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「ASIAN KUNG-FU GENERATION」の版間の差分

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#I'm standing here
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「粉雪」は後藤が初めて作った日本語詞の曲である。なお、「運命」「Hold me tight」にも日本語詞が含まれている。
*THE TIME PAST AND I COULDN'T SEE YOU AGAIN
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#I wonder if everybody can sing there scream
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2006年3月5日 (日) 10:10時点における版

ASIAN KUNG-FU GENERATIONアジアン・カンフー・ジェネレーション、中国語表記は「亞洲的功夫世代」「亜細亜的功夫世代」。後者は誤記であるが、漢字で表記する場合(ツアーTシャツなど)は後者を使用)は2003年に(メジャー)デビューした日本ロックバンド。キューンレコード所属。

エモーショナル・ハードコアを専攻。後藤正文(Vo&G)、喜多建介(G&Vo)、山田貴洋(B&Vo)、伊地知潔(Drums)の4人編成。略称は「アジカン」で、正式なバンド名よりこちらの方が知名度が高い。CDジャケットは全て中村佑介のイラスト(自主制作盤を除く)。その楽曲のイメージをうまく表現した繊細で色鮮やかなタッチのイラストは、ファンのみならず多くのリスナーから高い評価を受けている。テレビへの露出は少ない。

メンバーはアジカンだけでなく他のバンドの音楽も聴くことを勧める。そのためファンの中にアジカンだけしか聴かないといったリスナーは少ないとされる。ラジオのレギュラー番組『アジカンLOCKS!』では他バンドの音源、特に洋楽を多く流す。

独特の日本語による文学的な歌詞やキャッチーなメロディー、図太くストレートなボーカルによる爽快な楽曲を得意としている。

個性的なバンド名の由来は、メンバーの後藤が好きだったthee michelle gun elephantが英単語を3つ使用している事から「3つ単語を使おう」と思い立ち、考えた末にASIAN KUNG-FU GENERATIONに決定。海外の人たちが読んで驚くような名前という意味も込められている。“カンフー”は、後藤がカンフー映画が好きだったことから使用。後藤、喜多、山田が好んでいるoasisからは「クソ素晴らしい」バンド名だと評価を受けている。

2005年1月台湾にて“亜細亜的功夫世代”としてCDをリリース。アニメNARUTO-ナルト-が世界に広まるのに連動してアジアアメリカなどに広まり、アメリカでは日本からの輸入CDを扱うレーベルにASIAN KUNG-FU GENERATIONのCDリリースを所望する運動がネット上で起こった。


