「クロスアンジュ 天使と竜の輪舞」の版間の差分
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2014年10月26日 (日) 02:45時点における版
クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 | |
---|---|
ジャンル | ロボット、ファンタジー |
アニメ | |
原作 | サンライズ |
監督 | 芦野芳晴 |
シリーズ構成 | 樋口達人 |
キャラクターデザイン | 松尾祐輔(コンセプト) 小野早香、鈴木竜也(サブ) |
メカニックデザイン | 阿久津潤一(パラメイルデザイン) 宮本崇、寺岡賢司 |
音楽 | 志方あきこ |
アニメーション制作 | サンライズ |
製作 | サンライズ、PROJECT ANGE |
放送局 | 放送局参照 |
放送期間 | 2014年10月 - |
話数 | 全25話予定 |
漫画:クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 | |
原作・原案など | サンライズ 樋口達人(ストーリー協力) PROJECT ANGE(監修) |
作画 | 竹下けんじろう |
出版社 | KADOKAWA |
掲載誌 | ComicWalker |
発表期間 | 2014年8月3日 - |
漫画:クロスアンジュ 天使と竜の学園(エコール) | |
原作・原案など | サンライズ PROJECT ANGE(監修) |
作画 | おさじ |
出版社 | KADOKAWA |
掲載誌 | ComicWalker |
発表期間 | 2014年10月5日 - |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | アニメ・漫画 |
ポータル | アニメ・漫画 |
『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』(クロスアンジュ てんしとりゅうのロンド)は、日本のテレビアニメ作品および漫画作品。
概要
サンライズとキングレコードの2社による制作で2014年8月に発表された。まず竹下けんじろうによる漫画版が同月から連載開始となり、10月からテレビアニメが放送されている。監督は芦野芳晴だが、各種基本設定や音楽、コンテ等はクリエイティブプロデューサーの福田己津央に決定権があり、オープニングのクレジットでも福田の名前が最初に出てくるほか、福田の代表作である『機動戦士ガンダムSEED』を連想させるカットが多数盛り込まれている[1]。
製作開始当初からとある理由でスケジュールの遅延が発生しており、第3話放送日の夜に第4話のビデオ編集を行う予定であることをツィッターで福田が語っている[2]。また、性的または恐怖感をあおる描写についてテレビ局の指摘があり、すでに描き直しもできないという点から黒線等で修正して放映し、ブルーレイ等での販売バージョンでは修正をしていない(性・残酷描写の強い)ものを出すと発言している[3]。
あらすじ
「マナ」と呼ばれる画期的な情報技術の発展により、戦争や環境などの諸問題がなくなり、世界に安寧の日々が訪れた。
しかし、それはマナの恩恵を得られる人間のみにとって都合の良い偽りの平穏であり、マナをあつかえない者たちは「ノーマ」という蔑称で反社会的人物として虐げられ、「ノーマ管理法」と呼ばれる法律に基づき、社会から隔離されるという非人道的なあつかいを受けていた。それは生まれたばかりの赤子ですらも例外として認められず、マナをあつかえる者たちはそのことに何の疑問も抱かず、むしろ当然のように考えていた。
大国「ミスルギ皇国」の第一皇女で、民衆から絶大な支持を受け何不自由の無い人生を約束されていたアンジュリーゼ・斑鳩・ミスルギもまた、ノーマ根絶を理想とする歪んだ思想に染まっていた人間の1人であったが、16歳を迎えて洗礼の儀が執り行われた際、兄・ジュリオによって自身がそれまで人間と認めようとしなかったノーマである事実を暴露される。まったく知らなかった事実を受け入れられず、困惑するアンジュリーゼに対し、皇国の人々はあっけなく掌を返す形で彼女を憎むべき敵としてあつかい、その混乱の最中でアンジュリーゼを兵士の銃弾から庇った母・ソフィアは命を落とし、父・ジュライは皇帝の座を簒奪される。
