「東急2020系電車」の版間の差分
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|車両名=東急2020系電車 |
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2018年5月4日 (金) 09:58時点における版
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東急2020系電車 | |
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ファイル:東急2020系2122F.jpg 東急2020系急行押上行き (2018年5月3日 / たまプラーザ) | |
基本情報 | |
製造所 |
総合車両製作所 横浜事業所・新津事業所 |
製造年 | 2017年 - |
運用開始 | 2018年3月28日 |
投入先 | 田園都市線・東京メトロ半蔵門線・(東武伊勢崎線・東武日光線) |
主要諸元 | |
編成 | 10両編成 |
軌間 | 1067mm |
電気方式 | 直流1500V(架空電車線方式) |
設計最高速度 | 120 km/h |
起動加速度 | 3.3 km/h/s |
減速度(常用) | 4.0 km/h/s |
減速度(非常) | 4.5 km/h/s |
車両定員 | 本文参照 |
車両重量 | 本文参照 |
全長 |
先頭車:20470mm 中間車:20000mm |
全幅 | 2788mm |
全高 | 4046mm |
台車 |
ボルスタレス方式空気バネ台車 TS-1041(動台車) TS-1042・TS-1042A(付随台車) |
主電動機 | かご形三相誘導電動機 140kW 全閉外扇形 |
駆動方式 | WNドライブ |
歯車比 | 99/14=7.07 |
制御装置 | SiC素子VVVFインバータ制御 |
制動装置 |
常用ブレーキ(回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ (HRDA-2) ) 非常ブレーキ(電気指令式) 全電気ブレーキ |
保安装置 | 多段式ATC-P(東武式ATS内蔵) |
備考 | 出典は「鉄道ファン」685号87ページ |
東急2020系電車(とうきゅう2020けいでんしゃ)は、2018年3月28日に営業運転を開始した[1]東京急行電鉄の通勤形電車である。
概要
形式名は2020年に東京オリンピックが開催されることや、2022年に東京急行電鉄が創業100年を迎えることから決められている[2][3]。
製造コスト削減を目的として、東日本旅客鉄道(JR東日本)のE235系電車と基本設計を共通化している[2]。
デザイン
2020系電車は総合車両製作所の「Sustina S24シリーズ」、車体長20メートルの4ドアステンレス車として製造された[4]。車体デザインは、東急線沿線の商業施設のデザインなどを手がけている丹青社が監修を担当した[5]。沿線の街や駅との親和性を高め、利用者に親しみを持ってもらうとともに、「これまでにない新しさを感じていただけるような外観、車内空間」を目指した。コンセプトカラーには「INCUBATION WHITE」(美しい時代へ孵化していく色)とし、丸みのある先頭形状は「やわからみのある顔をイメージした」という[6]。
車内
基本設計が共通のJR東日本E235系電車と同様、全ての車両に車椅子で使用可能なスペースが設置されている[7]。
1両あたり2台、防犯カメラが設置されている[8]。腰掛にはハイバックシートを採用している[7]。
編成
列車編成は動力車5両・付随車5両の5M5T編成である。東急線基準で渋谷駅方面が1号車、中央林間駅方面が10号車となる[9]。
号車 | 1号車 | 2号車 | 3号車 | 4号車 | 5号車 | 6号車 | 7号車 | 8号車 | 9号車 | 10号車 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
定義 | Tc2 | M2 | M1 | T3 | T2 | M3 | T1 | M2 | M1 | Tc1 |
形式 | クハ2120 | デハ2220 | デハ2320 | サハ2420 | サハ2520 | デハ2620 | サハ2720 | デハ2820 | デハ2920 | クハ2020 |
自重 | 31.5t | 33.5t | 33.5t | 27.8t | 27.5t | 32.0t | 27.5t | 33.5t | 33.5t | 31.4t |
乗員 (全体/着席) | 143/45 | 155/48 | 155/51 | 155/51 | 155/51 | 155/51 | 155/51 | 155/51 | 155/51 | 143/45 |
3号車と9号車には2基、6号車には1基のシングルアームパンタグラフを備える[10]。
車歴
編成番号 | 製造所 | 甲種輸送日 |
---|---|---|
2121 | 横浜 | 2017年11月[11] |
2122 | 新津 | 2018年2月[12] |
2123 | 新津 | 2018年2月[13] |
系列別概説
2020系
田園都市線及び直通運転先である東京メトロ半蔵門線・東武伊勢崎線・東武日光線で使用される。そのため、半蔵門線及び伊勢崎線内の保安装置も内蔵している[14]。10両編成[2]。
本系列は、座席中央部の上部に車内表示器が3つ設置されている[14]。
出典
- ^ 東急2020系が営業運転を開始
- ^ a b c 交友社『鉄道ファン』2018年5月号 新車ガイド4 東京急行電鉄2020系・6020系 83頁。
- ^ 車両情報 東急電鉄 2018年4月18日閲覧。
- ^ “総合車両製作所、東急2020系製造を担当 『sustina S24シリーズ』”. Tetsudo Shimbun. 22 March 2017時点のオリジナルよりアーカイブ。22 March 2017閲覧。
- ^ 東急田園都市線2020系、新型車両は「これまでにない新しさ」2018年春導入へ
- ^ 東急田園都市線2020系、新型車両は「これまでにない新しさ」2018年春導入へ
- ^ a b 交友社『鉄道ファン』2018年5月号 新車ガイド4 東京急行電鉄2020系・6020系 85頁。
- ^ 交友社『鉄道ファン』2018年5月号 新車ガイド4 東京急行電鉄2020系・6020系 89頁。
- ^ 鉄道ファン683号72-73ページ
- ^ 鉄道ファン683号72-73ページ
- ^ 東急,2020系を公開
- ^ 新津製の東急2020系が甲種輸送される
- ^ 東急2020系第3編成が甲種輸送される
- ^ a b 交友社『鉄道ファン』2018年5月号 新車ガイド4 東京急行電鉄2020系・6020系 91頁。