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「LATAM チリ」の版間の差分

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==関連会社==
==関連会社==
ラン航空は以下の会社及び株主であり、11,173人の従業員が働いている。
ラン航空は以下の会社の親会社及び株主であり、11,173人の従業員が働いている。


* [[ラン・アルヘンティナ航空]]
* [[ラン・アルヘンティナ航空]]

2014年11月4日 (火) 08:15時点における版

LAN Airlines
IATA
LA
ICAO
LAN
コールサイン
LANCHILE
設立 1929年3月5日
ハブ空港 アルトゥーロ・メリノ・ベニテス国際空港
マイレージサービス LANPASS
会員ラウンジ Salon VIP Neruda/Mistral
航空連合 ワンワールド
親会社 ラタム航空グループ
保有機材数 151機
就航地 53空港
本拠地 サンティアゴチリ
代表者 エンリケ・クエント
外部リンク http://www.lan.com/
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ラン航空(ランこうくう、LAN Airlines、旧名: LanChile、NYSELFL)は、チリ共和国首都サンティアゴ・デ・チレを本拠地としている航空会社で、同国のフラッグキャリアである。

概要

ラン航空はチリ最大の航空会社で、世界有数の航空連合であるワンワールドの一員である。本拠地はサンティアゴ・デ・チレの アルトゥーロ・メリノ・ベニテス国際空港 で、マイアミ国際空港及びペルーリマ市にあるホルヘ・チャベス国際空港もハブ空港としている。

チリ国内やラテンアメリカ北アメリカオセアニア、及びヨーロッパへの路線を運航している。また、アルゼンチン航空とともに南極経由でオセアニアへ路線を持つ数少ない南アメリカの航空会社であり、世界で唯一チリ国内のイースター島への路線がある会社でもある。

歴史

デ・ハビランド・ジプシーモス
ボーイング707(1981年)
エアバスA320シリーズ

設立

ラン航空はチリの空軍将校アルトゥーロ・メリーノ・ベニテスによって設立され、サンティアゴ・デ・チレとアリカの間でデ・ハビランド・ジプシーモスにより1929年3月5日に航空郵便の運航を始めた。その後1932年に、「ラン・チリ(LAN Chile)」の名称になった。この「Lan」は当初「Línea Aérea Nacional(国営航空)」 の頭文字だったが、現在は「Latin American Network」の頭文字である。

拡大

第二次世界大戦後にダグラスDC-3などのアメリカ製旅客機を導入し、ブラジルアルゼンチンペルーなどの近隣諸国への路線を増やした他、国内線を充実させた。

1960年代にはボーイング707を導入して北アメリカやヨーロッパへの路線を開設した。またボーイング727を導入し、国内線や近距離国際線のジェット化を進めた。

民営化

1989年9月に、前年に行われた国民選挙でアウグスト・ピノチェトの長期政権が否決されたチリ政府は、持ち株会社の「Icarosan」及びスカンジナビア航空へこの会社のほとんどの資産を売却し、航空会社として民営化された。

チリの独占禁止法委員会は、1995年8月11日にこの国の2番目の航空会社で、国内線と南アメリカ域内路線を運航していた「Ladeco」をラン・チリが運営することを認める事となった。1998年10月にラン・チリは「Ladeco」を吸収合併する事となる。

ラン航空へ

2004年3月現在、ラン・チリ及びその子会社 ラン・ペルー航空LAN Ecuador 及び LAN Dominicana はラン商標の下で統一される事になった。2004年6月17日にラン・チリはこの再商標化の課程の一部として「ラン航空 (LAN Airlines) 」に名称を正式に変更した。

TAM航空の買収

2010年8月13日、ブラジル最大の航空会社であるTAM航空を買収することで合意[1]。2012年6月22日に正式に合併した[2]。合併後のグループ名はLATAM Airlines Group S.A. [3]、新会社は世界11位の規模となる[4]

なおTAM航空はスターアライアンスに加盟しているが、LATAM発足後の航空連合一本化(TAM航空のワンワールドへの加盟)に関しては2012年まで結論を保留する方針とされていた[5]