辺境の軍事基地「アルゼナル」へと追放されたアンジュリーゼは、身分だけでなく名前すらも奪われ、ただの「アンジュ」という人型機動兵器「パラメイル」に乗る「メイルライダー」として、人類の敵「ドラゴン」と戦うことになるが、未だに自分がノーマである事実を受け入れられないアンジュは周囲との軋轢を繰り返し、戦闘中にミスルギ皇国へ戻ろうと勝手に戦線離脱した結果、ドラゴンの攻撃によって同期であるココやミランダ、総隊長であるゾーラまでも戦死に至らしめる。完全に度が過ぎた暴走に、ほかのライダーたちからは激しく咎められるが、それでもアンジュは一向に現実を認めなかった。
戦死した者達の埋葬が行われる中、総司令官であるジルから、ドラゴンと戦ったノーマたちの犠牲によってマナをあつかう者たちの社会が守られていた事実や、ミスルギ皇国が革命によって滅んだことを聞かされて絶望したアンジュは「死にたい」と言い出すが、ジルは「死ぬなら戦って死ね」と告げ、旧式の欠陥パラメイル「ヴィルキス」をアンジュに与える。
新たにサリアを隊長、ヒルダを副隊長に出撃する第一中隊であったが、想定外の事態に対処できないサリアの指揮ではまともに行動がとれず、次第にドラゴンに圧されていく。そんな中でアンジュは、ドラゴンへの恐怖心からそれまでとは逆に「死にたくない」という思いに駆られ、その叫びに反応する形でヴィルキスは変形。内に秘めた闘争心の赴くままに、アンジュはドラゴンを撃破する。
ドラゴン撃破後、ようやく自分が元の場所に戻れないことを認めたアンジュは、それまでの人生と決別すべく自らの長い髪を切り、父や母、妹のシルヴィアに別れを告げ、生きるためにドラゴンと戦い続けることを決意する。
作品設定・用語
世界観
- マナ
- 人類が進化の果てに得たとされる魔法のような技術。意志の力で手を触れずに物を動かしたりできる他、光や熱を発生させることもできる。また、人を閉じ込めるような結界を張ったり身を守る障壁を張ることも可能。更に統合システムへのアクセスによって大多数の人間と情報を共有することも可能であるため、相互理解を深め合うことが容易になった。これらマナ技術の発展により戦争や貧富の差も消滅したとされる。作中世界の根幹となる設定で、マナを扱えることが「普通の人間」の絶対条件である。
- ノーマ
- マナをあつかえず、マナによる干渉も受け付けない人間を指す蔑称。マナ社会の崩壊を招く危険な存在として畏怖・嫌悪されている。マナ干渉を受け付けないので上記の結界のようなマナによる捕縛はできないが、マナで動かした物による拘束は行うことはできる。女性にしか発生しない。日々検疫官がその存在を取り締まっており、大多数は幼少時に社会から隔離される。ノーマと判明したものはノーマ管理法に基づき認定番号(アンジュの場合は「1203-77号ノーマ」)が与えられて拘束され、対ドラゴン用兵器としてアルゼナルへ送られて名前を取り上げられる。
- ドラゴン
- アンジュらノーマが戦う人類の敵。「Dimensional Rift Attuned Gargantuan Organic Neototypes」(次元を越えて侵攻してくる巨大攻性生物)の各単語の頭文字をとって名付けており、空間に門(ゲート)を開いて現れる。外見はファンタジー作品に登場するドラゴン(飛竜)に酷似している。個体差が大きく、体格によって「ブリッグ級」や「ガレオン級」、「スクーナー級」などに分類されている。肉食性で、メイルライダーも捕食対象としている。
- 知能も相応にあり、フライトモード時のパラメイルに体当たりすることでライダーを機外に放り出したり、戦況に応じた攻撃方法を用いたりする。ガレオン級などの大型種になると、魔法陣の発動で防御壁の展開や固有の特殊攻撃を行ううえ、頭部を損傷しても活動するほどの生命力を持つ。
国家・施設
- ミスルギ皇国
- ミスルギ皇家によって代々統治されてきた巨大国家。現皇帝はジュライ・飛鳥・ミスルギ。公用語は英語。皇族を含む一部の人間の名前には漢字(日本語)が混じっている。皇族は高い知性と美貌を兼ね備えており、皇女アンジュリーゼをはじめとするロイヤルファミリーの人気は非常に高いとされる。
- 16歳を迎えた第一皇女アンジュリーゼの洗礼の儀の際にジュライが拘束・退位させられ、皇太子であったジュリオが新皇帝に即位し、国の実権を握る。のちにアルゼナルとは音信不通となるが、その理由を総司令官のジルは「アンジュがノーマであると知った民衆が暴動を起こしてクーデターが勃発し、皇国は滅亡した」と推測した。
- アルゼナル
- 「兵器工廠」という意味を持つ、ローゼンブルム王家管轄の対ドラゴン用軍事基地。ノーマの収容先でもある。男性のノーマは存在しないため、基地の人員は必然的に女性のみで構成されている。
- 幼いうちに収容されたノーマのための養護・教育施設もあり、授業では「ノーマには生きる権利はないが、ドラゴンを殺す兵器としてのみ生きることを許されている」と教えられる。
