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「ワタナベ (漫画)」の版間の差分

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# 秘密のクマさんパンツ
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# 宇宙人もつらいよ!
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# (不明)
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# (不明)
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2019年6月8日 (土) 16:07時点における版

ワタナベ』は、窪之内英策による漫画。これを原作とした同名のテレビドラマも放送された。

作品概要

1992年『ビッグコミックスピリッツ』で連載。

平々凡々な日本の中流家庭、時野家に、地球から遥か2万光年彼方のカナーイ星からやってきたワタナベがホームステイすることとなる。ワタナベや時野家の人々を中心に、地球(日本)の文化や常識を知らぬワタナベの視点から人間愛、家族愛を描くファンタジー・ストーリー・ギャグ漫画。

登場人物

ワタナベ
本作品の主人公。本名「ノウモ・カナイータ・キッテ・ヤラカーシ・ホイ・オートイゴンス」。略してワタナベ。3006歳。語源は後ろから読むとよく解る。
地球から2万光年彼方のカナーイ星からやってきた。「宇宙大学」の学生で、卒業論文の取材のために地球にやってきた。ひょんなきっかけから時野家にホームステイし、妙子と同じ高校にインドからの留学生として通うこととなる。性格はいたって温厚で正義漢。3度のメシよりポテトチップが大好き。身長178cm、体重59kg。
生身では地球の劣悪な環境に適応できないため、常に奇抜なデザインのボディスーツ(生命維持スーツ)を身に着けている。ボディースーツのコンピューターが異常をきたすと超人的な運動能力をみせる。
この他に妙子の同級生として長身・長髪の男子生徒「ワタナベ」が登場する。カナーイ星人ワタナベとの接点がほのめかされるが、作中でそれについて確定的なことは語られていない。
時野妙子(ときの たえこ)
本作品のヒロイン。4月5日生まれ。作中で17歳の誕生日を迎える。東京都立新玉高等学校の1年生(作中で2年生に進級)。テニス部に所属するも幽霊部員。新コーチの土方陣蔵に憧れる。 東京都近郊の団地に住む。
放任主義で育てられ、また幾度も現実に裏切られたことによりメルヘンな理想に閉じこもる。進路希望は「白馬の王子様に連れ去られ夢の国へ」。
時野勤(ときの つとむ)
妙子の弟。小学生。姉の妙子とは正反対のリアリスト。しがないサラリーマンの父親とは異なるエリート人生を目指す。普通の小学生らしくワタナベとともにコンピューターゲームに熱中する一幕もあるが、名門私立中学に合格すべく深夜まで進学塾へ通ったり、勉強の邪魔をした正造に激怒したりするなど、勉強への執着はすさまじい。挫折に弱いなど、エリート特有の弱点も見せる。
時野小百合(ときの さゆり)
妙子の母。巨体で口やかましい。居候しているワタナベをこき使う。妙子には無関心だが勤の進学には熱心。
時野正造(ときの しょうぞう)
中小企業に勤めるサラリーマン。肩書きは係長。いつも弱々しく小百合の尻に敷かれているが、一家の主としての芯を持った一面を見せる場面も。
宇童(うどう)
妙子の同級生で、番長。妙子に惚れており、妙子とひとつ屋根の下に暮らすワタナベを妬む。ワタナベの正体を暴くべく、姑息な作戦で貶めようとする。
妙子に接近しようと試みるも連戦連敗。
ジョージ
宇童の子分。常に宇童とともに行動し、次々とワタナベの正体を暴く作戦を立案するがいずれも失敗。
華蝶斎マキ(かちょうさい まき)
妙子の同級生。大金持ちの令嬢で父親は区議会議員。親の七光りでテニス部の主将。テニス実力はインターハイ優勝候補。
土方陣蔵
新玉高校女子テニス部のコーチ。31歳。
桜井先生(さくらい)
勤の担任教諭。そして、勤の憧れ(初恋)?
リカ
「パブ・ウインク」に勤める一番人気のホステス。かつての暴走族仲間の一郎に好意を寄せるが、ワタナベの影響で自身の葛藤と向き合うようになる。またワタナベにも大きな影響与えた。
一郎
通称「いっちゃん」。かつては暴走族「堕流魔(ダルマ)」のリーダー。今は無職のチンピラ。リカが好意を寄せているのをいいことに金を貢がせる。

単行本

テレビドラマ

1993年関西テレビ阪急ドラマシリーズ枠で放送された。本放送は関西テレビ(大阪地区)ローカルで金曜日の19:00 - 19:30、関東ではフジテレビ(ローカル)でほぼ同時期に放送されたが、放送時間は日曜日早朝であった。

阪急ドラマシリーズはフィルム作品が多いが、シリーズ最後の数作品はビデオ撮影であり、これもまたビデオ撮影である。

本作の監督の一人は、今や世界的にも有名な黒沢清である。黒沢は阪急ドラマシリーズの最終番組となった『学校の怪談』(1994年)でも監督を務めている。プロフィールに「学校の怪談」は外せないものとなっているが、「ワタナベ」は取り上げられることは少ない。しかし、2004年以降の黒沢清トークライブや黒沢作品上映映画館などで「ワタナベ」「学校の怪談」が上映されており、このセレクトは黒沢本人の意向が大きく取り入れられていると思われる。

詳細不明であるが、河崎実も製作に関わっているようであり、本人の公式サイトにも(簡単な表記ながら)掲載されている。また、小説家エッセイストであり、多くの映像作品に関わってきた山田あかねも脚本参加している。

坂田利夫をはじめ、関西吉本興業お笑い芸人が出演していたが、いずれも標準語で演じている。

キャスト

スタッフ

放送リスト

  1. 宇宙人がホームステイ?
  2. 秘密のクマさんパンツ
  3. 宇宙人もつらいよ!
  4. 愛と挫折の11歳
  5. (不明)
  6. (不明)
  7. (不明)
  8. (不明)
  9. (不明)
  10. (不明)
  11. 仁義なき小学生
  12. 愛・旅立ち

外部リンク

関西テレビ 阪急ドラマシリーズ枠
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ワタナベ (漫画)
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