に「親切にも」薬を与えた。その代わりに亜子・アキラ・夏美の3人と奴隷契約を結んだ。
- トサカ(仮名)
- ドルネゴスの拳闘士兼拳闘士の統括的な仕事をしている。バルガスの弟分。乱暴者で、奴隷となった亜子達を虐待する。だが、「ママ」と呼ぶ奴隷長にはまったく頭が上がらない。なおトサカという名前は小太郎がその髪型から勝手に呼んでいるだけであって、本名は公開されていない。
- 奴隷長
- トサカから「ママ」と呼ばれるが、熊の着ぐるみのような姿をしているので本当に親子かどうかは不明。ドルネゴスの奴隷の統括をしている。仕事は厳しいものの奴隷の身体の調子などに気を使っている。
- バルガス
- ドルネゴスの拳闘場の訓練士。縮地レベルの瞬動術の使い手。いかつい外見に反して高位の魔法使いであり、砂の「魔法の射手」や「戦いの旋律」を使いこなす。
- 昔、ナギにコテンパンにのされたことがあるらしい。ヘカテスの宿で息子のネギにも襲いかかるが(このときバルガスは、「赤い髪の優男」という理由だけでネギに襲いかかったため、その優男がネギであることは知らなかった)一撃で倒される。
- ラオ・バイロン
- アルギュレの虎獣人。グラニクス夏季大会ミネルウァ杯の第一試合で、ネギ&小太郎ペアと戦ったベテラン自由拳闘士。
- 戦士系だが口から衝撃波を発する「虎砲」という技を使える。ランとペアを組んでおり、ヘカテスのランキングで常に上位に位置している。しかし対戦したネギからは、彼自身やそれよりもさらに上位の戦士達と一まとめにされた状態で、フェイトのような強敵と比べてレベルが低いという理由で、「これじゃ戦っても強くなれない」と内心で酷評されていた。
- 週刊少年マガジン掲載時は、「レイ・ブレイズ」という名前だった。
- ラン・ファオ
- ラオとペアを組んでいるケルベラスの森妖精。植物系の魔法を使える。
- 魔法の始動キーは「ピピルナ・パピルナ・パリアンナ」。
- 週刊少年マガジン掲載時は、「リム・ディース」という名前だった。
アリアドネー(夕映関連)
- コレット・ファランドール
- アリアドネーの魔法騎士団候補学校3-Cの女子生徒。亜人で眼鏡っ娘。成績はクラス最下位。
- 騎士団の中でも精鋭の「戦乙女旅団」に憧れている。
- ナギのファンでグッズも多数所持している。ナギのファンクラブ会員。No.96077。
- アリアドネーに強制転移直後の夕映と激突して、課題として杖に充填されていた記憶消去魔法が暴発したため、夕映を記憶喪失にさせてしまった。それに責任を感じて(隠蔽も兼ねて)夕映を自分の部屋に住まわしている。
- また仮契約カードなどの夕映の小物を持っている(夕映の仮契約カードは自分のローブの中に仕舞ったまま)。
- 始動キーは「アネット・ティ・ネット・ガーネット」。
- 夕映・エミリィ・ベアトリクスの3人と共に鷹竜を倒した功績を称えられ、特別枠としてオスティアへ行くことになった。
- エミリィ・セブンシープ
- アリアドネーの魔法騎士団候補学校のコレットと同じ3-Cで委員長の女子生徒。コレット等から「委員長」と呼ばれる(後述するナギとの関連も含めて)、ある意味雪広あやかと同じポジションの存在。亜人でツインテールの髪をしている。
- 成績優秀、常に威風堂々としており、未熟な粋を出ない夕映にも厳しく接するが、同時に熱心に鍛錬に励む夕映をライバル視している。
- ナギのファンクラブ会員でNO.78(2桁台はコレット曰く「ありえない」ほど珍しい)。なお、母親もナギの大ファン。グラニクスにいる拳闘士のナギ(ネギのこと)に憧れている。
- 氷系統の魔法を使い、高威力の「氷結・武装解除」を無詠唱で扱う事ができるなど、候補生の中でも実力は高い。
- 始動キーは「タロット・キャロット・シャルロット」。
- アリアドネーの箒100キロレースで無茶をした結果、鷹竜に襲われ危機的状態となるも、夕映、コレット、ベアトリクスの3人と協力して倒した功績を称えられ、特別枠としてオスティアへ行くことになった。
- ベアトリクス・モンロー
- アリアドネーの魔法騎士団候補学校3-Cの女子生徒で書記。亜人。エミリィを「お嬢様」と呼ぶ。
- 常に無口で無表情。ナギのファンらしい。幼い頃からエミリィと行動を共にしている。始動キーは不明。
