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「理由ある太郎」の版間の差分

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2008年9月22日 (月) 11:05時点における版

理由ある太郎
ジャンル バラエティ番組
演出 木村剛蜜谷浩弥
出演者 内村光良ウッチャンナンチャン
製作
プロデューサー 宮道治朗(CP)
制作 フジテレビ
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間2008年4月18日 - 9月19日
放送時間毎週金曜23:00 - 23:30
放送分30分
回数20
フジテレビ
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理由ある太郎(りゆうあるたろう)は、フジテレビ系列で放送されていた雑学系バラエティ番組。

特別番組として1回放送され、2008年4月18日からは30分番組として、毎週金曜23:00 - 23:30(JST)枠にレギュラー放送されていた。略称は「ある太郎」等。

スリルな夜』から放送枠を受け継いでいるが、第3シリーズではない。

概要

日常生活において、あえて調べようとは思わない疑問(例:指の関節がなる理由)や当然と思っていた事柄(例:母の日にカーネーションを贈る理由)にスポットを当てた雑学バラエティー。個性豊かなパネリストがそれぞれの価値観で「知りたい」「知りたくない」のジャッジをするため、多様な視聴者の代弁者としての役割を果たしている。

構成

プレゼンター(番組中では「理由プレゼンター」と呼ばれる)はそれぞれ持参した「雑学」をプレゼンする。「理由」を知りたい5人のパネリスト(番組中では「知識人パネラー」と呼ばれる)たちは、まずタイトルだけで「知りたい」か「知らなくても良い」かを決める(ファーストジャッジ)。知らなくてもよいというパネリストに対し、プレゼンターは理由のさわりを示して、ある程度定められた制限時間内にパネリストをなんとか翻意させようとする。パネリストは制限時間内であれば「知りたい」に変更することが可能である。そして「知りたい」を選択したパネリストは「1ノグチ(=1000円)」をエアシューターによって支払い、その合計額がプレゼンターの出演料に上乗せされる。最後まで「知らなくても良い」を表明したパネリストには目隠しとヘッドホンがつけられ、理由を知ることはできない。また、最後まで全員が「知らなくて良い」になった場合、理由は放送されず、視聴者も知ることができない[1]。番組初期ではファーストジャッジに対しファイナルジャッジがあり、ファイナルジャッジでパネリストそれぞれの意思が決定された。

特別番組においては、理由によってそれぞれ金額を決めていた。また、パネリストたちは番組終了後、スタジオの出口でまとめて現金を支払った。

ファーストジャッジで全員が「知りたい」となった場合は、「ALL 知りたい PERFECT BONUS」に突入し、1000円札の野口英世の肖像を立体にしたマスクをかぶった「ノグチくん」が出てきてダンスを披露[2]、他のプレゼンターたちにも1000円のおひねりがもらえた。

演出・VTR

2008年6月27日放送分以前

理由のVTRでは、冒頭に田舎の一軒家の縁側でくつろぐおばあちゃんと子供達(男の子と女の子)が登場。おばあちゃんが本棚にある「理由の書いてある本」を取り出し、子供達にそれを読み聞かせる形で解説VTRに入る。特別番組では、子役たちがおばあちゃんに質問して解説VTRが入っていた。

解説VTRは専門家に対するインタビューなどによって構成されており、理由によってはイラストなどで解説される。たまに上記の演出ではなく、『プロジェクトX』形式の演出(本家のナレーションである田口トモロヲも担当)で解説されることもあった。

また番組タイトル、理由VTRのBGMなどまんが日本昔ばなしを連想させる演出、場面が多く見られるのが特徴である。冒頭の演出はそれを意識したものと思われる。

2008年7月4日放送分以降

以前のような演出は無くなり、ほとんどの演出は番組独自の演出となった。解説VTRもすぐに入るようになり、ナレーションも変更されている。ただし、理由と理由の間に入る番組ロゴが表示される場面ではまんが日本昔ばなしのBGMをそのまま使用していた。

