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「日産・ラフェスタ」の版間の差分

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'''ラフェスタ''' ('''LAFESTA''') は[[日産自動車]]が製造する5ナンバーサイズ、7人乗りの[[ミニバン]]型[[乗用車]]そのルーツは1982年登場の[[日産・リバティ|プレーリー]]にまで遡る。
'''ラフェスタ''' ('''LAFESTA''') は[[日産自動車]]が製造する5ナンバーサイズ、7人乗りの[[ミニバン]]型[[乗用車]]で、そのルーツは1982年登場の[[日産・リバティ|プレーリー]]にまで遡る。尚、生産は[[日産九州工場]]が担当


== モデル概要 ==
== モデル概要 ==

2008年9月19日 (金) 16:57時点における版

ラフェスタ (LAFESTA) は日産自動車が製造する5ナンバーサイズ、7人乗りのミニバン乗用車で、そのルーツは1982年登場のプレーリーにまで遡る。尚、生産は日産九州工場が担当。

モデル概要

日産・ムラーノの発表会上で同時発表された6車種の一つ。リバティの後継車種にあたり、ルノー・メガーヌと共通のアライアンス・Cプラットフォームを用いる。後席ドアにはリバティと同様に両側スライドドアを採用している。ガソリンの挿入口は「リバティ」が左側であったのに対し最近の日産FF(前輪駆動)車にあわせ右側にした。

シフト_ワードは前期型はSHIFT_open feeling「開放感を、シフトする」、後期型はSHIFT_easy driving。スペース確保のしやすいスクエアフォルム(=面を直立させた構成の)とし、窓を大きくとり、大型サンルーフであるパノラミック・サンルーフを標準装備(パノラミックルーフレスの場合73,500円安)するなどの工夫で全ての席で開放感を高めている(マイナーチェンジ後の現行型ではパノラミックルーフがオプション設定になっているが)。

ヨーロッパでは、プジョー・307などで採用されたこの大型サンルーフだが、日本での本格的な採用はクーペなどを除きほぼこれが初めてのことであり、初期コンセプトの核として投入されており、ライフスタイル提案型の車として評価できる。このあとすぐにステーションワゴン車で本田技研工業が同等コンセプトの「スカイルーフ」を採用したエアウェイブを、約半年後にはトヨタが「パノラマルーフ」採用のトール2ボックス型コンパクトカーラクティスを発売。しかも各車ともにステアリング・シフトも採用している。その後も各社が続々と新型車や特別仕様車に大型サンルーフを採用し、トレンドとまでなっている。

発売当初は、グレード構成が20S、20M、プレイフルのみだったが、2005年8月25日からは、ハイウェイスターが追加されたが、セレナのように3ナンバーではない(ライバルのトヨタ・アイシスは「Platana」のみフロントフェンダーをワイドにしたため3ナンバーとなっている)。

型式記号は「B30」で、前身のプレーリー→リバティ(M10~M12)よりも型式上車格が上がっている(30番台はプレサージュなど中型車に割り当てられる。なお、ラフェスタ以外で型式に30番台が割り当てられている一般向け車種(プレサージュ・スカイラインティアナX-TRAILなど)はすべて3ナンバー)。また、生産工場もプレサージュなどと同じ九州工場(福岡県京都郡苅田町)である。

メカニズム

エンジンは軽量化と低速域でのトルクを重視したという新開発のMR20DE型直列4気筒2.0Lエンジンを搭載。 駆動方式はFFまたは4WDで、トランスミッションは駆動方式やグレードに関係なく軽い力で操作できる電動アシストシフト付きのエクストロニックCVTになり、「20M」(モデル途中で廃止)とモデル途中から追加された「ハイウェイスター」には6速マニュアルモード内蔵のパドルシフトが付く(2008.4現在ではハイウェースターのみにパドルシフト標準装備)

歴史

B30型 (2004年-)

日産・ラフェスタ(初代)
前期型(2004年12月 - 2007年5月)
後期型(2007年5月 - )
車内(前期型)
ボディ
乗車定員 7人
ボディタイプ 5ドアミニバン
駆動方式 FF/4WD
パワートレイン
エンジン MR20DE 2.0L 直4 137ps/129ps
変速機 エクストロニックCVT
前:独立懸架ストラット式
FF車後:トーションビーム式
4WD車後:トレーリングアーム式マルチリンク
前:独立懸架ストラット式
FF車後:トーションビーム式
4WD車後:トレーリングアーム式マルチリンク
車両寸法
ホイールベース 2700mm
全長 4495 - 4575mm
全幅 1695mm
全高 1600 - 1670mm
車両重量 1420 - 1520kg
系譜
先代 リバティ
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2004年9月2日
ムラーノの発表会でフーガなどとともに横浜市の大さん橋ホールにて先行公開される(この日の発表会には横浜市の中田宏市長も出席した)。
2004年12月2日
ラフェスタを販売開始。型式はB30(4WDはNB30)型。オーテックジャパンによる特装車「ライダー」も同時発表。
2005年8月25日
ハイウェイスターを追加。
2005年12月7日
一部改良。20Mが廃止される。入れ替わりに20G、20SPセレクションを追加。
2007年5月15日
マイナーチェンジ。新造形のヘッドライトなど主にフロント周りを変更してすっきりかつ上質な雰囲気を獲得するとともにボディーカラーと各種装備も見直された。また、プレイフルがラインアップから外れ(置き土産として後期型全車にプレイフルのリヤバンパーを採用している)、前期型で全車標準装備とされていたパノラミックルーフがメーカーオプションに変更された(オプション価格105.000円と実質上の値上げを敢行)。
以上のことから後期型はパノラミックルーフによる開放感よりも運転のしやすいミニバンということをアピールしているといえる。CMのBGMも、「運転うまくなったでしょ」や、「小回りだって」などの歌詞になり、CMの中ではパノラミックルーフや開放感に関する歌詞はまったくない。また、パノラミックルーフもCMの中では一瞬しか出てこない。そしてSHIFT_ワードも、「SHIFT_easy driving」に変わっている。
2007年10月5日
オーテックジャパン扱いの「ライダー」をベースにライダーブランド誕生10周年を記念した「Rider 10th Anniversary」を発表。2008年5月までの期間限定販売である。

車名の由来

  • イタリア語で「祝・休日」、「楽しいできごと」の意味

主なCM曲

キャッチコピー

  • Big view design」(前期型)
  • 空へ。」(前期型中期)
  • ラララ ドライビング ラララ ラフェスタ」(後期)

関連項目

外部リンク

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