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'''福山三菱電機球場'''(ふくやま みつびしでんき きゅうじょう)は[[広島県]][[福山市]]の[[三菱電機]]株式会社福山製作所工場内にあ |
'''福山三菱電機球場'''(ふくやま みつびしでんき きゅうじょう)は[[広島県]][[福山市]]の[[三菱電機]]株式会社福山製作所工場内にある[[野球場]]である。 |
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[[1948年]][[8月]]、三菱電機福山製作所工場敷地内に竣工<ref name="球場詳細">[http://npb.jp/stadium/detail.html?213 福山三菱電機球場(日本野球機構)]</ref>。その年の8月4日、同球場の杮落しを兼ねて、「[[日本野球連盟 (プロ野球)|日本野球]]・中国シリーズ」と称し、地元の新聞社が主催して[[福岡ソフトバンクホークス|南海ホークス]]対[[北海道日本ハムファイターズ|急映フライヤーズ]]の試合が行われた。これは広島県内においての初のプロ野球公式試合でもあった<ref name="球跡">[http://npb.jp/news/detail/20180618_01.html 【球跡巡り・第2回】工場の敷地内で開催された広島県初のプロ野球 福山三菱電機球場(日本野球機構)]</ref>。 |
[[1948年]][[8月]]、三菱電機福山製作所工場敷地内に竣工<ref name="球場詳細">[http://npb.jp/stadium/detail.html?213 福山三菱電機球場(日本野球機構)]</ref>。その年の8月4日、同球場の杮落しを兼ねて、「[[日本野球連盟 (プロ野球)|日本野球]]・中国シリーズ」と称し、地元の新聞社が主催して[[福岡ソフトバンクホークス|南海ホークス]]対[[北海道日本ハムファイターズ|急映フライヤーズ]]の試合が行われた。これは広島県内においての初のプロ野球公式試合でもあった<ref name="球跡">[http://npb.jp/news/detail/20180618_01.html 【球跡巡り・第2回】工場の敷地内で開催された広島県初のプロ野球 福山三菱電機球場(日本野球機構)]</ref>。 |
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[[1950年]]に結成された[[広島東洋カープ|広島カープ]]も、同年2月[[紅白戦]]を初開催<ref name="球跡"/>。3月には公式戦を初めて開催した<ref name="球跡"/>。しかし、[[1952年]]に[[福山市民球場]]が開催した影響により、福山市での公式戦は市民球場で行われるようになったため、三菱電機球場での試合はわずか5試合で終わった<ref name="球場詳細"/>。球場自体は現存しているが、開場された当時あったスタンドや[[バックスクリーン]]はのちに撤去されている<ref name="球跡"/>。 |
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なお、日本のプロ野球において企業の工場の中にある野球場はこれまで当球場の他、[[富山県]][[高岡市]]「高岡[[鐘紡]]球場」と三重県[[川越町]]「富洲原球場」の3か所しかない<ref name="球跡"/>。 |
なお、日本のプロ野球において企業の工場の中にある野球場はこれまで当球場の他、[[富山県]][[高岡市]]「高岡[[鐘紡]]球場」と三重県[[川越町]]「富洲原球場」の3か所しかない<ref name="球跡"/>。 |
2019年9月30日 (月) 10:43時点における版
福山三菱電機球場(ふくやま みつびしでんき きゅうじょう)は広島県福山市の三菱電機株式会社福山製作所工場内にある野球場である。
概要
1948年8月、三菱電機福山製作所工場敷地内に竣工[1]。その年の8月4日、同球場の杮落しを兼ねて、「日本野球・中国シリーズ」と称し、地元の新聞社が主催して南海ホークス対急映フライヤーズの試合が行われた。これは広島県内においての初のプロ野球公式試合でもあった[2]。
1950年に結成された広島カープも、同年2月紅白戦を初開催[2]。3月には公式戦を初めて開催した[2]。しかし、1952年に福山市民球場が開催した影響により、福山市での公式戦は市民球場で行われるようになったため、三菱電機球場での試合はわずか5試合で終わった[1]。球場自体は現存しているが、開場された当時あったスタンドやバックスクリーンはのちに撤去されている[2]。
なお、日本のプロ野球において企業の工場の中にある野球場はこれまで当球場の他、富山県高岡市「高岡鐘紡球場」と三重県川越町「富洲原球場」の3か所しかない[2]。
球場データ
- 所在地 福山市緑町1-8
- 両翼91.4m、中堅106.7m
- 公式戦開催 5試合[1]