2008年9月以降

「理由プレゼンター」、「1ノグチ」、「ノグチ君のダンス」等の基本構成が無くなり、オールロケや単なる理由の連発などになった。

最終回はラストで「理由ある太郎が終わる理由」を尋ねられた内村が、「世の中には知らなくても良い理由もある」と答え、ノグチ君を弔う場面で終了した。

出演者

司会者
ナレーション

主なパネラー

主なプレゼンター

特別番組

備考

  • 視聴率がよければ、第2弾も放送されるとの発言があった(平均視聴率:10.0%)。元日の時間帯としては健闘したためかレギュラー化が決定したとしていた。
  • 当初担当していたナレーションや演出で演じている役の情報(名前)はクレジットでも流されておらず、非公開となっている。ただ、一部の役は公式サイトで出演情報を公開している。また、当初非公開だったナレーションは最終回で本名が公開された。
  • 下記のスタッフの一部はかつてレギュラー放送していた(現在は不定期での放送)「トリビアの泉」に関わったスタッフが多く見られる。
  • 司会者である内村光良は、かつて同時間帯(金曜日午後11時~)のTBSで「ウンナンの気分は上々。」に出演していた(現在は「恋するハニカミ!」が放映され、本番組とは裏番組の関係にある)。

スタッフ

パイロット版

  • 制作:吉田正樹
  • プロデューサー:坪井貴史
  • チーフプロデューサー:宮道治朗
  • 制作:フジテレビバラエティ制作センター
  • 制作著作:フジテレビ

レギュラー版

  • 製作:吉田正樹
  • 構成:酒井健作岐部昌幸、安部裕之、杉本みな子
  • リサーチ:上村知子、窪田基樹
  • 美術プロデューサー:古江学
  • セットデザイン:棈木陽次
  • 美術進行:内山高太郎
  • 大道具:卜部徹夫
  • アクリル装飾:織田秀幸
  • 装飾:羽染香樹
  • 電飾:岸和幸
  • 生花装飾:安藤岳
  • 特殊美術:高橋明
  • 特殊装置:石田俊一
  • 衣裳:山田斉
  • メイク:水落万里子
  • CGプロデュース:久保田幸
  • CGディレクター:鈴木鉄平
  • CGデザイン:三塚篤
  • イラスト:関谷美岐
  • タイトル・ロゴ:山形憲一
  • SW:小川利行
  • CAM:池田孝宏
  • VE:高木稔
  • AUD:片山勇
  • 照明:小林敦洋
  • マルチ:太田和明
  • 音響効果:斉藤信之
  • VTR編集:岩崎秀徳、榎本祐紀
  • MA:足達健太郎
  • TK:星美香
  • 編成:立松嗣章
  • 広報:佐々木順子
  • デスク:森次千香子
  • キャスティングプロデューサー:永瀬琢也、伊勢本裕之
  • AP:内海雅、倉科知美
  • AD:平山圭介、金森泰彦
  • ディレクター:石武士、小林智武、伊藤嘉彦
  • 演出:木村剛蜜谷浩弥
  • プロデューサー:藤沼聡、江本薫
  • チーフプロデューサー:宮道治朗
  • 技術協力:ニユーテレスFLTIMAGICA、インターナショナルクリエイティブ
  • 制作著作:フジテレビ

関連番組

脚注

  1. ^ 現在のところ、ビビる大木(2008年4月26日放送分)のみ。
  2. ^ この時に流れている音楽は、ジプシー・キングスの『ボラーレ(Volare)』である。

外部リンク

  • フジテレビ
    • ※順序:トップページ→バラエティ・音楽→金曜日→理由ある太郎

番組の変遷

フジテレビ系列 金曜23時枠前半
前番組 番組名 次番組
理由ある太郎
VivaVivaV6
※木曜23:00より移動
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