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「スレイヤーズの呪文一覧」の版間の差分

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;魔結球(フリーズレイン)
;魔結球(フリーズレイン)
:一抱えほどの氷の球を出現させ、その球に生えた無数の氷柱を辺りに発射させる呪文。
:一抱えほどの氷の球を出現させ、その球に生えた無数の氷柱を辺りに発射させる呪文。
;凍界結(ラーフリーズ)
:
;結波冷断(ライブリム)
;結波冷断(ライブリム)
:前にかざした掌から冷気の波動を放ち、それに触れたものを凍結させる呪文。
:前にかざした掌から冷気の波動を放ち、それに触れたものを凍結させる呪文。
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:炎の矢や氷の矢の風版で風の衝撃波をいくつも放つ呪文。射程は短く、威力も気絶させる程度と低いが、視認出来ないため回避しにくい。
:炎の矢や氷の矢の風版で風の衝撃波をいくつも放つ呪文。射程は短く、威力も気絶させる程度と低いが、視認出来ないため回避しにくい。
;空断壁(エア・ヴァルム)
;空断壁(エア・ヴァルム)
:前方に風の壁を生み出す呪文。
:
;風裂球(エアロ・ボム)
;風裂球(エアロ・ボム)
:圧縮した空気を任意の場所で弾けさせる呪文。元々飛び道具や攻撃呪文を弾く為に開発された呪文の為、威力は弱い。
:圧縮した空気を任意の場所で弾けさせる呪文。元々飛び道具や攻撃呪文を弾く為に開発された呪文の為、威力は弱い。
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:空気を凝縮させ、突風を生み出す呪文。殺傷力には乏しく牽制、足止めになる程度。火炎球(ファイアー・ボール)、氷の矢(フリーズ・アロー)など飛び道具を吹き散らすふうに使われることが多い。魔道士ではない一般人でも呪文を丸暗記すれば使用可能。
:空気を凝縮させ、突風を生み出す呪文。殺傷力には乏しく牽制、足止めになる程度。火炎球(ファイアー・ボール)、氷の矢(フリーズ・アロー)など飛び道具を吹き散らすふうに使われることが多い。魔道士ではない一般人でも呪文を丸暗記すれば使用可能。
;魔風斬(ディム・クロー)
;魔風斬(ディム・クロー)
:術者を中心に垂直に突風を生み出す呪文。
:
;爆風弾(ブラム・ガッシュ)
;爆風弾(ブラム・ガッシュ)
:凝縮した風を矢にして放ち、対象に命中すると同時に無数のカマイタチとなって炸裂する呪文。凶悪なまでの殺傷力を持ち、レンガの壁程度なら破壊することが可能。
:凝縮した風を矢にして放ち、対象に命中すると同時に無数のカマイタチとなって炸裂する呪文。凶悪なまでの殺傷力を持ち、レンガの壁程度なら破壊することが可能。
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;雷撃(モノ・ヴォルト)
;雷撃(モノ・ヴォルト)
:触れた対象に電撃を流す呪文。威力は弱く、相手の体を麻痺させる程度。掌の他剣等の武器を介して相手の体内に直接叩き込むことも可能。
:触れた対象に電撃を流す呪文。威力は弱く、相手の体を麻痺させる程度。掌の他剣等の武器を介して相手の体内に直接叩き込むことも可能。
;雷花滅撃吼(ラザ・クロウヴァ)
:肉体と精神にダメージを与える、無数の小さな光の粒を、相手にブリザードの様に吹きつける呪文。
;翔封界(レイ・ウィング)
;翔封界(レイ・ウィング)
:風の結界を纏い、高速飛行を可能とする呪文。制御が難しい為に廃れつつある。高度、重量、速度の総和が術者の力量に比例するため最高速で飛行するには地面すれすれを飛ぶ必要がある。風の結界を利用して多少の攻撃をはじく、敵に体当たりをする、水中に濡れずに潜るといった応用も可能。原作ではリナ、ナーガ、ルーク、ミリーナが使用可能だが、アニメではアメリアとゼルガディスも使用可能となっている。
:風の結界を纏い、高速飛行を可能とする呪文。制御が難しい為に廃れつつある。高度、重量、速度の総和が術者の力量に比例するため最高速で飛行するには地面すれすれを飛ぶ必要がある。風の結界を利用して多少の攻撃をはじく、敵に体当たりをする、水中に濡れずに潜るといった応用も可能。原作ではリナ、ナーガ、ルーク、ミリーナが使用可能だが、アニメではアメリアとゼルガディスも使用可能となっている。