- 定期的に生活費(通貨単位は「キャッシュ」)が支給され、基地内の購買部「ジャスミン・モール」(コストコのような倉庫型箱売り形式)でパラメイルのカスタムパーツや食糧、生活必需品、贅沢品などを購入できる[注 1][4]。卓球やクレーンゲーム、スマートボール、ビリヤードなどの娯楽施設も充実しており、ノーマたちが生活上の不満を感じないよう配慮されている。任務達成率によって給与が上がるほか、素行不良も黙認されるようになり、ゾーラのように新兵へセクハラを繰り返しても咎められることはなくなる。
- 戦死したノーマは収容時に取り上げられた名前が返還され、基地内の墓地に葬られる。
- ローゼンブルム王国
- アルゼナルを所掌する国家で作中未登場。国家としての規模、正確な位置やミスルギ皇国との外交関係は不明だが、王女率いるエアリアのチームをミスルギに送ったり、ノーマと判明したアンジュをアルゼナルで引き受けたりと、ある程度の友好関係は築けている様子。
技術・兵器
- パラメイル
- 本作に登場する可変式ロボット兵器の呼称。戦闘機形態「フライトモード」と、人型の駆逐形態「デストロイヤーモード」の2形態に変形する。パイロットは「メイルライダー」と呼ばれる[5]。
- パイロットスーツは、長時間の行動と排泄の利便を考えて胴体部前面と臀部が露出している。ショーツらしきものを着用しているように見えるがスーツの一部であり、着脱可能となっている。スーツの下に下着はつけない[6]。頭部に関する防御はなく、一部のライダーはヘルメットをかぶるものの、ほとんどのノーマは風防で目をガードする程度のバイザーしか着用しない。
- コクピットはバイクのように跨る形式をとっており、風防となるカウルもないため、フライトモード時は外気や風圧にさらされるが、デストロイヤーモードに変形する際周囲の装甲に包まれる形で格納される。搭乗するライダーとはパイロットスーツ腰部のケーブルで有線接続しており、ライダーが装備する銃火器や剣と同期した動作を取ることが可能になっている。ガレオン級などの大型種に対しては両腕部に搭載している「凍結バレット」を撃ち込み凍結させて撃破する。
- 兵士の逃亡を防止するため、出撃のたびに1回分の燃料しか搭載されず、それでも逃亡者が出た場合は僚機が追跡して撃墜することになっている。
- パイロットの裁量で広範囲なカスタム(武装、装甲、デコレーション等)が許されているが、これは「パラメイルはノーマの棺桶。死に場所だからこそ自分好みに改装することが許される」という考え方による[7]。
その他の用語
- エアリア
- 作品世界で行われている球技。ラクロスとハリー・ポッターシリーズに登場するクィディッチを合わせたような印象。チーム人数は不明だが、二人一組でタンデム式のエアバイクに乗り、一人は操縦、一人はラクロスに似たスティックを振るってボールを奪い合い、ボールを相手チームゴールであるサークル内に入れるとポイントとなり、最終的に得点が多い方が勝利となる。エアバイク搭乗者への安全策は講じられておらず、高度に関する規定も作中では描写されていない。そのため、トラブルやアクシデントで高い位置から落機した場合、命の危険がある。
- エアバイク操縦には当然マナが必要で、(無自覚だったが)ノーマだったアンジュリーゼは操縦をモモカに任せてボール追跡とスティックさばきに専念していた。後にアルゼナルに送られたアンジュは、エアリアでのエアバイク操縦の経験からパラメイル操縦の高い適性を得た。
登場人物
公式サイトや書籍などからの文章の転載(丸写し)は、しないようにお願いします。著作権侵害となる恐れがあります。また、物語の記述は節の無駄な肥大化につながるだけですので、こちらもしないようにお願いします。プロジェクト:フィクション/登場人物と設定の記述に編集のガイドラインがありますので、面倒でも編集の前に目を通されるようお願いします。 |
主要人物
- アンジュ / アンジュリーゼ・斑鳩・ミスルギ[5]
- 声 - 水樹奈々
- 本作の主人公。16歳。ミスルギ皇国の元第一皇女。
- 皇女時代はノーマの根絶こそが最高の理想と信じ、ノーマとして生まれた赤子すらも人間と見なさないなど、歪んだ思想に染まっていた。しかし、洗礼の儀の際、兄のジュリオによってノーマであることが暴露され、周囲から掌を返される形で立場は急転落し、アルゼナルに送還される。その際、皇女の身分だけでなく本名すらも取り上げられ、すべてを失った末に「アンジュ」という名の一兵士へと身を堕とす。