メンバー

  • 後藤正文(ごとう まさふみ、1976年12月2日辰年・射手座-)O型。ヴォーカル、ギター、作詞作曲担当。静岡県島田市出身。眼鏡着用。自他共に認める「眼鏡を外すと男前」。愛称「ゴッチ」、「ズック」、「マサフ」。好きな食べ物はラーメン。嫌いな食べ物はエビチリ酢豚。関東学院大学経済部出身。ボーリングが得意。New Orderのアルバム『ウェイティング・フォー・ザ・サイレンズ・コール』の日本盤ボーナス・トラック『クラフティー』の日本語詞を担当。現在ではあまり見かけないGibsonのマローダーをメインギターとし、彼のトレードマークとなっていたが、最近では他のギターでも演奏するようになった。現在バンド・テルスターでギターを担当している千葉タケヒサと「スケルトンズ」というバンドを組んでいたが、2003年2月22日をもって脱退。27歳の誕生日から禁煙したため声が高くなり、君繋ファイブエム以降の楽曲からは彼特有のシャウトがほとんど聴くことができなくなっため、それを惜しむファンも多い。(楽曲の幅が広くなりシャウトする曲が少なくなってきていると言うことも理由のひとつ。)
  • 喜多建介(きた けんすけ、1977年1月24日巳年・水瓶座-)A型。リーダー、ギター、ヴォーカルを担当。神奈川県出身。愛称「建ちゃん」「ケンスイ」など。好きな食べ物は焼肉。嫌いな食べ物は奈良漬。関東学院大学経済部出身。お酒を飲むとどこでも寝てしまい、そのためメンバーが起こすと逆ギレをされ、メンバーは起こせない。そのために国道で爆睡し、メンバーにおいてけぼりにされたことがある。また、oasisの打ち上げにアジカンが参加した際に、喜多だけ泥酔しており、oasisのメンバーに会えなかった。『ブルートレイン』から作曲に関わり始めた。『ワールドアパート』のカップリング『嘘とワンダーランド』では、初めてヴォーカルとして参加している。また、女装時の名前は「眉菓」である。声がスピッツ草野マサムネに似ているとされている。使用ギターはGibsonのレスポール。
  • 山田貴洋(やまだ たかひろ、1977年8月19日巳年・獅子座-)A型。ベース、ヴォーカル担当。静岡県富士宮市出身。愛称「山ちゃん」。好きな食べ物はカレーライス。嫌いな食べ物はすっぱいもの。関東学院大学文学部出身。山田がコードラインを作り、後藤が曲を作っていく、という作業方法をとった作品(『サイレン』など)は特に良いと評価されている。『ループ&ループ』のPV内のキャラクターとして渋山貴光を演じている。ライブで飲む「山田特性ドリンク」を一日2リットルぐらい飲む。書道6段を持っている。メンバーとの外食で料理を注文するとかなりの確率で注文を忘れられたり、出てくるのが一人だけもの凄く遅かったりする。
  • 伊地知潔(いぢち きよし、1977年9月25日巳年・乙女座-)A型。ドラム担当。神奈川県出身。愛称「潔」など。好きな食べ物は寿司。嫌いな食べ物は特にない。関東学院大学工学部出身。中学生時代から全国レベルのマーチングバンド部でパーカッションを担当していた(が、当時は部活の空気に合わず、1年半で退部)。小型船舶操縦士1級免許を所持。『ラストシーン(『ソルファ』収録)』ではギターを抱きつつ奏でまくるノイズギターを担当している。また、『月光(『ブルートレイン』カップリング)』ではピアノを弾いている。大学時代アジカンに加入する前から「キャラメルマン」というバンドをやっていて、アジカンとキャラメルマンを両立していたが、2003年にキャラメルマンを脱退。

全員が関東学院大学卒業、会社員をしていたことがある。

来歴

  • 1996年横浜関東学院大学内の軽音楽研究部にて結成。経緯は、喜多が後藤を誘い(正式に組むことになったのは誘いの翌日、喜多が後藤に「昨日組むって言ったよね?」という消極的な確認作業でらしい)、アジカン結成。その後、部室でひとりぼっちで居た(飲んでいた?)山田に後藤が話し掛け、『好きなバンドは?』という問いに山田が『ビートルズ』と答えた為に後藤が誘い加入。その後、別のバンドで活躍していた伊地知が加入。後藤、喜多、山田にとって初めて組んだバンドはASIAN KUNG-FU GENERATIONである。大学生時代は、個々がそれぞれ別のバンドにも所属していた。
    • 当時、全英語詩によるオリジナル曲で学内、地元横浜を中心にライブを行っていた。
    • 大学卒業後はそれぞれが会社員をしながらもバンド活動を継続。
  • 2000年-自主制作にて全英語詩による6曲入りのアルバムを発表。ライブ会場、インターネットにて手売り販売していた。
  • 2001年-横浜CLUB24にて“YMD”“BAYSIDE FUTURE”などの自主企画イベントを開催する。
    • 初めて日本語詩で取り組んだ楽曲『粉雪』が完成し、FM局の各インディーズ番組に音源を送り、自分達の楽曲が初めてFMでオンエアーされる。このオンエアーしたFM局はTOKYO FMだった。
    • その後、日本語詩を取り入れた2枚目の自主制作CDを発表。地方や各ライブハウスで大盛況となる。この時期から渋谷をはじめ下北沢吉祥寺などで精力的なライブ活動を始める。
  • 2002年-アンダーフラワーレコードのコンピレーションCDに参加。
    • 同年11月、初の正式な音源となるミニアルバム『崩壊アンプリファー』をリリース。彼等の未来が詰め込まれているこのアルバムは、ハイラインレコード連週1位をはじめ、オリコンインディーズチャート35位を記録。
  • 2003年4月23日-廃盤になった『崩壊アンプリファー』がキューンレコードより異例の再リリース。その中の収録曲『遥か彼方』がアニメ『NARUTO-ナルト-』のオープニングテーマになる。同日CX系ELVISに出演、これ以降『サイレン』まで5回特集が組まれた。『遥か彼方』のPVはこのELVISチームによるものである。