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:自分の見せたい幻を相手に見せる事が出来る呪文。使用した相手にしか幻は見えず、第3者の目から見ていると訳が分からない為リナは「盛り上がりに欠ける」との理由からこの呪文を学ばなかった。
:自分の見せたい幻を相手に見せる事が出来る呪文。使用した相手にしか幻は見えず、第3者の目から見ていると訳が分からない為リナは「盛り上がりに欠ける」との理由からこの呪文を学ばなかった。
;霊光壁(ヴァス・グルード)
;霊光壁(ヴァス・グルード)
:手の前に小さな魔力障壁を作成する呪文。詠唱時間が短く、防御する攻撃属性も問わないため便利。
:手の前に小さな魔力障壁を作成する呪文。詠唱時間が短く、防御する呪文系統も問わないため便利。
;霊王結魔弾(ヴィスファランク)
;霊王結魔弾(ヴィスファランク)
:拳に魔力を宿らせる呪文。この術を使用すれば魔力が宿るため純魔族を拳で傷つける事が可能。アメリアが使用。
:拳に魔力を宿らせる呪文。この術を使用すれば魔力が宿るため純魔族を拳で傷つける事が可能。アメリアが使用。
145行目: 145行目:
:強力な雷の息を吐き出す亜竜、電撃竜(プラズマドラゴン)を召喚する呪文。ナーガが使用したが、作中で召喚した電撃竜はコントロールがあまり利かず、全てナーガ達に牙をむけた。
:強力な雷の息を吐き出す亜竜、電撃竜(プラズマドラゴン)を召喚する呪文。ナーガが使用したが、作中で召喚した電撃竜はコントロールがあまり利かず、全てナーガ達に牙をむけた。
;霊王崩爆旋(ガルク・ルハード)
;霊王崩爆旋(ガルク・ルハード)
:術者を中心に肉体と精神にダメージを与える爆風を起こす呪文。
:
;虚霊障界(グーム・エオン)
;虚霊障界(グーム・エオン)
:使用者の周囲に魔法を遮断する結界を作る呪文。ほとんどの魔法を遮断できるが、物理攻撃には一切干渉できない
:使用者の周囲に魔法を遮断する結界を作る呪文。ほとんどの魔法を遮断できるが、物理攻撃には一切干渉できない
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:カタート山脈に住む最強の竜、魔王竜(デイモス・ドラゴン)を召喚する呪文。リナ、ナーガが使用。
:カタート山脈に住む最強の竜、魔王竜(デイモス・ドラゴン)を召喚する呪文。リナ、ナーガが使用。
;冥壊屍(ゴズ・ヴ・ロー)
;冥壊屍(ゴズ・ヴ・ロー)
:対象の精神と肉体を滅ぼす影を生みだす呪文。生み出された影は疑似精神生命体の為、明り等でうち消すことは不可能。ぜルガディスが使用。
:対象の精神と肉体を滅ぼす影を生みだす呪文。生み出された影は疑似精神生命体の為、明り等でうち消すことは不可能。リナ、ぜルガディスが使用。
;妖影縛(シャドウ・ウェブ)
;妖影縛(シャドウ・ウェブ)
:自分の影を触手の様に伸ばし、相手の影を貫き体の動きを封じる呪文。
:
;影縛り(シャドウ・スナップ)
;影縛り(シャドウ・スナップ)
:相手の陰をナイフや杭等で地に縫い付け、体の動きを封じる呪文。尋問用に開発された術の為、会話は可能。影を介して精神を縫い付ける為、影が消えない限りこの術を人間の力で破ることは不可能。
:相手の陰をナイフや杭等で地に縫い付け、体の動きを封じる呪文。尋問用に開発された術の為、会話は可能。影を介して精神を縫い付ける為、影が消えない限りこの術を人間の力で破ることは不可能。
;黒霧炎(ダーク・ミスト)
:使用者の周辺を暗黒の霧で包みこむ呪文。また、呪文の範囲内で生みだされた魔法の明りは打ち消されてしまう。
;烈閃牙条(ディスラッシュ)
;烈閃牙条(ディスラッシュ)
:烈閃槍の強化版。威力を上げた複数の光の槍を同時に放つ呪文。ミリーナが使用。
:烈閃槍の強化版。威力を上げた複数の光の槍を同時に放つ呪文。ミリーナが使用。
167行目: 165行目:
:精霊魔術で最強の呪文。敵単体を青白い光の柱で包み込む。威力は竜破斬にすら匹敵するほどで、下位魔族なら一撃で滅ぼし、中位魔族にも大ダメージを与える。
:精霊魔術で最強の呪文。敵単体を青白い光の柱で包み込む。威力は竜破斬にすら匹敵するほどで、下位魔族なら一撃で滅ぼし、中位魔族にも大ダメージを与える。