- 夕映・コレット・エミリィの3人と共に鷹竜を倒した功績を称えられ、特別枠としてオスティアへ行くことになった。
- J・フォン・カッツェ
- アリアドネーの魔法騎士団候補学校3-Fの女子生徒。猫系亜人。
- 始動キーは「パクナム・ティナッツ・ココナッツ」。
- 「なんだかんだで」アリアドネーの箒100キロレースで逆転優勝したため、夕映たちと一緒にオスティアへ行くことになった。
- S・デュ・シャ
- アリアドネーの魔法騎士団候補学校3-Fの女子生徒。褐色の肌をした猫系亜人。
- 始動キーは「ハイティ・マイティ・ウェンディ」。
- 「なんだかんだで」アリアドネーの箒100キロレースで逆転優勝したため、夕映たちと一緒にオスティアへ行くことになった。
- アリアドネー魔法騎士団候補学校校長(本名不明)
- アリアドネー魔法騎士団候補学校の校長。「即戦力は何人いても困らない、優秀な人材はいくらいてもいい」と、鷹竜を倒した夕映・コレット・エミリィ・ベアトリクスの4人に特別枠としてオスティアへ行くことを許した。
トレジャーハンター(のどか関連)
- クレイグ・コールドウェル
- のどかが仲間に入れてもらったトレジャーハンターグループのリーダー格。
- 身分違いだが想いを寄せている故郷の幼馴染とのどかが似ているため、親切にしている。
- なお、アイシャに想われているが、当の本人は気づいていない。
- クリスティン・ダンチェッカー
- クレイグの仲間でトレジャーハンターグループのメンバー。
- アイシャのことを想っているが、当のアイシャは気づいていない。
- アイシャ・コリエル
- クレイグの仲間でトレジャーハンターグループのメンバー。
- クレイグを想っているが、グレイグは気づいておらず、クリスティンに想われているが、気づいていない。
- リン・ガランド
- クレイグの仲間でトレジャーハンターグループのメンバー。
- 仲間内の中では無口で、常に傍観者の立場にいる。
その他
- ジョニー
- 行き倒れていたまき絵と裕奈を救った庶民のおじさん。旧世界人をを見たのは初めてらしい。
- イルカ(仮名)
- 明日菜・刹那・木乃香・楓の4人がオスティアに入るとき、お尋ね者と知っていて飛行船に乗せてくれた人(?)。イルカの外見をしているため、イルカと呼ばれている。
アニメオリジナル
第一期「魔法先生ネギま!」
- 魔将軍(ましょうぐん)
- (声優:若本規夫)
- ラスボス。アニメ版の明日菜は生まれつき特殊な魔力を持ち、魔族を引きよせてしまう体質であった。彼はそこに目をつけ、4歳の明日菜に対し魔法完全無効化能力と引き換えに10年後に魂をもらう契約を結ばせた。この契約により、明日菜は23話で14歳の誕生日(原作で設定された誕生日とは異なる)を迎えると同時に急死してしまう。
- その後、過去へ遡ったネギたちが魔将軍の率いる軍勢と戦い、彼らを浄化した。契約自体は残っていたが、歴史が改変された結果として明日菜は14歳になる寸前に周囲の助けを求め、死を免れた。
- 魔剣士(まけんし)
- (声優:岡崎雅紘)
- 魔族の一人。10年前の世界でナギと明日菜に襲い掛かる。ナギは魔法で防ごうとしたが、明日菜の魔法完全無効化能力に引っ掛かってしまい、魔剣士の剣に貫かれてしまう。そしてナギは魔剣士を道連れにする形で異空間に消えた。第25話登場。
第二期「ネギま!?」
- モツ
- (声優:斎藤千和)
- 魔法学校の特使。ハルナの描いた蛙の姿を借りている。相手に釘を刺す時や、追及する時などにのみ、語尾に「いい意味で」をつける。ボケ担当。スタークリスタルの一件以来、麻帆良学園に居座りネギが魔法使いであることがばれたらすぐにでも魔法学校に報告すると脅している。
- 後にモツとシチミはナギ・スプリングフィールド(サウザンドマスター)の命を受けて麻帆良学園を訪れた事が判明している。まき絵からなぜか「お父さん!」と呼ばれているその理由は最終回で判明するが、それが原因でモツの心が傷付いた。
- あぼしまこが書いている漫画のキャラクターを使用している。本作の監督、新房昭之が手掛けた『ぱにぽにだっしゅ!』や『ひだまりスケッチ』、『さよなら絶望先生』などにも同様のキャラクターが登場している。本編22話のCパートで本名はモツイヒデキ(愛称はゴリラ・モツイ)であると称した。
