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「ぼくのなつやすみ」の版間の差分

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m PS版のバグ: 『なお』が2つ続くのは不自然だと思ったので
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なお、このバグによってセーブデータが消えてしまうことはない。
なお、このバグによってセーブデータが消えてしまうことはない。


なお、PSP版ではこのバグは修正されており、8月32日以降になることはなく、そのままエンディングとなる。
また、PSP版ではこのバグは修正されており、8月32日以降になることはなく、そのままエンディングとなる。
<!--上記にある説明で充分。バグの細かな事象の記述は不要-->
<!--上記にある説明で充分。バグの細かな事象の記述は不要-->



2016年6月15日 (水) 10:36時点における版

ぼくのなつやすみシリーズ > ぼくのなつやすみ
ぼくのなつやすみ
ぼくのなつやすみポータブル ムシムシ博士とてっぺん山の秘密!!
ジャンル アドベンチャー
対応機種 PlayStation
PlayStation Portable(PSP版)
開発元 ミレニアムキッチン
発売元 ソニー・コンピュータエンタテインメント
人数 1人
メディア CD 1枚
UMD 1枚(PSP版)
発売日 PS版
 2000年6月22日
 2001年6月14日廉価版
PSP版
 2006年6月29日
 2007年6月28日(廉価版)
対象年齢 CEROA(全年齢対象)
その他 PS版
 メモリーカード 1 - 15ブロック
 アナログコントローラ対応(振動のみ)
PSP版
 メモリースティック Duo 352KB以上
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ぼくのなつやすみ』は2000年6月22日ソニー・コンピュータエンタテインメントから発売されたPlayStation用ゲームソフト。2006年6月29日PlayStation Portable用にイベントや登場人物を追加したリメイク移植版の『ぼくのなつやすみポータブル ムシムシ博士とてっぺん山の秘密!!』も発売された。

概要

母親が臨月を迎えたため、田舎親戚の家へ預けられた9歳の「ボク」が、夏休みの1ヶ月間、昆虫採集や虫相撲、魚釣りなどをしていくゲーム。

1975年(昭和50年)の、北関東のどこかに存在する森や山に囲まれた架空の田舎、月夜野が舞台となっている。なお、群馬県みなかみ町(旧月夜野町)の後閑駅付近に「月夜野」という地名があるが、他にも「月夜野」という地名があるため、群馬県の月夜野とは限らない。

「昆虫採集」、「魚釣り」、「絵日記」、「洞穴探検」など、昔の子供達がしたであろう遊びや行事がサブイベントとして取り入れられている。また、自然が豊かな「田舎」をリアルに再現したフィールド設定などが特徴。

制作会社は、ミレニアムキッチン。最初の情報公開となった1999年夏発売のゲーム雑誌では同年秋に発売予定と告知されていたが、「夏休み商戦に合わせたほうがいい」との判断により発売が翌年に延期され、PlayStation 2の発売後に世に出ることとなった。第5回日本ゲーム大賞ニューウェーブ賞受賞、第3回文化庁メディア芸術祭展示作品。

本作の好評を受け、ソニー・コンピュータエンタテインメントのゲーム機でシリーズ化されている。

PSP版での追加項目

追加イベントにおけるボクの台詞は、PS版の制作時に録音した未使用のものが使われており、スタッフロールでのボクの役名にも『進藤一宏(子役時代)』と表記されている。

昆虫採集
PSP版では、新たに虫の数がPS版の64種類から128種類になり、2倍となった。必ず注射器をして標本にしなければならない。動いている虫は選択することができない。
また、まだ捕獲していない虫が近くにいると、「NEW」というマークが出てくる。
虫相撲
虫相撲では、「お気に入り」甲虫を、次プレイに連れて行くことが可能となった。また、アドホック通信を使うと、「お気に入り」の甲虫を他人にプレゼントしたり、交換したりすることができる。
魚釣り
PSPには振動機能がないので、魚がかかると、画面上部に「HIT」マークが出る。