- アルゼナルで暮らし始めてからも「自分は皇女でノーマではない」と現実を認めようとせず、周囲の人間とも反発し皇国に戻ろうと足掻き続ける。自身の身勝手な行動で命を落とした者たちのことも「ノーマは人間ではない」として全く責任を感じなかった。しかし、ドラゴンとの命懸けの戦いによる恐怖を経験し、ジルから知らされたミスルギ皇国の消滅情報などから改めて現状を認識、今はここで生きていくという覚悟を固めるが、「ノーマは人間ではない」という差別意識を改めることはなく、裸同然の姿をとがめられても「虫に裸を見られても恥ずかしいと思わない」と切り返したり、嫌がらせをする同僚を「ゴキブリ」と罵ったりするなど、酷薄な性格は健在である。
- 3回目の出撃で550万キャッシュという高額の稼ぎを出している反面、ロザリーやクリスからは嫌がらせを受けているが、持ち前の頑固さによってものともしては折らず、逆に悉く返り討ちにしてもいる。
アルゼナル
パラメイル第一中隊
- ゾーラ / ゾーラ・アクスバリ
- 声 - 根谷美智子
- アルゼナルの第一中隊隊長。経験豊富なベテランライダーで、過去の負傷により右目が義眼になっている。
- レズビアンで、ヒルダをはじめとした若い兵士たちに手を出しており、アンジュも手籠めにしようとファーストキスを無理矢理奪う。その直後の戦闘でドラゴンの群れを壊滅寸前に追い込むも、ドラゴンに追われる恐怖で錯乱するアンジュにしがみつかれたことで、最後に残った大型ドラゴンの攻撃を避けきれず戦死する。
- サリア
- 声 - 喜多村英梨
- アルゼナルのパラメイル第一中隊副長であり、ゾーラの死後は隊長に昇格する。
- 基本的に真面目で冷静な性格だが、不慮の事態に遭遇した際はパニックに陥り正常な判断が出来なくなることもある。隊長として任命された最初の戦闘では彼女の指示の不徹底から隊を危機に晒すことになり、サリア本人の機体も大型ドラゴンに捕縛され絶体絶命の危機に陥るが、覚醒したヴィルキスとそれを駆るアンジュの活躍により無事生還した。男女の恋愛に憧れている面もあるが、所有しているそれに関する書物は18禁であるらしく、若干不純でもある。
- ジルの事は普段は「司令」と呼んでいるが、ときおり「ジル」と名前で呼びかけることがある。
- ゾーラからアンジュの世話役を任せられており、自分で服も着られない彼女の世間知らず振りに呆れる。アンジュの搭乗しているヴィルキスに執着しており、ヒルダの陰謀でアンジュが墜落に追い込まれた際も、ヴィルキスの方を心配している。
- ヒルダ
- 声 - 田村ゆかり
- 第一中隊の突撃兵。ゾーラの死後は副隊長を兼務。部隊の中でも1,2を争うほど実力が高い。
- ゾーラの寵愛を主に受けており、新たに配属されてきたアンジュをその挙動から「痛姫(いたひめ)[8]」と呼んで軽侮している。ゾーラの死後、義眼を形見として所持しているが、彼女の部屋や私物を全て買い取った後、海に投げ捨てている(一応本人曰く「好きだった」らしい)。腹に一物抱えている部分があり、ロザリーやクリスを自らの派閥に取り込んでいる。
- 自分以上の戦果を挙げていくアンジュを目障りに思っており、ヴィルキスのエンジンに細工する事で彼女を航行不能に陥らせている。
- ヴィヴィアン
- 声 - 桑島法子
- 第一中隊の突撃兵。幼い外見に明朗な性格だが、戦闘においては卓越した戦闘技術を見せる部隊のエース格。
- 相手に構わずクイズを出すのが趣味であり、隊に配属されたばかりのアンジュら新兵に対し「誰が一番最初に死ぬか」というクイズを出すなど、無邪気ではあるが突拍子もない発言も目立つ。常に棒付きキャンディを舐めている。
- 他のメンバーとは異なってアンジュとは親身に接そうとしてはいるものの、本人からは拒否されている。
- ロザリー
- 声 - 石原夏織
- 第一中隊の軽砲兵。自らに実力が無いことを自覚しており、ゾーラ隊長に取り入ることで何とか生き残ってきた。
- パラメイルの操縦シミュレーターを初体験した際には失禁するなど小心者であるが、ヒルダと共にアンジュに対しては敵意を剥き出しにする。
- エルシャ
- 声 - 小清水亜美
- 第一中隊の重砲兵。料理好きで、隊内では母親的な存在。おっとりとした外見とは裏腹に、本気で怒らせると容赦が無い。また、下着はかなり派手である。
- ヴィヴィアンと同様、アンジュを仲間として受け入れようとしており、孤立しがちな彼女を心配している。
- クリス
- 声 - 小倉唯
- 第一中隊の重砲兵。片目が髪で隠れたネガティブ思考の少女。ヒルダやロザリーと一緒にいることが多い。
- ココ / ココ・リーヴ
- 声 - 辻あゆみ
- アンジュの同期として第一中隊に入隊した新兵。12歳になったばかりで、絵本やプリンが好き。