- ゲーム「ネギま!? 超 麻帆良大戦チュウ チェックイ〜ン全員集合! やっぱり温泉来ちゃいましたぁ」にもストーリーには関わらないが、ビジュアルとして存在する他「モツのぬいぐるみ」なる衣装も存在する。
- シチミ
- (声優:沢城みゆき)
- モツと同じく魔法学校の特使。ハルナの描いた猫の姿を借りている。猫だけに語尾に「ミャ」をつける。ゆるいツッコミ担当。その身は伸縮自在である。
- ゲーム「ネギま!? 超 麻帆良大戦チュウ チェックイ〜ン全員集合! やっぱり温泉来ちゃいましたぁ」にもストーリーには関わらないが、ビジュアルとして存在するほか、シチミに変身する「シチミのぬいぐるみ」なるコスチュームが存在する。
- 花の妖精
- スタークリスタルに捕らわれた者の「魂の悲鳴」から生まれた、闇の妖精の一つ。正式名称は不明。花のような姿をしており、樹木の枝を操る・(自ら喋れないため)他人を操り自分の言いたい事を言わせる、などの能力を持つ。月星座で射手座に当たる裕奈・楓・千雨を操り(この際3人は矢印がデザインに取り入れられた服を着て共通武器でボウガン(弓)を使用)、ネギとそのクラスメイトたちに対して攻撃を繰り返すが、ネギによって封印された。第4 - 6話登場。
- 山本(やまもと)
- 大河内アキラが飼っているアロワナ。
- 山田(やまだ)
- (声優:チョー)
- 図書館島に神出鬼没に現れる、謎の老人。口癖は「山田です」。エンディングでは「老人」と表記された。
- 黒薔薇男爵(くろばらだんしゃく)(声優:沢城みゆき)
- 謎の怪人。麻帆良学園で起きている事件の陰で何かしらの行動を起こしている事が多い。「答えられない」が口癖。なお自称「愛と勇気の親善大使」。
- 木乃香と刹那により正体がネギの姉・ネカネだと判明する。
- ゲーム「ネギま!? 超 麻帆良大戦チュウ チェックイ〜ン全員集合! やっぱり温泉来ちゃいましたぁ」にも登場する。
- 氷の妖精
- 闇の妖精の一つ。正式名称と固有の能力は不明。クリオネに似た姿をしている。月星座で魚座に当たるあやか・真名・まき絵・夏美を操り(この際4人の服装が魚をデザインに取り入れた物に変わり、武器として釣り道具を使用)ネギとパートナー達を襲わせるが、ネギによって封印される。第10話登場。
- ゲーム「ネギま!? 超 麻帆良大戦チュウ チェックイ〜ン全員集合! やっぱり温泉来ちゃいましたぁ」にこれらしき魔物「青ピクシー」が登場する。
- 火の妖精
- 闇の妖精の一つ。正式名称と固有の能力は不明。月星座で牡羊座に当たる亜子・桜子・五月を操り(この際2人の服装が羊を模した物に変わり武器も鎌など牧場で使う道具の様な物を装備している)、ネギと生徒達を襲わせるが、タカミチによって封印される。第13話登場。
- ゲーム「ネギま!? 超 麻帆良大戦チュウ チェックイ〜ン全員集合! やっぱり温泉来ちゃいましたぁ」にこれらしき魔物「赤ピクシー」が登場する。
- ボンゲボンゲ
- 魔法の世界にいる謎の巨大生物。特に危害を加えたりはしないが、実は闇の妖精の一つだった。
- ボンゲボンゲという名前は明日菜が命名したもので、高畑とエヴァはキャサリンと呼んでいる。
バカレンジャー関連
- 長官(ちょうかん)
- (声優:沢城みゆき)
- バカレンジャーの指揮官。ロボットのような外見をしており、寝坊したバカピンク(まき絵)にお使い(パシリ)を頼んだ。なお字幕放送では「マシン」となっていた。
- ドクトル・プー
- 悪の組織ワルワル団の闇将軍。姿は出ていない。
OVA等
- チュパカブラ
- 謎の吸血動物。原作で1度だけ言及され、『ネギま!?』本編にハルナによるイラストで何度も登場するが、実物はOVA「春版」で1カットだけ登場したのが初めて。本編には、『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』のガイガンに似たメカカブラも登場。『ネギま!?』本編終盤では、チュパカブラの子供が登場した。実際に南米などで目撃されているエイリアン的な怪物じみた姿とは全く異なり、むしろモツやシチミに近い形になっている点に注意。
ゲームオリジナル
魔法先生ネギま! 1時間目 お子ちゃま先生は魔法使い!