夏には、FUJI ROCK FESTIVAL.『ROOKIE A GO GO』、SUMMER SONIC '03 東京・大阪にも出演。 11月19日1stフルアルバム『君繋ファイブエム』をリリース。

  • 2004年4月7日-TOKYO FMをキーステーションに、JFN系列38局にて放送中の「MOTHER MUSIC RECORDS ~Over Drive」が放送開始。
  • 2004年7月1日-NANO-MUGEN FES at 武道館開催。
  • 2004年7月-アニメ鋼の錬金術師のオープニングテーマに『リライト』が起用される。
  • 2004年10月20日-第2弾(ミニアルバムを含めると第3弾)アルバム『ソルファ』リリース。見事初登場1位を獲得。アジカン初の快挙であった。
  • 2005年3月28日-SPACE SHOWER TV SPACE SHOWER Music Video Awards 05にて『君の街まで』がBEST CONCEPT VIDEOを受賞。
  • 2005年7月9日-NANO-MUGEN FES 2005開催。
  • 2005年11月30日-7thシングル『ブルートレイン』リリース
  • 2006年2月15日-8thシングル『ワールドアパート』リリース。アジカンにとって初となるオリコンシングルチャート初登場1位を記録した。

音楽傾向

  • 初期は洋楽の影響を受けたロックサウンドで、シングル『君という花』で注目を受けた。デビュー当時はナンバーガールのフォロワーに据えられていたが、現在ではその位置を脱したといえる。
  • 影響を受けたアーティストはoasisWeezer、NUMBER GIRL、EASTERN YOUTHなど。『N.G.S.(ナンバーガール・シンドローム)』と題された曲やイギリスのロックバンドoasisの『Live Forever』のギターソロがそのまま使われている『E』という曲などがあり、『振動覚』の歌詞の一部にもoasisへのオマージュが存在する。SUMMER SONIC'05ではoasis、Weezerと同じメインステージに立った。
  • アルバム『ソルファ』ではポップスとロックの融合を目指し、『ソルファ』からの先行第一弾シングル『サイレン』では当時自己最高の週間チャート2位を記録した。また『ソルファ』は2週連続チャート1位を記録。そして、アルバム『ファンクラブ』からの先行シングル『ワールドアパート』で、バンド結成10年目にして初の週間チャート1位を記録した。
  • 詞はすべてボーカルの後藤正文が書いている。
  • 曲もほとんどがボーカル後藤の手によるものだが、『サイレン』『ノーネーム』では山田貴洋、『ブルートレイン』『嘘とワンダーランド』では喜多建介が作曲に参加。また、曲を作ったメンバーが歌も歌えばいいという方針であり、喜多は『嘘とワンダーランド』でボーカルも担当している。
  • アレンジはメンバー全員で行っている。ドラムを中心に層の厚いサウンドを展開する。
  • ギターはパワーコードとオクターブコードが多いシンプルなものだが、歌メロを邪魔しない美しいバッキングを展開。
  • ドラムは裏打ちを多用したハイハットの使い方が高い評価を受けている。

備考

  • UZAちゃん(アジカンメンバーで「テンションがいつもと違って異様に高くてウザイ奴」のことをこう呼んでいる。その日だけ、その夜だけ命名されることが多い この名で呼ばれることはメンバーにとって最大の屈辱。ちなみに喜多はライブでその日食べたラーメンが美味しかったことをMCで観客相手に話したところ「UZAちゃんではヌルい」ということで「UZAさん」と呼ばれたことがある。)
  • CATS(キャッツ。アジカンのマネージャー。極度の過保護である。)
  • ゴゴッチ!~SPACE SHOWER CHANT SHIYO~(アジカンメンバーによる、スペースシャワーTVゴゴイチ!~SPACE SHOWER CHART SHOW~」のパロディー番組。司会はやもだひさし(山田)と鈴木眉菓(喜多)で、ゲストは後藤と伊地知。)
  • ゴッチの日記(アジカン公式ホームページで更新されている後藤が書いている日記。日記の題名が独特で、しりとりになっている。。(※しりとりが始まったのは、2004/10/22から。)他バンドとの交友、その日食べたものなどが書かれており、時にはニュースなども取り上げる。その中でも良く使われる言葉は下の通り。
    • テンションヌ(後藤がテンションを書こうとしたら間違って「ヌ」を付けてしまったが、それから「テンションヌ」となった。)
    • ヌボー(後藤が「ボーっと~」のボーにヌを付けて「ヌボー」になった。)
  • 2005年12月30日に幕張メッセで行われたカウントダウンジャパンにおいて、ラストの曲「月光」を同時間に他ステージでライブを行っていたペンパルズに対してリスペクトをこめる意味で、後藤が「ペンパルズにささげて帰ります。」と発言している。これは後藤がペンパルズを好きであったことに由来している。また、そんな中自分たちのステージを見に来てくれたことに対し「嬉しいけど複雑。」とも述べている。