- 物心付いた時からアルゼナルに居たため「外の世界」をまったく知らず、本の中でしか知らない存在である皇女かつ、訓練で高い能力を示すアンジュを慕い、彼女が話す外の世界に憧れるようになる。しかし、プレゼントしたプリンを後で捨てられるなどアンジュからは見下されていた[9]。初出撃の際に逃亡しようとしたアンジュに付いていこうと隊列を離れた結果、真上に出現したドラゴンの攻撃を受け戦死する。
- ミランダ / ミランダ・キャンベル
- 声 - 茅原実里
- アンジュの同期の一人。面倒見のいい性格。ココの友人で、彼女と同じようにアンジュと親しくなろうとする。
- 初出撃でのココの戦死後、なおも逃亡を図ろうとするアンジュを止めると同時に浅はかな夢を抱いた結果死んだココに涙するが、上空からドラゴンの体当たりを受けて機体から投げ出され、落下途中でドラゴンたちに捕食され戦死する。
- メイ
- 声 - 渕上舞
- 第一中隊の整備班長。容姿は幼いが技術は一流。「(ヴィルキスが壊れたら)命を懸けて直す。それが一族の使命」と発言するなど、ノーマであるという以上にパラメイルに関して因縁を持っていることをうかがわせる。
その他の関係者
- ジル
- 声 - 本田貴子
- アルゼナルの総司令官。右腕が義手になっている。喫煙者。自他共に厳格であるが、周囲からは慕われている。
- アルゼナルに送られてきたアンジュを暴力的な身体検査で迎え大きなショックを与える。その後も何かとアンジュに厳しく接し、彼女が初出撃において身勝手な行動を取りゾーラ隊長以下三名を(結果的に)死亡させた際も、安易に戦いの場から降りることを許可せず「戦って死ね」と叱責した。乗機を失ったアンジュにヴィルキスと彼女の指輪を与える。監査官であるエマには内密で「リベルタス」という計画を実行に移そうとしている。
- エマ・ブロンソン
- 声 - ゆかな
- アルゼナルに送り込まれた監察官で、アルゼナルにいる人間の中で唯一のマナ。規律に厳しくノーマに対して差別意識はあるが、ジルとの関係に特に問題は無い。
- マギー
- 声 - 豊口めぐみ
- アルゼナルの軍医。ジルの親友で、腕も確かな女性。ジルの右腕を治療する際に異様に興奮するなど、サディストのきらいがある。
- ジャスミン
- 声 - 玉川砂記子
- アルゼナルにある市場「ジャスミン・モール」の店主。ジルの義手の整備も担当している。金銭にがめついところもあるが、アルゼナル内での母親的存在でもあり、戦死した兵たちを弔う際も「親族」として同席する。
- ジルとも懇意にしており、「リベルタス計画」についても詳細を把握している。その上で、多数の死者が出ることが予想される計画には難色を示している。
- パメラ
- 声 - 初谷順子
- アルゼナルのオペレーターの一人。金髪の女性。
- ヒカル
- 声 - 森なな子
- アルゼナルのオペレーターの一人。
- オリビエ
- 声 - 東山奈央
- アルゼナルのオペレーターの一人。
ミスルギ皇国
- ジュライ・飛鳥・ミスルギ
- 声 - 山寺宏一
- ミスルギ皇国の皇帝。アンジュリーゼの父。
- アンジュがノーマであることを知っていたが、娘の安全のためそれを秘匿していた。しかし、洗礼の儀で実の息子のジュリオにその事実を暴露され、自身も拘束される。
- ソフィア・斑鳩・ミスルギ
- 声 - 林原めぐみ
- ミスルギ皇国の皇后。アンジュリーゼの母。
- アンジュがノーマだと発覚した際、彼女を連れて逃げるも、兵士の放った銃弾からアンジュを庇い、死亡する。死の間際に彼女へ「何があっても生きるのです」と言い残す。
- ジュリオ・飛鳥・ミスルギ
- 声 - 鳥海浩輔
- ミスルギ皇国の皇太子。アンジュリーゼの兄。ノーマを毛嫌いしている。
- アンジュがノーマだという事実を事前につかみ、彼女の洗礼の儀の際に全国民に対してそれを暴露。アンジュを追放した上、母を死に追いやり、父も拘束する。その結果、新生皇帝ジュリオ一世として皇帝の座を手に入れる。
- シルヴィア・斑鳩・ミスルギ
- 声 - 東山奈央
- ミスルギ皇国の第二皇女。アンジュリーゼの妹。電動車椅子に乗っている。
- アンジュがノーマだと発覚した際、ショックで気を失う。
- リィザ・ランドッグ
- 声 - ゆかな
- ミスルギ皇国の近衛長官。ジュリオの腹心だが、彼に対しても何らかの企みを秘めているかのような様子を見せる。
- モモカ・荻野目
- 声 - 上坂すみれ
- アンジュリーゼの侍女。働き者な世話焼きメイド。長年、皇族は自らマナを使わず、近辺の者に使わせるという建前で代わりにマナを使ってアンジュがノーマだという事実を隠してきた。
ローゼンブルム王国
- ミスティ・ローゼンブルム
- 声 - 伊瀬茉莉也
- ローゼンブルム王国の王女。アンジュの旧友。
その他
登場メカニック
