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== 外部リンク ==
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[http://globishinnovation.com/ グロービッシュ]

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2010年12月18日 (土) 17:11時点における版

グロービッシュ英語: Globish) とは英語の一種。ジャン=ポール・ネリエールによって共通語として提唱された。またネイティブ英語圏ではない地域での共通言語としての英語が、グロービッシュと呼ばれることもある[1]

概要

仕事で極東を訪れたネリエールが、グロービッシュの形式を整える必要性を感じてのことである。ネリエールは1989年に「グロービッシュ」という語を使い始めた。

ネリエールの提唱するグロービッシュは標準的な英文法であり、語彙には使用頻度の最も高い英単語1500語が使用される[2]。ネリエールによると、グロービッシュそれ自体は「言語では無」く、「道具」であるが、むしろ英語を母国語としない者が国際ビジネスに適応する為に生み出した共通語といえるだろう[3] 。国際ビジネスからとりのこされない為には、英語話者はグロービッシュに適応していかなければならない、とネリエールは指摘している。ネリエールはDon't Speak English, Parlez Globish (2004, Eyrolles, Paris) を始めとした数多くの著書で、英語が形を変えて世界中で使用される現象について触れ、体系化している。 全てグロービッシュで書かれた最初の本であるGlobish The World Over (2009, IGI, Paris)は、ジャン=ポール・ネリエールとデービット・ホンの共著であり、日本語 (『世界のグロービッシュ』石橋明子/ヤン・アシコイ訳) を含む数カ国語に翻訳されている。2004年、グロービッシュを言語として体系化するための編纂作業をネリエールが始め、プレスから注目を浴びるようになった。

「グロービッシュ」という語は、ネリエールが提唱して以来、数多く引用され一般的な言葉として急速に認識されていったが、ブロークンイングリッシュと呼ぶ方が適切な不完全な形での英語も、グロービッシュと呼ばれることもある。英語が共通語でない国で英語が独自の変化をとげる現象も、English Next (2006, The British )の中で研究され、学究的な関心をあつめた。甥をnephewという固有の単語を使わずに、the son of my brother(私の兄弟の息子)と言い換えが起こるような例が[1]、グロービッシュの中にいくつか散見される。

Madhukar Gogate も「グロービッシュ」という語を使用しているが、ネリエールのグロービッシュとは異なるものである。Gogateは英語における綴りの変革を提案し、発音に即した綴りを導入することを推奨した(例えば、カラー(色)という単語は従来のcolour ではなくkalar と綴る)。Gogateが「グロービッシュ」という語を使用し始めたのは1998年である。

脚注

  1. ^ a b Glob-ish Newsweek 2010年6月12日
  2. ^ McCrum, Robert (December 3, 2006年). So, what's this Globish revolution?. The Observer 
  3. ^ Globish now the lingua franca of world travellers. The Australian. (December 12, 2006年) 

外部リンク

Globish[1] グロービッシュ

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