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==著作== |
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===詩集=== |
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*『われらのちから19』[[思潮社]] 1963年 |
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*『史乃命』新芸術社 1963年 |
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*『岡田隆彦詩集』思潮社 現代詩文庫30 1970年 |
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*『海の翼』[[書肆山田]] 1970年 |
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*『わが瞳』思潮社 1972年 |
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*『零へ』[[青土社]] 1974年 |
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*『何によって』思潮社 1977年 |
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*『巨大な林檎のなかで』[[河出書房新社]] 1978年 |
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*『瞳で泳ぐ』思潮社 1980年 |
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*『時に岸なし』思潮社 1985年 |
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*『鴫立つ澤の』思潮社 1992年 |
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===美術評論=== |
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*『危機の結晶 現代美術覚え書』イザラ書房 1970 |
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*『幻影的現実のゆくえ』田畑書店 1970 |
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*『日本の世紀末』[[小沢書店]] 1976年 |
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*『[[ウィリアム・モリス]]とその仲間たち アールヌーボーの源流』編著 [[岩崎美術社]] 1978 |
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*『美術散歩50章 出会いが創る芸術家の生涯』大和書房 1979 |
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*『かたちの発見 時空間を超えて』小沢書店 1981 |
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*『夢を耕す 幻想絵画論』小沢書店 1981 |
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*『[[ラファエル前派]] 美しき<宿命の女>たち』美術公論社 1984 |
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*『眼の至福 絵画とポエジー』小沢書店 1985 |
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*『芸術の生活化 モリス、[[ウィリアム・ブレイク|ブレイク]]、かたちの可能性』小沢書店 1993 |
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===翻訳=== |
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*エドワード・ルーシー=スミス『現代美術の流れ 1945年以後の美術運動』[[水沢勉]]共訳 PARCO出版局 1986 |
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*メルヴィン・P.レーダー『[[アーシル・ゴーキー]]』[[篠田達美]]共訳 美術出版社 1989 モダン・マスターズ・シリーズ |
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*ティモシー・ヒルトン『ラファエル前派の夢』篠田達美共訳 白水社 1992 |
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2016年1月29日 (金) 11:45時点における版
岡田 隆彦(おかだ たかひこ、1939年9月4日 - 1997年2月26日)は日本の詩人、美術評論家。東京府出身。祖父は第35代衆議院議長・岡田忠彦。美術出版社に就職。20代の終わりにはヴェネツィア・ビエンナーレのコミッショナーを務めていた。妻は俳人・岡田史乃。永田町小学校(現麹町小学校)、麹町中学校、獨協高等学校、慶應義塾大学文学部卒業[1]。「三田詩人」復刊に参画。1961年、会田千衣子、井上輝夫、鈴木伸治、吉増剛造と詩誌「ドラムカン」創刊。1968年、中平卓馬、高梨豊、多木浩二らと写真批評詩「provoke」創刊。1985年『時に岸なし』で高見順賞受賞。高橋昌男の後を受けて「三田文学」編集長をつとめる。1990年慶應義塾大学環境情報学部教授。吉増剛造によれば、黒住教の信者であったという。
著作
詩集
- 『われらのちから19』思潮社 1963年
- 『史乃命』新芸術社 1963年
- 『岡田隆彦詩集』思潮社 現代詩文庫30 1970年
- 『海の翼』書肆山田 1970年
- 『わが瞳』思潮社 1972年
- 『零へ』青土社 1974年
- 『何によって』思潮社 1977年
- 『巨大な林檎のなかで』河出書房新社 1978年
- 『瞳で泳ぐ』思潮社 1980年
- 『時に岸なし』思潮社 1985年
- 『鴫立つ澤の』思潮社 1992年
美術評論
- 『危機の結晶 現代美術覚え書』イザラ書房 1970
- 『幻影的現実のゆくえ』田畑書店 1970
- 『日本の世紀末』小沢書店 1976年
- 『ウィリアム・モリスとその仲間たち アールヌーボーの源流』編著 岩崎美術社 1978
- 『美術散歩50章 出会いが創る芸術家の生涯』大和書房 1979
- 『かたちの発見 時空間を超えて』小沢書店 1981
- 『夢を耕す 幻想絵画論』小沢書店 1981
- 『ラファエル前派 美しき<宿命の女>たち』美術公論社 1984
- 『眼の至福 絵画とポエジー』小沢書店 1985
- 『芸術の生活化 モリス、ブレイク、かたちの可能性』小沢書店 1993
翻訳
- エドワード・ルーシー=スミス『現代美術の流れ 1945年以後の美術運動』水沢勉共訳 PARCO出版局 1986
- メルヴィン・P.レーダー『アーシル・ゴーキー』篠田達美共訳 美術出版社 1989 モダン・マスターズ・シリーズ
- ティモシー・ヒルトン『ラファエル前派の夢』篠田達美共訳 白水社 1992
- ^ 『独協百年』第3巻 p109