- ヴィルキス
ヴィルキス Villkiss | |
---|---|
型式番号 | AW-CBX007(AG) |
全高 | 7.8m |
頭頂高 | 7.3m |
重量 | 4.3t |
推力 | 158kN |
搭乗者 | アンジュ |
- アンジュ専用機。装甲色は白地に青、関節部は金色のカラーリング。
- 高性能ながらも出力・操縦系に難がある旧式機。額部に女神像のようなオブジェが飾られている。長らく格納庫に放置されていたため機体の大部分が錆びていたが、戦闘中にアンジュが流した血に触れた斑鳩皇家の指輪が反応し、本来の姿を現す。
- 形式番号は実在するバイク(ホンダ・CBX)からとられている。[要出典]
- レイザー
レイザー Razor | |
---|---|
型式番号 | AW-GSX232(VV) |
全高 | 7.4m |
頭頂高 | 7.0m |
重量 | 3.65t |
推力 | 115kN |
搭乗者 | ヴィヴィアン |
- ヴィヴィアン専用機。カラーリングはピンク。
- 機動性強化のため装甲を大幅に削減した試作機。出力バランスが悪くピーキーであり、まともにあつかえるライダーは少ない。腰部に左右一対の小型ブレードを備え、攻撃や防御の他にブーメランのように投擲して使用することが可能。
- 形式番号は実在するバイク(スズキ・GSX-R)からとられている。[要出典]
- グレイブ
グレイブ Glaive | |
---|---|
型式番号 | AW-CBR115 |
全高 | 7.3m |
頭頂高 | 7.2m |
重量 | 3.8t |
推力 | 108kN |
搭乗者 | アンジュ ココ ミランダ |
グレイブ ヒルダ・カスタム Glaive Hilda Custom | |
型式番号 | AW-CBR115(HL) |
全高 | 7.6m |
頭頂高 | 7.2m |
重量 | 3.85t |
推力 | 115kN |
搭乗者 | ヒルダ |
グレイブ ロザリー・カスタム Glaive Rosalie Custom | |
型式番号 | AW-CBR115(RS) |
全高 | 10.1m |
頭頂高 | 7.2m |
重量 | 3.95t |
推力 | 108kN |
搭乗者 | ロザリー |
- 新兵用の量産機。通称「ノーメイク」。近接戦闘、後方支援など多くの種類があり、ライダー各自の手で多様なカスタマイズも行われている[5]。
- 形式番号は実在するバイク(ホンダ・CBR)からとられている。[要出典]
- グレイブ ヒルダ・カスタム
- ヒルダ専用機。カラーリングは赤。
- 装甲と出力を強化し、高い機動性を確保している。格闘兵器として展開式の剣を右翼に装備し、ハルバードに近い要領で使用する。
- グレイブ ロザリー・カスタム
- ロザリー専用機。カラーリングは黄色。
- 背部に大型の連装砲を装備し、主に中距離からの火力支援を担当する。
- ハウザー
ハウザー Hauser | |
---|---|
型式番号 | AW-ZZR520 |
ハウザー エルシャ・カスタム Hauser Ersha Custom | |
型式番号 | AW-ZZR520(ES) |
全高 | 7.6m |
頭頂高 | 6.8m |
重量 | 6.8t |
推力 | 108kN |
搭乗者 | エルシャ |
ハウザー クリス・カスタム Hauser Chris Custom | |
型式番号 | AW-ZZR520(CR) |
全高 | 7.6m |
頭頂高 | 6.8m |
重量 | 6.5t |
推力 | 108kN |
搭乗者 | クリス |
- 砲撃戦仕様のパラメイル。
- 形式番号は実在するバイク(カワサキ・ZZR)からとられている。[要出典]
- ハウザー エルシャ・カスタム
- エルシャ専用機。カラーリングはオレンジ。基本装備に加え長距離専用のライフルを携行している。動きは鈍重であり、中隊においては専ら後方からの弾幕展開などの火力支援を主任務とする。
- ハウザー クリス・カスタム
- クリス専用機。カラーリングは黄緑。ライダーであるクリスがなかなか賞金を稼げずにいるためほとんどカスタマイズされていない。エルシャ機同様動きは鈍重であり、ドラゴンとの戦闘においても被弾が目立つ。
- アーキバス
アーキバス Arquebus | |
---|---|
型式番号 | AW-FZR304 |
アーキバス サリア・カスタム Arquebus Salia Custom | |
型式番号 | AW-FZR304(SA) |
全高 | 7.5m |
頭頂高 | 6.8m |
重量 | 3.95t |
推力 | 108kN |
