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2021年4月12日 (月) 01:19時点における版
はいち 葉一 | |
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生誕 |
1985年3月11日(39歳)[1] 福岡県[1] |
住居 | 群馬県[1][2] |
国籍 | 日本 |
出身校 | 東京学芸大学教育学部初等教育教員養成課程数学選修[1] |
職業 | YouTuber |
活動期間 | 2012年 |
影響を受けたもの | 高校時代の恩師、HIKAKIN |
活動拠点 | YouTube |
身長 | 181㎝ |
肩書き | 教育YouTuber、教育系YouTuber |
子供 | あり |
公式サイト | 公式サイト |
とある男が授業をしてみた | ||||||||||
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YouTube | ||||||||||
チャンネル | ||||||||||
活動期間 | 2012年 - | |||||||||
ジャンル | 教育 | |||||||||
登録者数 | 130万人 | |||||||||
総再生回数 | 382,855,886 回 | |||||||||
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チャンネル登録者数・総再生回数は 2021年2月4日時点。 |
とある男が息抜きしてみた | |
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YouTube | |
チャンネル | |
活動期間 | 2014年2月20日 - |
ジャンル | 雑談、ゲーム実況 |
登録者数 | 3.25万人 |
総再生回数 | 35,1543 回 |
チャンネル登録者数・総再生回数は 2021年2月4日時点。 |
葉一(はいち、1985年3月11日 - )は、日本の教育者、YouTuber。教育系YouTuberの第一人者としてテレビで紹介されたこともある[4]。
概要
YouTubeにおいて、小学3年生から高校生に向け授業動画を配信している[5]。勉強でスマホを使うのはもはや当たり前となった10代向けに、教育系YouTuberとして活動しており、教員とも塾講師とも異なる、第三の場所の次世代の教育者として注目されている[4][6][2]。
動画のスタイルへのこだわりは強く、かつ分かりやすく基本的にテロップや効果音を含む編集は行なっていない。また途中でミスをすれば最初から撮り直す方式で動画制作を行なっている。その撮影手法から撮影にはとても時間を費やしており、動画の時間は平均10分程度なのにも関わらず、撮影から投稿までは短くても3時間、長いときは3日費やすこともある。なるべく疑問点を残さない授業を心がけており、内容としては繰り返し見ても飽きないように雑談をしないこと、仕組みなど概念よりも解法を教える、教える学年にあわせ話す速度と言葉遣いを大きく変える、内容に集中してもらうため地味な服装を心がけ結婚指輪も外す、塾講師時代に考案した男女両方に好まれる文字のフォントを用いる、ずれがないよう黒赤青の3色のペンを使って定規で一文字ずつ計りながら綺麗に板書することなどを意識している[7][8][2]。
経歴
中高生時代
1985年3月11日、福岡県にて生まれる。小学生のときは真面目によく勉強に取り組んでいた。両親は勉強しろとは言わず勉強自体をしていても特に褒めることはなかったが、テストで前より良い点をとれば軽く褒めてくれていて、そのために勉強したかもしれないという[9]。
中学生のときにはいじめられていた。葉一には2歳年下の知的障害と発達障害を持った妹がおり、両親は共働きだったため土日は葉一がつきっきりで面倒を見なければならず、所属していた体操部を欠席する必要があった。しかし他の部員たちから「サボっている」と勘違いをされ陰口を言われるようになり、最終的には学年全体から悪口を言われるまでになってしまった。これをきっかけに心に大きな傷を負ってしまって、自傷行為に及んでしまったり自殺願望が芽生えてしまったこともあったという。中学校は嫌いだった[1][9]。
高等学校に進学後に恩師と出会う。新学期で会った直後に「俺はお前らに好かれる気なんかねーから」と言い放つなど第一印象は強烈だったものの、担当していた数学の授業では板書はきれいでわかりやすかった。叱るときは叱り、褒めるときは本気で褒めてくれるという、飾ることなく生徒に接するその教師のことを次第に尊敬するようになった。現在の活動であるYouTubeの授業もその恩師が目標となっている。その先生に憧れ、当初は専門学校への志望を希望していたのが、高2の終わりに国公立大学を志望するようになった。その先生のアドバイスのもと、東京学芸大学を志望するようになり、高2の冬のマーク模試で偏差値30台の科目もあったものの、勉強ができる友達の勉強法をとにかくまね、そこから自分に合うもののみ残すという方法で勉強スタイルを確立して、自学のみで参考書を定着するまで何回も繰り返すという方法で偏差値を20上げ、東京学芸大学教育学部への合格を果たした[10][9][8][11]。
大学進学後
大学にて小学校と中学校の教員免許を取得したものの、教育実習の際に事務作業の多さを見て、自分が思い描いていた子供に精神的フォローをしたいという願望とのギャップを感じて、ストレートに教師になること以外の方法を模索しようと考えたため教師にはならなかった。NPO法人や起業家に付いて社会勉強を進めた。自分自身が一度社会に出る必要があると考え、また子供を精神的にフォローするためにはよりコミュニケーションスキルを高めたいと考え一番キツイ仕事として新卒で教材販売会社に入社し営業の仕事を始めた。家を一軒一軒まわって教材を売り込む仕事で、営業成績は微妙で、嫌がられたり怒られたりと毎日鍛えられた一方、相手に伝わりやすい喋り方や声のトーン、目線の送り方、セールストークなどの仕事スキルを身につけられ、伝えたいことを相手に届けるノウハウも学べるなどYouTubeでの活動に活かせた面も多いという。持病が悪化したため教材販売会社は10ヶ月ほどで退職した。その後は塾で働き始め、個別指導の塾講師として埼玉県内で複数の教室を持つようになった。しかし、個別指導塾の月謝は高いため経済的に貧しい子供は塾に行くことができないという現状があり、そのような子供に何かできないかと考え、2012年6月よりYouTubeにて授業動画を投稿し始めた[5][12][11][1][8][10][2]。