2013年3月7日ワンワールドは、2014年4月から6月の第2四半期に、TAM航空がスターアライアンスを脱退し、ワンワールドに加盟すると発表。また、ラン航空子会社のラン・コロンビアも、2013年10月1日に、ワンワールド・アフィリエイトメンバーとして、正式加盟する事となった[1][6]

関連会社

ラン航空は、以下の会社の親会社及び株主であり、11,173人の従業員が働いている。

就航都市

南米

都市 空港コード 空港名 運航機種 その他
IATA ICAO
アルゼンチンの旗 アルゼンチン
ブエノス・アイレス EZE SAEZ エセイサ国際空港 [7] A320 / A340 / B767 / B787 ラン・アルヘンティナ航空のハブ
ブエノス・アイレス AEP SABE ホルヘ・ニューベリー空港 [8] A320 ラン・アルヘンティナ航空のハブ
コルドバ (アルゼンチン) COR SACO コルドバ国際空港 A319 / A320
メンドーサ MDZ SAME メンドーサ国際空港 A318 / A320
サルタ SLA SASA サルタ国際空港 A320 乾季運行
リオ・ガジェゴス RGL SAWG リオ・ガジェゴス国際空港 A320
ウシュアイア USH SAWH ウシュアイア国際空港 A320
ボリビアの旗 ボリビア
ラ・パス LPB SLLP エル・アルト国際空港 A320
サンタ・クルス・デ・ラ・シエラ VVI SLVR ビル・ビル国際空港 A320
ブラジルの旗 ブラジル
フロリアノポリス FLN SBFL フロリアノポリス国際空港 A320 乾季運航
リオデジャネイロ GIG SBGL アントニオ・カルロス・ジョビン国際空港 A319 / A320 / B767
サン・パウロ GRU SBGR グアルーリョス国際空港 A320 / B767
チリの旗 チリ
サンティアゴ SCL SCEL アルトゥーロ・メリノ・ベニテス国際空港 A318 / A319/ A320 / A340 / B767 / B787 ラン航空のハブ
アントファガスタ ANF SCFA アントファガスタ国際空港 A318, A319, A320
アリカ ARI SCAR アリカ国際空港 A318, A319, A320
バルマセーダ BBA SCBA バルマセーダ国際空港 A318, A319, A320
カラマ CJC SCCF エル・ロア国際空港 A318, A319, A320
コンセプシオン CCP SCIE カリエル・スール国際空港 A318, A319, A320
コピアポ CPO SCAT コピアポ空港 A318, A319, A320
イキケ IQQ SCDA イキケ国際空港 A318, A319, A320
ラ・セレナ LSC SCSE ラ・セレナ空港 A318, A319, A320
オソルノ ZOS SCJO オソルノ空港 A318, A319, A320
プエルト・モン PMC SCTE プエルト・モン国際空港 A318, A319, A320
プンタ・アレーナス PUQ SCCI プンタ・アレーナス国際空港 A318, A319, A320
テムコ ZCO SCTC マンケウエ空港 A318, A319, A320
バルディビア ZAL SCVD ピチョイ空港 A318, A319, A320
イースター島 IPC SCIP マタベリ国際空港 B767
コロンビアの旗 コロンビア
ボゴタ BOG SKBO エル・ドラード国際空港 [9] B767 ラン・コロンビア航空のハブ
エクアドルの旗 エクアドル
グアヤキル GYE SEGU グアヤキル国際空港[10] A320 / B767 ラン・エクアドル航空のハブ
キト UIO SEQU マリスカル・スクレ国際空港[11] A319 / A320 / B767 ラン・エクアドル航空のハブ
フォークランド諸島の旗 フォークランド諸島
スタンリー (フォークランド諸島) MPN EGYP マウント・プレザント空軍基地 Airbus A320 family
ペルーの旗 ペルー
リマ LIM SPIM ホルヘ・チャベス国際空港[12] A319 / A320 / B767 / B787 ラン・ペルー航空のハブ
ウルグアイの旗 ウルグアイ
モンテビデオ MVD SUMU カラスコ国際空港 A320 / A318 / B767
プンタ・デル・エステ PDP SULS プンタ・デル・エステ国際空港 A320 乾季運行
ベネズエラの旗 ベネズエラ
カラカス CCS SVMI シモン・ボリバル国際空港 A319 / B737 / B767