- オタク
- (声優:藤原啓治)
- ちう(千雨)のファンの青年。彼女を探して学園内をうろつく。探すのを諦めたかと思えば今度は木乃香にストーカー行為を働き、刹那に成敗される。
- 闇のどか
- (声優:能登麻美子)
- のどかのドッペルゲンガー。本物より色気を醸し出している。
魔法先生ネギま! 2時間目 戦う乙女たち!麻帆良大運動会SP!
- 闇ネギ
- (声優:佐藤利奈)
- ネギのドッペルゲンガー。正式名称は「共歩き」。以前、闇のどかとして召喚され、ネギによって「共歩きの書」に封印された魔物だが、その後のネギとエヴァンジェリンの決闘の際に(ネギの封印が不十分であったのもあって)共歩きの書が開いてしまい、ネギの姿で再び召喚されてしまう。共歩きの魔力は本人の精神力と反比例しており、ネギ本人が絶望すると闇ネギ(共歩き)の魔力が上昇する特性を持っている。3-Aの生徒の夢に潜んで記憶や思い出を目茶苦茶にしてネギを絶望の淵に叩き落し、本物のネギに成り代わろうとしていた。しかし、エヴァンジェリンの夢に入り込んだことでエヴァンジェリンの怒りを買ってしまい、ネギと協力した(正しくはネギを利用した)エヴァンジェリンによって、共歩きの書に再封印された。
ネギま!? 超 麻帆良大戦 かっとイ〜ン☆契約執行でちゃいますぅ
- アヤ
- ネギや小太郎と同年代の少女。大阪で起きた事件に深くかかわっている呪祀道派の術者。泣き声がすさまじい。ネギを気に入ってる。
- ミナ
- ネギや小太郎と同年代の少女。大阪で起きた事件に深くかかわっている呪祀道派の術者。礼儀正しく丁寧な言葉使いをする。アヤの姉妹。小太郎に興味を持つ。
- 悠祈(ゆうき)
- 高校生くらいの少年で呪祀道派の術者。ミナに「悠祈お兄様」と呼ばれているが血縁関係は不明。
- 水納見明光(みなみあきみつ)
- 関西呪術協会に所属する術者。20代前半の青年。事件処理のためネギたちに合流するが頼りなく、怪しい行動をとる。
ネギま!? 3時間目 恋と魔法と世界樹伝説!
- ドリアード
- (声優:佐藤利奈)
- 学園祭の出し物に「占い館」を選択したストーリーに登場。緑色の髪をした少女で、背丈は鳴滝姉妹とほぼ同じ。世界樹に住み着く、いたずら好きの精霊。
- 精霊(ジン)
- (声優:矢部雅史)
- 学園祭の出し物に「占い館」・「大正カフェ」・「ホラーハウス」のいずれかを選択したストーリーに登場。騒動を引き起こす謎の人物。
- 巨大ブタ(きょだいぶた)
- (声優:辻村真人)
- 学園祭の出し物に「中華飯店」を選択したストーリーに登場。かなりの食いしん坊。
- 巨大ロボット(きょだいろぼっと)
- 学園祭の出し物に「演劇」を選択したストーリーに登場。突然生徒に襲い掛かる。魔法がばれないよう、「超鈴音が作ったロボット」となっている。
- キメラ
- 世界樹の力を利用し、仲間を召喚しようとしているラスボス。
ネギま!? どりーむたくてぃっく 夢見る乙女はプリンセス♥
- 魔女
- (声優:佐藤利奈)
- 本作の事件の黒幕。いつまでも結婚できず、若い生徒達を妬み、夢の中の童話を混乱させ、挙句の果てにネギと結婚しようとする。黒いウエディングドレスをまとっている。
以上で魔法先生ネギま!に関する核心部分の記述は終わりです。
脚注
- ^ AI Love Network 日記帳 2003年(後半)8月13日 2008年1月20日閲覧
- ^ 7時間目 2巻 P.10
- ^ AI Love Network 2003年(後半)の日記帳 7月14日 2008年1月14日閲覧
- ^ 堀田純司 『萌え萌えジャパン 2兆円市場の萌える構造』、講談社、2005年。ISBN 4063646351。第21節 赤松健の世界 P.292-P.314
- ^ 13巻 P.187
- ^ 同人誌『ネギま!で遊ぶ‥‥エーミッタム!!』ネギまで遊ぶSP(ネギま!で遊ぶ&カーズSP)2005年 P.81 綾永らんによる寄稿