アジカン主催のライブイベント

ASIAN KUNG-FU GENERATION presents NANO-MUGEN FES.

作品

ジャケットにはNANO-MUGEN COMPILATION Vol.1を除いて全てに女性と動物の絵が描かれている(ASIAN KUNG-FU GENERATIONのCDジャケットだけでなく、中村佑介の作品のほとんどに女性が描かれている)。描かれている動物はトカゲやトラのほかに、インコ、トキなどの鳥類とさまざまである。

シングル

  • 未来の破片(2003年8月6日)
  1. 未来の破片
  2. エントランス
  3. その訳を
  • 君という花(2003年10月6日)
  1. 君という花
  2. ロケットNo.4
  • サイレン(2004年4月14日)
  1. サイレン
  2. サイレン#

 一曲目のサイレンは男性の視点から、二曲目は女性の視点から曲が描かれている。
 男サイレン・女サイレンや、サイレン・裏サイレンと呼ばれる場合が多い。

  • ループ&ループ(2004年5月19日)
  1. ループ&ループ
  2. エントランス(LIVE)
  3. 羅針盤(LIVE)
  • リライト(2004年8月4日)
  1. リライト
  2. 夕暮れの紅
  • 君の街まで(2004年9月22日)
  1. 君の街まで
  2. Hold me tight
  • ブルートレイン(2005年11月30日)
  1. ブルートレイン
  2. ロードムービー
  3. 飛べない魚
  4. 月光
  • ワールドアパート(2006年2月15日)
  1. ワールドアパート
  2. 永遠に
  3. 嘘とワンダーランド

アルバム

NANO-MUGEN COMPILATION Vol.1

  • Burn Baby Burn (ASH)
  • ブラックアウト (ASIAN KUNG-FU GENERATION)
  • I Love You 'Cause I Have To (DOGS DIE IN HOT CARS)
  • Bored Of Everything (ELLEGARDEN)
  • Tongue Tied (FARRAH)
  • Sugar Bomb Baby (INDUSTRIAL SALT)
  • ロックとハニー (SPARTA LOCALS)
  • WHITE ROOM BLACK STAR (Stout Version) (STRAIGHTENER)

DVD

  • 映像作品集 1巻(2004年11月26日発売)
  • 映像作品集 2巻live at 武道館+(2005年4月20日発売)

1・2巻共UMDでの発売もされている

自主制作盤

メンバーの自宅のPCで焼いたものであり、現在では稀少になっている。ネットオークションで出回ることもあるが、後藤はこれを日記で批判している。ジャケットは後藤がデザインしている。これ以外に数点のデモテープ、コンピレーションアルバムも存在している。英語詞の割合が多い。

  • I'm standing here
  1. Hold me tight
  2. Need your love
  3. 粉雪
  4. 運命
  5. I'm standing here
  6. E

「粉雪」は後藤が初めて作った日本語詞の曲である。なお、「運命」「Hold me tight」にも日本語詞が含まれている。

  • THE TIME PAST AND I COULDN'T SEE YOU AGAIN
  1. I wonder if everybody can sing there scream
  2. No thing is the matter?
  3. Living dead
  4. Wash out
  5. Say no!
  6. My friend

出演

レギュラー

過去

タイアップ一覧

交友関係

外部リンク

ASIAN KUNG-FU GENERATIONは、彼らの意向で公式ファンサイトがない。以下にあげるのは非公式のものである。

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