NHK BSニュース
『NHK BSニュース』(エヌエイチケイ・ビーエスニュース)は、NHK衛星第1テレビ(BS1)で2004年11月1日から放送されている定時ニュース番組。
番組の概要
BS1の24時間ニュースチャンネル化構想に基づき、これまでBS1の定時ニュースを放送していなかった深夜の時間帯も含めて終日放送されている。海外向けのNHKワールドTV、NHKワールド・プレミアムでも一部の時間帯を除き、同時放送される(海外向けの放送では時間帯により下1行の英語字幕をティッカー表示で放送)。海外への放送では編成(オリンピックなど各種スポーツ中継など)の状況により、NHKワールド単独で時差放送を行ったり、総合テレビ同時放送のNHKニュースや地上アナログ放送の文字多重放送番組であるNHK文字ニュースに差し替えることもある。
放送時間は原則として毎正時開始の15分間。土日・祝日やスポーツ中継の最中、ドキュメントなどの番組が長ければ、適宜時間が変更される(時間は2分間、3分間、5分間、10分間、13分間と様々。放送時間が5分以下の場合はオープニング映像は流れず、気象情報も放送されない)。なお、平日23時台は、「きょうの世界」に内包されているため、オープニング映像は流れず、音楽も気象情報以外は別のものに差し替えている。
オリンピック中継やFIFAワールドカップ中継の途中でもBSニュースは随時放送されるが、デジタル衛星ハイビジョン(BShi)と同時放送を行っている場合はBShiでも放送される。かつては、ニュース素材も含めてすべてが4:3標準画質のアップコンバートでの放送になっていた。これはトリノオリンピックが行われた2006年2月とFIFAワールドカップが行われた2006年6月~7月の時点ではBSニュースセンターのスタジオ設備と制作番組自体がSD〈標準画質〉となっていたためである。BShiでの放送はこれら2つのケースしか実施されておらず、同じくBS1とBShiの同時放送がある大リーグ中継についてはBS1のみで放送される。
なお、2006年9月下旬にBSニュースセンターのスタジオ設備がハイビジョン対応化されたため「BSニュース」も現在はハイビジョンで制作されている。その後マスター(TOC装置)を更新したことにより、2006年11月20日5:00放送分よりBSデジタル放送では標準画質でこそあるものの、画角16:9のサイズで放送されるようになった。
2007年1月1日0:00放送分よりスタジオがすべて新しくなった。
備考
- 当番組は2004年10月31日まで放送されていた「BSニュース50」の後番組に当たるが、局側は2004年5月にBS1の全面改編の発表した際に「『NHK BSニュース』を新設」という表現を使っており、BSニュース50とは無関係の新番組として扱われた。そのためか、番組中で使用される音楽やCGなどはBSニュース50から一切引き継がれなかった。
- 挨拶は、朝7時に「おはようございます」がある以外は海外にも放送されていることに配慮してか、基本的に「○時になりました。BSニュースをお伝えします」のコメントがあるのみとなっている。
キャスター
男性キャスターはNHK職員のアナウンサー(局アナ)で、女性キャスターは全員が局外起用のフリーアナウンサー。担当者がほぼ固定されている点が総合テレビやラジオ第1放送の定時ニュースと決定的に異なる。とくに女性出演者は完全に固定されており、夏季休暇などで人手不足になる場合でも他番組担当者による代理出演は一切行われない。
どういう事情からか女性局アナの出演は皆無で、定期出演者どころか不定期出演者さえも全くいない状況が放送開始以来ずっと続いている(女性局アナの出演事例は、2006年9月10日・2時~6時放送分の山本志保が唯一である)。
男性キャスター
- 平日2時~6時&土日:NHKアナウンサー(徹宵番であるため担当者は定まっていない)が担当
- 7時~正午:本澤一郎(2004年11月1日~)
- 13時~19時:村竹勝司(2005年3月28日~)
- 20時~深夜1時:原口雅臣(2007年3月26日~)
過去のキャスター
女性キャスター
「列島ニュース」のキャスターを兼ねる。
- 伊藤奈美(2004年11月~)
- 栗本法子(2004年11月~)
- 平尾由希(2004年11月~)
- 上記3人は「BSニュース50」から引き続いての出演。
- 小川まどか(2005年5月~)
- 斉藤綾乃(2006年4月~)
- 藤田真奈美(2007年4月~)
- 島ひとみ(2007年4月~)
過去のキャスター
- 江崎友基子[1](2004年11月~2005年3月)
- 中村麦香(2005年1月~2005年8月、体調不良のため途中降板)
- 安藤和美〔旧姓:伊藤〕(2004年11月~2006年3月)
- 池崎美盤(2004年11月~2006年3月)
- 浜野由起子(2005年11月~2006年3月)
キャスターのローテーション
1日の切り替えは午前2時を境に行われる。
- 平日…2005年3月までは2時~6時を除いて男女2名体制だったが、同年4月から段階的に2名体制が縮小され、同年10月からは全ての時間で1名体制となった。1名体制になってからは原則1時間おきに男女が交互に出演していたが、2007年4月からは(男女関係なく)数時間ごとに交代する体制となっている。
- 土日祝…2時~6時が男性のみ、それ以外は女性のみ(女性キャスターは3交代制となる)。
- 祝日はこれまでは全日男性のみだったが、2006年11月以降は女性も担当するようになり、土日と同じ体制になった。
- 年末年始…12月29,30日と1月2,3日は土日、12月31日と1月1日は祝日と同じ。
余談として
- 2006年12月第4週(18日~22日)の13時のニュース内の気象情報で流れていたBGMは、かつてNNS系ズームイン!!SUPERの天気情報で使われたBGMが、流れていた。
- タイトルロゴは2パターンあるが、並行してつかわれている。CG映像のオープニングがあるときは現行のロゴを。番組終了時と放送時間が5分以下でCG映像のオープニングがないときは番組開始初期のロゴが使われている(CG映像のオープニングがないときは担当キャスター名を併記してロゴを表示)。
- エンディングの映像は2006年下旬まで天気カメラの映像が流れていたが、同年年末よりニューススタジオと「NHK BSニュース(オープニングタイトル)」が映されたモニターが流されている。
- 2007年1月23日の深夜1時の放送では、昼間アナではなくて松本和也アナがキャスターを務めた。昼間アナは同時間に放送された総合テレビのNHKニュースに出演しており、何故このような処置になったのかは不明である。