登場人物

ボク
声 - 進藤一宏
都会生まれ都会育ちの小学3年生。このゲームの主人公であり、プレイヤーキャラクター。母親が臨月を迎えたため、夏休みの間中おじさんの家に預けられることになった、好奇心旺盛で心優しい男の子。昆虫採集に魚釣り、おじちゃん特製の凧でする凧揚げや、秘密基地で近所の悪ガキ達と競う虫相撲など、月夜野を駆け回る中でたくさんの人や物事と出会い、様々な体験をし、かけがえのないひと夏を満喫する。
おじちゃん
声 - 佐々木勝彦
本名、空野優作。陶芸家。手先が器用で、凧揚げの凧や魚釣りの毛針を作ってくれる。作業場の棚の一部が何度修理しても落ちてしまうことと、スイカ泥棒の被害に悩まされている。夕飯の時間になると、ボクが月夜野のどこにいようと必ず先回りし、「今日の遊び時間は終了」と言い呼び戻す。
おばちゃん
声 - 一城みゆ希
本名、空野薫。ボクの父親の妹。若い頃、東京でカメラマンの助手をしていた。台所にいるおばちゃんに話しかけると、その日の晩ご飯のメニューを当てるクイズができる。
声 - 坂本真綾
高校受験を控えた中学3年生。毎晩縁側にてクラリネットの練習をしており、その腕前は日を重ねるごとに上達していく。曲目は 「マイ・ボニー」。ボクの母の出産が無事成功した報せがあった際には特別に「ハッピバースデートゥーユー」を吹いた。恋をしているらしく、夏休み終盤のとある出来事でノイローゼになってしまうが、後に元気を取り戻す。
詩(しらべ)
声 - 最上莉奈
小学2年生。「チビ娘」というあだ名で呼ばれることを嫌う。小生意気だが、根は素直でいい子。夏休み終盤に突如行方をくらましてしまうが…
ガッツ
声 - 高山みなみ
小学5年生。ガキ大将。空野家のスイカをくすねて秘密基地に持ち帰っては、ファット達と隠れて食べている。
ファット
声 - 伊倉一恵
小学4年生。萌に心を寄せている。その名の通り太っている。
メガネ
声 - 大谷育江
小学2年生。読書が趣味。その名の通りメガネをかけている。
沙織
声 - 田中敦子
オオカミ娘と呼ばれている大学生。自然科学を専修しており、絶滅したニホンオオカミを追い求めている。
声 - 牛山茂
ボクの父親。妻が臨月を迎えたため、息子を妹の家へ預ける。
お坊さん
声 - 池田勝
夏休みの中旬に、空野家の長男の法事のためにやってくる。何故かドイツ語を使ったりするお茶目なお坊さん。
ナレーション
声 - ダンカン
ボクの心内描写やオープニングやエンディングなど、すべてのナレーションを担当している。

PSP版に登場

教頭せんせ
声 - 小島敏彦
萌の学校の教頭先生で、PS版では会話の中だけに登場していた。英語を教えている。戦時中に野山のどこかに大切なものを隠した。昆虫や自然の事にとても詳しい。
ヨシコちゃん
声 - 弓場沙織
萌のクラスメートで明るくてとても元気。いつも考えるより先に行動し、失敗をしてしまう。萌とは大親友だが、夏休み中に揉め事があった。
アニキくん
声 - 進藤一宏
中学生。空野家の近くを流れている川に現れる、不思議な存在。彼の家も陶芸をやっている。

主なスタッフ

  • 原作・脚本・監督 - 綾部和
  • キャラクターデザイン - 上田三根子
  • 背景美術 - 草薙

テーマソング

この広い野原いっぱい
作詞 - 小薗江圭子 / 作曲 - 森山良子 / 編曲 - Thousand sketcheS / 歌 - 大藤史
1967年に森山良子が発表したフォークソングのカバー曲。

PS版のバグ

クリアデータを利用し、絵日記の終わりの所にカーソルを合わせた状態で↑を押して○を押すと、8月32日以降のありえない時間をプレイすることができるバグがある。

主な現象として、日記の日付が33日以降に進んでいき、登場人物のグラフィックがおかしくなる、家にも外にも人が誰もいなくなる、BGMが再生されなくなる、フリーズを起こす、文字化けするなどがある。制作会社の代表である綾部和は、「絵日記を見ている状態で寝ないでそのまま翌日に移動する」というバグがエンディングの8月31日の絵日記でも有効だったため、本来なら存在しない8月32日以降のデータを無理矢理参照するために発生すると説明している[1]

36日(もしくは34、39日)になると絵日記を書く途中にフリーズしてしまい、それ以降の続行はできない。

なお、このバグによってセーブデータが消えてしまうことはない。

また、PSP版ではこのバグは修正されており、8月32日以降になることはなく、そのままエンディングとなる。

テレビ番組での扱い

発売当時、テレビ朝日系列のニュースステーションで取り上げられた際に「最近は夏休みもゲームになる」と久米宏が実機で遊ぶ姿が放送されていた。プレイステーションとソフトの提供がSONYだったため否定的なコメントは控えられた。

関連項目

脚注

外部リンク

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