搭乗者 | サリア |
アーキバス ゾーラ・カスタム Arquebus Zola Custom | |
型式番号 | AW-FZR304(ZR) |
全高 | 7.5m |
頭頂高 | 6.8m |
重量 | 4.1t |
推力 | 125kN |
搭乗者 | ゾーラ |
- 指揮官用パラメイル。
- 形式番号は実在するバイク(ヤマハ・FZR)からとられている。[要出典]
- アーキバス サリア・カスタム
- サリア専用機。カラーリングは水色。長距離狙撃用に調整されている。
- アーキバス ゾーラ・カスタム
- ゾーラ専用機。カラーリングは紫。出力に加え、指揮官機に必要な通信・索敵能力が強化されている。
スタッフ
- 企画・原作・アニメーション制作 - サンライズ
- クリエイティブプロデューサー - 福田己津央
- 監督 - 芦野芳晴
- シリーズ構成 - 樋口達人
- キャラクターコンセプト - 松尾祐輔
- キャラクターデザイン - 小野早香
- サブキャラクターデザイン - 鈴木竜也
- パラメイルデザイン - 阿久津潤一
- ドラゴンデザイン - 宮武一貴
- コスチュームデザイン - 黒銀
- メカニカルデザイン - 宮本崇、寺岡賢司
- メインアニメーター - 鈴木竜也、原田大基、重田智
- 美術設定 - 須江信人
- 美術監督 - 小倉一男
- 色彩設計 - 久保木裕一
- CGI監督 - 小久保将志
- 撮影監督 - 江間常高
- 編集 - 坂本久美子
- 音響監督 - 鶴岡陽太
- 音楽 - 志方あきこ
- 音楽制作 - キングレコード、スターチャイルドレコード、サンライズ音楽出版
- 企画プロデューサー - 古里尚丈
- ゼネラルプロデューサー - 河口佳高、森山敦、三嶋章夫、清水憲忠
- プロデューサー - 土屋康昌、山中隆弘、鈴木廉太
- アソシエイトプロデューサー - 尾塚敬宣、渡部隆、芝田みどり、鈴木孝明
- 製作 - サンライズ、PROJECT ANGE(キングレコード、フィールズ、サンライズ、バンダイナムコゲームス、バンダイチャンネル、バンダイナムコクリエイティブ)
主題歌
- オープニングテーマ「禁断のレジスタンス」
- 作詞・歌 - 水樹奈々 / 作曲・編曲 - 加藤裕介
- エンディングテーマ「凛麗」
- 作詞・作曲 - 山口朗彦 / 編曲 - PHA、山下洋介 / 歌 - 喜多村英梨
- 劇中歌「永遠語り〜光ノ歌〜」(第1話)
- 作詞 - Hibiki / 作曲・編曲 - 志方あきこ / 歌 - アンジュ(水樹奈々)
各話リスト
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | メカ演出 | キャラ作画監督 | メカ作画監督 | 総作画監督 | エンドカード |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
第1話 | 堕とされた皇女 | 樋口達人 | 芦野芳晴 福田己津央 |
秋田谷典昭 | 福田己津央 | 鈴木竜也 中島渚 |
森賢 重田智 |
鈴木竜也 | 堀内博之 |
第2話 | まつろわぬ魂 | まついひとゆき | 戸井田珠里 田村里美 |
須永頼太 | 原田大基 | ||||
第3話 | ヴィルキス覚醒 | 福田己津央 | 久藤瞬 | 坂本修司 今岡大 |
重田智 | 鈴木竜也 | |||
第4話 | ひとりぼっちの反逆 | 照柿陽彩 まついひとゆき 芦野芳晴 |
野亦則之 | - | 森田岳士 石原恵治 |
崎山知明 | 原田大基 |
放送局
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域・備考 [14] |
---|---|---|---|
2014年10月5日 - | 日曜 1:30 - 2:00(土曜深夜) | TOKYO MX | 東京都 |
2014年10月8日 - | 水曜 2:30 - 3:00(火曜深夜) | 毎日放送 | 近畿広域圏 『アニメ特区』第1部 |
2014年10月9日 - | 木曜 2:05 - 2:35(水曜深夜) | テレビ愛知 | 愛知県 |
2014年10月10日 - | 金曜 23:30 - 土曜 0:00 | BS11 | BS放送 『ANIME+』枠 |
放送期間 | 放送時間 | 配信元 | 対象地域・備考 |
---|---|---|---|
2014年10月9日 - | 木曜 12:00 更新 | バンダイチャンネル | 日本全域 見放題サービス利用者は全話見放題 |
dアニメストア | 日本全域 見放題サービス利用者は全話見放題 |
