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「大正製薬」の版間の差分

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==沿革==
==沿革==
*[[1912年]]10月 - 「[[大正製薬|大正製薬所]]」創業
*[[1912年]]10月 - 「大正製薬所」創業
*[[1927年]] - 咳止め薬「パブロン」発売
*[[1927年]] - 咳止め薬「パブロン」発売
*[[1928年]]5月 - 「株式会社大正製薬所」設立
*[[1928年]]5月 - 「株式会社大正製薬所」設立

2005年11月10日 (木) 08:36時点における版

大正製薬の概要
設立年 1928年(昭和3年)5月5日
業種 医薬品
資本金 298億4百万円
(2005年現在)
売上高 約2328億円58百万円
(2005年3月)
上場市場 東証1部
証券コード 4535

大正製薬株式会社たいしょうせいやく、英称:Taisho Phamaceutical Co., Ltd.)は日本医薬品メーカーの一つ。 本社は東京都豊島区高田3丁目24番1号で、郵便番号は170-8633。

社章の「ワシのマーク」で広く知られ、一般の薬局ドラッグストアで市販される大衆薬ではトップシェアを誇る。創業者の時代より無借金経営で知られる(連結ベースでは子会社に短期借入金があるが、長期借入金は連結ベースでも全くない)。

2001年9月に田辺製薬との経営統合が発表されたが、2001年12月に白紙撤回を発表。2002年10月に富山化学工業の第3者割り当てを実施。医薬営業部門を大正富山医薬品として設立した。

なお、米P&G社より米ヴィックス・グループほかの買収で、ヴィックス・シリーズ(風邪薬事業部門)やコーラック・シリーズ(便秘薬)を譲り受けたことでも有名である。また、ゴキブリ退治用品のコンバットの事業を、金鳥シリーズなどの大日本除蟲菊へ譲渡したことでも知られている。1990年代にはフジテレビニッポン放送の番組のスポンサーに多用されていた。

また、テレビ朝日バラエティ番組大正テレビ寄席」やテレビ東京音楽番組演歌の花道」を1社提供した会社としても知られている。

創業者の上原正吉は高額納税者の常連であったが、彼の没後にその妻小枝は「ゴッドマザー」として各方面へ巨額の寄付や財団設立を行っている。但し、甥には甘く「某県」知事となった某(元参議院議長)は、「おばさん、男にしてください」と土下座したため知事となれたという噂がある。CMのナレーションは殆どが矢島正明

沿革

  • 1912年10月 - 「大正製薬所」創業
  • 1927年 - 咳止め薬「パブロン」発売
  • 1928年5月 - 「株式会社大正製薬所」設立
  • 1948年5月 - 「大正製薬株式会社」に改称
  • 1953年6月 - 皮膚病薬「ダマリン」発売
  • 1955年7月 - 「ワシのマーク」を採用
  • 1957年9月 - 目薬「アイリス」発売
  • 1960年10月 - 鎮痛剤「ナロン」発売
  • 1962年4月 - 無臭性エアゾル殺虫剤「ワイパアエースゾル」発売。(76年「大正殺虫ゾル」に名称変更)
  • 1962年3月 - 「リポビタンD」発売
  • 1963年9月 - 東京証券取引所第2部上場
  • 1965年2月 - アンプル入り風邪薬の死亡事故続発により「強力パブロン」販売中止
  • 1966年8月 - 東京証券取引所第1部上場
  • 1976年3月-「ゴキブリゾロゾロ・ローキャッチ」発売
  • 1978年 - 長年使用してきた殺虫剤ブランド「ワイパア」を「大正」ブランドに変更。

これを皮切りに以後「ダマリン(皮膚病薬)」「パレン(胃腸薬)」なども、「大正」ブランドにスイッチ。

  • 1978年8月 - 「大正漢方胃腸薬」発売
  • 1978年10月 - 1社提供番組「演歌の花道」(テレビ東京)放送開始
  • 1999年4月 - 規制緩和に伴いコンビニエンスストアなどでリポビタンD(医薬部外品)の販売開始
  • 1999年6月 - 日本初の壮年性脱毛症における発毛剤「リアップ」(海外では販売名ロゲイン)発売
  • 1999年9月 - 殺虫剤部門を2000年3月で終息し、「ワイパア」の商標使用権を製造権と販売権に分割貸与する、と発表。2000年1月、製造に関する商標使用権はこれまで製造をしていた5社に貸与。販売に関する商標使用権は、アイスノン・ホッカイロなどの白元に。
  • 2000年9月 - 1社提供番組「演歌の花道」放送終了
  • 2002年5月 - 米P&G(プロクター・アンド・ギャンブル)から「ヴイックス メディケイテッド ドロップ」などのヘルスケア事業を譲受
  • 2002年8月 - 富山化学工業株式会社と資本及び業務提携を発表
  • 2002年10月 - 「大正富山医薬品株式会社」設立

商品

 (2000年に殺虫剤事業は休息。その後商標は使用権と製造権に分けて、白元,小池化学, 中山工業,紀陽除虫菊など5社に有償貸与。)

TV提供番組

外部リンク

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