VOCALOID
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VOCALOID(ボーカロイド)とはヤマハが開発したデスクトップミュージック (DTM) 製作を目的とした音声合成エンジン及びそのシステムである。メロディーと歌詞を入力することで、人の声を元にした歌声を合成することができる。現在、新バージョンのVOCALOID2がリリースされている。
特徴
ヤマハが研究開発してきた「周波数ドメイン歌唱アーティキュレーション接続法 (Frequency-domain Singing Articulation Splicing and Shaping) 」を採用[1]した音声合成エンジンと、歌声を作成・合成することができるミキサソフトのセットである。
この合成方式ではあらかじめ実際の人間の声のサンプルを採集し、歌声ライブラリと呼ばれるデータベースを作成する。そして、入力された音程や歌詞に合わせて声の断片をなめらかに接続することによって歌声を合成する。バージョンアップ版であるVOCALOID2では、より自然な人間の歌声になるよう改良されている。
なお、音声合成に必要な歌声ライブラリについては現在の所ヤマハ自体は提供しておらず、VOCALOID単体での販売も行っていない。ライセンス契約を締結した各社が独自の歌声ライブラリを製作し、VOCALOID本体と組み合わせ製品化している[2]。
VOCALOIDが登場する前までのDTMでは、ボーカルパートは歌手に頼む必要があったが、VOCALOIDを使用しすることで、作り込めばかなり人間らしい歌声のボーカルパートを作成できるようになった。
歌を歌うことを前提に開発されているため文章などの読み上げは想定していないが、ある程度は喋らせることができる。また、音声記号を上手く組み合わせるとで片言に近いが他言語の歌を歌わせることも可能である(公式サイトのFAQより)。
製品化されているVOCALOIDでは、スタンドアローン(再生、WAVファイルに書き出し)及びReWireアプリケーション又はVSTiとしてDAW等から使用可能。
VOCALOIDを使用した製品
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VOCALOID
- MEIKO - 日本語/女声(クリプトン・フューチャー・メディア)
- VOCALOID日本語ライブラリの第1弾。初音ミク、KAITOとのコラボレーションが可能。
- ポップス、ロック、ジャズ、R&B、童謡まで幅広く歌うことを売りとしており、初音ミクよりはややしっとりとした声質。拝郷メイコ(元ヤマハミュージックコミュニケーションズ)がモデルである。
- KAITO - 日本語/男声(クリプトン・フューチャー・メディア)
- VOCALOID日本語ライブラリの第2弾。
- 声質は伸びやかで清涼感が有り、歌謡曲全般、童謡などを得意とする。アニメソング歌手の風雅なおとがモデルとなっている。
- LEON - 英語/男声 (ZERO-G)
- LOLA - 英語/女声 (ZERO-G)
- LEONとLOLAはVOCALOIDの初製品である。
- MIRIAM - 英語/女声 (ZERO-G)
- アディエマスのヴォーカル、ミリアム・ストックリーがモデルである。
VOCALOID2
- CVシリーズ - 日本語(クリプトン・フューチャー・メディア)
- SWEET ANN - 英語/女声 (POWER FX)
-
- ダンスミュージック等を想定した製品である。
- PRIMA(発売予定) - 英語/女声 (ZERO-G)
脚注
関連項目
- 音声合成
- デスクトップミュージック (DTM)
- キャラクター・ボーカル・シリーズ