田子の浦港
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田子の浦港(たごのうらこう)は、静岡県富士市にある港。重要港湾。
概要
富士市の中心より少し東に位置する。鉄道駅では吉原駅に近く、東海道本線が田子の浦港に架かる橋(沼川橋)を通る。田子江川、潤井川、小潤井川、和田川、沼川が流入している。港の周辺は、古くから製紙の町として発展してきた富士市ということもあって王子製紙や三島製紙などの製紙工場が多く、倉庫(埠頭倉庫)、運輸業、食品加工工場(日本食品化工など)も集中する。南側には石油埠頭があり、昭和鉱油、新日本石油、出光興産などの工場がある。西側には周辺で最大の旭化成の工場がある。東側寄りには貯木場もある。
この港を作る前は砂浜海岸であり、発着がしにくいため鹿島港、苫小牧港、新富山港とともに掘り込み港になっていることで知られる。現在も、定期的に浚渫工事が行われている。しかしながら、紙の原料となるチップや コーンスターチの原料となるトウモロコシなどの外航船(外国貨物を運ぶ船舶)はパナマックス級であることが多いが、このクラスの船に貨物が満載の状態や潮の干満を考慮しないと船底を擦ってしまって入ってこられなかったり、もしくは接岸できなかったりするなど、港湾の使い勝手としては必ずしも良いとは言えないのが現状である。
交通
一般道
主な取扱品目
ほか
関連項目
外部リンク