北米

都市 空港コード 空港名 運航機種 その他
IATA ICAO
キューバの旗 キューバ
ハバナ HAV MUHA ホセ・マルティ国際空港 A320 / B767
ドミニカ共和国の旗 ドミニカ共和国
プンタ・カナ PUJ MDPC プンタ・カナ国際空港 A319 / B767
メキシコの旗 メキシコ
カンクン CUN MMUN カンクン国際空港 B767
メキシコ・シティー MEX MMMX メキシコ・シティ国際空港 B767
アメリカ合衆国の旗 アメリカ
ロサンゼルス LAX KLAX ロサンゼルス国際空港 A340 / B767
マイアミ MIA KMIA マイアミ国際空港 A320 / B767
ニューヨーク JFK KJFK ジョン・F・ケネディ国際空港 B767
サンフランシスコ SFO KSFO サンフランシスコ国際空港 B767
オーランド MCO KMCO オーランド国際空港 A320 / B767

ヨーロッパ

都市 空港コード 空港名 運航機種 その他
IATA ICAO
ドイツの旗 ドイツ
フランクフルト FRA EDDF フランクフルト国際空港 A340
スペインの旗 スペイン
マドリード MAD LEMD バラハス国際空港 A340 / B767

オセアニア

都市 空港コード 空港名 運航機種 その他
IATA ICAO
オーストラリアの旗 オーストラリア
シドニー SYD YSSY シドニー国際空港 A340
フランス領ポリネシアの旗 フランス領ポリネシア
パペーテ PPT NTAA パペーテ・タヒチ国際空港 B767
ニュージーランドの旗 ニュージーランド
オークランド AKL NZAA オークランド国際空港 A340

コードシェア―

ラン航空は以下の航空会社とのコードシェアーサービスを行っている。

保有機材

ボーイング767-300ER

ラン航空の機材は以下の航空機で構成される(2014年7月現在):

LANPASS

ラン航空はLANPASSというマイレージサービスを実施している。現在チリ、ペルー、アルゼンチン、エクアドル、カナダそしてアメリカだけで、200万人の会員を突破している。毎年11万人程度が特典旅行をしている。マイレージをためるには、ラン航空かワンワールドに加盟している航空会社を利用することが必要である。

LANPASSは四つのカテゴリーに分かれている:

  • LANPASS
  • Premium (Oneworld Ruby)
  • Premium Silver (Oneworld Sapphire)
  • Commodore (Oneworld Emerald)

脚注

  1. ^ 中南米最大のラン航空、ブラジルのTAM航空の買収で合意-37億ドル - ブルームバーグ
  2. ^ “南米航空大手2社が経営統合”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社). (2012年6月23日). http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM23015_T20C12A6000000/ 2012年6月24日閲覧。 
  3. ^ LAN AND TAM ANNOUNCE INTENTION TO COMBINE - LAN航空 プレスリリース
  4. ^ “ブラジルとチリの航空最大手が統合 南米最大、日航に匹敵”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社). (2010年8月14日). http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM1401E_U0A810C1NNE000/ 
  5. ^ LAN-TAM alliance decision not expected until at least 2012: Barroso - Flightglobal
  6. ^ ラン・コロンビア、10月からワンワールドに加盟 アフィリエイトで FlyTeam 2013年9月5日付
  7. ^ Hub Of LAN Argentina
  8. ^ Hub Of LAN Argentina
  9. ^ Hub Of LAN Colombia (Aires)
  10. ^ Hub Of LAN Ecuador
  11. ^ Hub Of LAN Ecuador
  12. ^ Hub Of LAN Perú

外部リンク

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