BD / DVD
巻 | 発売日 | 収録話 | 規格品番 | |
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BD | DVD | |||
1 | 2014年12月24日予定 | 第1話 - 第3話 | KIXA-90468 | KIBA-92160 |
2 | 2015年1月21日予定 | 第4話 - 第6話 | KIXA-90469 | KIBA-92161 |
3 | 2015年2月25日予定 | 第7話 - 第9話 | KIXA-90470 | KIBA-92162 |
4 | 2015年3月25日予定 | 第10話 - 第12話 | KIXA-90471 | KIBA-92163 |
5 | 2015年4月22日予定 | 第13話 - 第15話 | KIXA-90472 | KIBA-92164 |
6 | 2015年5月27日予定 | 第16話 - 第18話 | KIXA-90473 | KIBA-92165 |
7 | 2015年6月24日予定 | 第19話 - 第21話 | KIXA-90474 | KIBA-92166 |
8 | 2015年7月22日予定 | 第22話 - 第25話 | KIXA-90475 | KIBA-92167 |
漫画
- クロスアンジュ 天使と竜の輪舞
- 2014年8月3日よりComicWalkerにて連載。毎週日曜日更新。作画は竹下けんじろうが担当。
- クロスアンジュ 天使と竜の学園(エコール)
- 2014年10月5日よりComicWalkerにて連載。毎週日曜日更新。作画はおさじが担当。
- 舞台をノーマが通う学園「アルゼナル学園」に置き換えた4コマギャグ漫画作品。
脚注
注釈
- ^ 「ブラジャーから列車砲までなんでもそろう」がセールスポイントとなっている。また、販売されているカスタムパーツにフリーダムガンダムのビームライフル、バラエーナ砲、高機動ウィング、M1アストレイのシールド、超電磁マシーン ボルテスVの天空剣、モーターヘッドのバスターランチャーなどがあるが、これらは福田プロデューサーによる「冗談」とされている。
出典
- ^ https://twitter.com/fukuda320/status/523148610221780992
- ^ https://twitter.com/fukuda320/status/523148610221780992
- ^ https://twitter.com/fukuda320/status/522450978289618944
- ^ https://twitter.com/fukuda320/status/526066758851895297
- ^ a b c 『月刊ニュータイプ』、KADOKAWA、2014年10月、16-23頁、JAN 4910070091043。
- ^ 福田己津央のアイディア。グレートメカニック DX 30より[要ページ番号]
- ^ アニメ第4話より
- ^ 痛姫の呼び方はプロデューサーの福田のアイディア[1]。
- ^ その後、プリンは兵士として生きる決意をしたアンジュによって回収、食されたが、味の評価は「不味い」だった。
- ^ https://twitter.com/anime_crossange/status/526023714882588674
- ^ https://twitter.com/fukuda320/status/526014353808449536
- ^ https://twitter.com/fukuda320/status/526030059518189568
- ^ “ON AIR”. クロスアンジュ 天使と竜の輪舞. 2014年10月3日閲覧。
- ^ テレビ放送対象地域の出典:
- 政府規制等と競争政策に関する研究会 (2009年10月9日). “放送分野の動向及び規制・制度(資料2)” (PDF). 通信・放送の融合の進展下における放送分野の競争政策の在り方. 公正取引委員会. p. 2. 2018年10月24日閲覧。
- “基幹放送普及計画”. 郵政省告示第六百六十号. 総務省 (1988年10月1日). 2022年5月11日閲覧。
- “地デジ放送局情報”. 一般社団法人デジタル放送推進協会. 2022年8月5日閲覧。
- ^ “ON AIR”. クロスアンジュ 天使と竜の輪舞. 2014年10月3日閲覧。
外部リンク
- 公式サイト
- クロスアンジュ_Official (@anime_crossange) - X(旧Twitter)
- ComicWalker クロスアンジュ