YouTube活動
独立直後に、全米で話題の日本人YouTuberというニュースを聞き、HIKAKINがブレイクしていると知って授業の様子を公開したら誰でも見れると気づきその翌日に初動画を投稿した。YouTubeでの活動においては、著作物や講演の依頼を貰えればいいと思ったが、1年後に収益化できることを初めて知ることとなり、本人の活動方針との合致を感じることとなった。最初の7ヶ月は800人ほどしかチャンネルを見ている人がいなかったが、視聴者がネット上や日常において口コミによってチャンネルの存在を広めることによって視聴者数も増加していった。ところが、中年層以上ではYouTuberは「変なことをしてお金を稼いでいる奴ら」というイメージであり、ネット世代の若い教師の招待で講演で学校に赴いたときには、管理職の先生などからはあまりいい顔をされなかったことが多かったという。しかし、YouTubeで勉強というイメージが薄れてきた流れがNHKへの出演などで広い年代に見られるようになり、従来スマホは遊びと決め付けていた保護者らもテレビに取り上げられたことでスマホを用いて勉強を頑張りなさいと言い始めたということもみられ、親世代にまで認知されつつあるという[10][8][12][9]。
また、年長と3歳の[注釈 1]2児の父でもある。意識的に褒めることを重視した教育を行っているという。YouTubeから得られる収益で家族4人を養えるようになった[9][2]。
小学生向けには算数、中学生向けには主要5教科[注釈 2]、高校生向けには数学Ⅰ・A、Ⅱ・BとⅢを配信している。また、高校受験対策の授業も配信している。従来日本の教育は、公教育と塾や家庭教師など外部のサポートの2本の柱で成り立ってきたが、そこに3本目となる自由に無料で勉強できる「フリーラーニング」の柱を立て、それが当たり前になる世の中を目指しており、YouTubeでの学習が学びの選択肢のひとつにすることを目標としている。学校に行けない子や、学校の授業との相性が悪い子たちをサポートしたいと思っているという[5][11][13]。
著書
- はいちの楽しくなる数学中学1年
- 2016年7月15日、文英堂より出版。JAN 9784578221319
- はいちの楽しくなる数学中学2年
- 2016年7月15日、文英堂より出版。JAN 9784578221326
- 合格に導く最強の戦略を身につける! 一生の武器になる勉強法
- 2019年4月2日、角川より出版。JAN 9784040655147[14]
- 塾へ行かなくても成績が超アップ! 自宅学習の強化書
テレビ出演
脚注
注釈
出典
- ^ a b c d e f “【とある男が授業をしてみた】葉一(はいち)って誰?本名/学歴/いじめ/どんなYouTuberなの?”. logtube. 2020年1月1日閲覧。
- ^ a b c d e “生徒は66万超 元塾講師、いきついた先はユーチューブ”. 朝日新聞. 2020年1月1日閲覧。
- ^ 【はいちのだらだラジオ】第113回-登録者10万人達成したので3年5ヵ月を振り返ってみた - YouTube2020年1月1日閲覧。
- ^ a b “とある男が授業をしてみた、ねおがNHKに出演”. ユーチュラ. 2020年1月1日閲覧。
- ^ a b c “YouTube x 教育 熱く深いディスカッション!”. イーディーエル株式会社. 2020年1月1日閲覧。
- ^ “成功体験の積み重ねを 教育ユーチューバー・葉一さん”. 毎日新聞. 2020年1月1日閲覧。
- ^ “なぜYouTubeで授業なのか? 教育系YouTubeクリエイターが語るオンライン学習の可能性”. ITsearch. 2020年1月1日閲覧。
- ^ a b c d “教育系YouTuber・葉一(はいち)さんが拓く新たな学び—チャンネル登録者数70万人、NHK出演も”. コエテコ. 2020年1月1日閲覧。
- ^ a b c d e “教育YouTuber葉一さんから保護者へのアドバイス 知的好奇心くすぐる教育とは?”. Edua朝日新聞. 2020年1月1日閲覧。
- ^ a b c “可能性に満ちている大学時代。思い切り、充実させてほしい。”. 朝日新聞. 2019年1月1日閲覧。
- ^ a b c “勉強動画で子どもを笑顔に”. PERSOL. 2020年1月1日閲覧。
- ^ a b “どうしてユーチューバーになったの? YouTube【とある男が授業をしてみた】の葉一さんインタビュー”. クリスクプラス. 2020年1月1日閲覧。
- ^ “教育系YouTuber 葉一氏とヨビノリたくみ氏が対談”. 教育新聞. 2020年1月1日閲覧。
- ^ “合格に導く最強の戦略を身につける! 一生の武器になる勉強法”. 角川. 2020年1月1日閲覧。
- ^ “番組表検索結果詳細”. NHK. 2021年2月21日閲覧。
- ^ “葉一(教育系Youtuber)”. TBSテレビ. 2020年11月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年2月21日閲覧。
外部リンク
- 19ch.tv【塾チャンネル】
- 葉一/はいち 🍀 とある男が授業をしてみた (@haichi_toaru) - X(旧Twitter)
- とある男が授業をしてみた - YouTubeチャンネル
- とある男が息抜きしてみた - YouTubeチャンネル
- とある男が授業をしてみた - Ameba Blog