川北紘一
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川北紘一(かわきたこういち)は平成ゴジラシリーズなどで有名な、日本の特撮監督。株式会社ドリーム・プラネット・ジャパン代表取締役。
東宝・特殊技術課に入社し、故円谷英二氏に師事する。1972年「ウルトラマンA」で特撮を初めて演出した。1976年、「大空のサムライ」で商業映画デビュー。
東宝を定年退職した後、2003年1月、SFX・VFXの制作会社、株式会社ドリーム・プラネット・ジャパンを設立した。
ゴジラ映画や超星神シリーズなどでは、スタジオ内にスモークを貼った上で怪獣を逆光で撮影し、怪獣のシルエットを浮かび上がらせるという手法を使う。また、怪獣に光線技を多用することでも知られる。 「あるものは何でも使えばいい」と雑誌宇宙船のインタビューで発言しており、「超星神グランセイザー」では東宝が所有する「妖星ゴラス」「さよならジュピター」「ゴジラ」シリーズなどの美術を使いまわした。「幻星神ジャスティライザー」においても「さよならジュピター」のミニチュアモデルを使いまわしている。
代表作品
- 1984年『零戦燃ゆ』
- 1984年『さよならジュピター』
- 1989年『ゴジラVSビオランテ』『ガンヘッド』
- 1991年『ゴジラVSキングギドラ』
- 1992年『ゴジラVSモスラ』
- 1993年『ゴジラVSメカゴジラ』
- 1994年『ゴジラVSスペースゴジラ』『ヤマトタケル』
- 1995年『ゴジラVSデストロイア』
- 1996年『モスラ』
- 1997年『モスラ2 海底の大決戦』
- 2003年-2004年『超星神グランセイザー』(テレビ東京)
- 2004年-2005年『幻星神ジャスティライザー』(テレビ東京)