:アメリア、ゼルガディス、ミリーナが使用した。作者曰くナーガも使用可能。リナは「見た目が地味で、竜破斬があるからいい」との理由で修得しなかった。リナが使えない術の1つでもある。アニメ版独自に魔族には竜破斬並のダメージがあるが、人間に対して使用すると衝撃を与える程度でダメージがないという設定がなされている。しかし、原作では精神体を攻撃されれば人間も死亡するので矛盾する。
:アメリア、ゼルガディス、ミリーナが使用した。作者曰くナーガも使用可能。リナは「見た目が地味で、竜破斬があるからいい」との理由で修得しなかった。リナが使えない術の1つでもある。アニメ版独自に魔族には竜破斬並のダメージがあるが、人間に対して使用すると衝撃を与える程度でダメージがないという設定がなされている。しかし、原作では精神体を攻撃されれば人間も死亡するので矛盾する。
;雷花滅撃吼(ラザ・クロウヴァ)
:無数の小さな光の粒を、相手にブリザードの様に吹きつける呪文。


===白魔術===
===白魔術===
177行目: 173行目:
:火を消す呪文。あまり効果は高くない。「消火弾」とする資料もある。
:火を消す呪文。あまり効果は高くない。「消火弾」とする資料もある。
;幻操呪牙(カオス・ストリング)
;幻操呪牙(カオス・ストリング)
:元々は土木工事用に開発された呪文。相手の放った糸を見えない魔法の糸で絡み取ることができる。
:相手の放った糸を魔法の糸で絡み取ることができる呪文。元々は土木工事用に開発された
;眠り(スリーピング)
;眠り(スリーピング)
:一定範囲内の生物を眠らせる呪文。これをかけられると一定時間相当の事をしなければ目覚めない。極度の興奮状態にある相手には効果が薄くある種の動物(昆虫等)には全く効果が無い。この呪文で眠らされた者を起こす呪文も存在する。
:一定範囲内の生物を眠らせる呪文。これをかけられると一定時間相当の事をしなければ目覚めない。極度の興奮状態にある相手には効果が薄くある種の動物(昆虫等)には全く効果が無い。この呪文で眠らされた者を起こす呪文も存在する。
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:[[ゾンビ]]や[[スケルトン]]等と言ったアンデッドモンスターを一撃で倒せる炎が上がる呪文。人間に対して使用すると敵意や悪意等の感情が消えるだけで、身体には全く影響を与えない。
:[[ゾンビ]]や[[スケルトン]]等と言ったアンデッドモンスターを一撃で倒せる炎が上がる呪文。人間に対して使用すると敵意や悪意等の感情が消えるだけで、身体には全く影響を与えない。
;誘蛾弾(モス・ヴァリム)
;誘蛾弾(モス・ヴァリム)
:消化弾(エクストボール)を基に作られた術。光球が不規則に飛び、当たった火炎系の呪文を相殺する。
:光球が不規則に飛び、火炎系の呪文を吸い寄せ相殺する呪文。消化弾(エクストボール)を基に作られた
;明り(ライティング)
;明り(ライティング)
:宙に浮く光る球体を生み出せる呪文。球体は熱を発せず、水に入れても消えることはない。呪文のアレンジによって、光量の調節が可能だが、呪文の持続時間と光量は反比例するため、持続時間をゼロにすると閃光のような強力な光を生み出せ相手の目を眩ませることができる。松明のように剣や棒の先に球体を固定することも可能で、一部の町では柱の先に球体を固定し、これを街灯として使用している。呪文さえ丸暗記していれば、魔道士でない人間でも使用することが可能で、魔道士協会では有料でこの呪文を一般市民に教えているところもある。
:宙に浮く光る球体を生み出せる呪文。球体は熱を発せず、水に入れても消えることはない。呪文のアレンジによって、光量の調節が可能だが、呪文の持続時間と光量は反比例するため、持続時間をゼロにすると閃光のような強力な光を生み出せ相手の目を眩ませることができる。松明のように剣や棒の先に球体を固定することも可能で、一部の町では柱の先に球体を固定し、これを街灯として使用している。呪文さえ丸暗記していれば、魔道士でない人間でも使用することが可能で、魔道士協会では有料でこの呪文を一般市民に教えているところもある。
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==黒魔術==
==黒魔術==
;獄炎招(アビスフレア)
:
;黒影夢(ヴン・ガ・ルイム)
;黒影夢(ヴン・ガ・ルイム)
:低級魔獣、黒獣人(シャドウ・ビースト)を召喚する。召喚された黒獣人は対象の気力を奪う。アルフレッドが使用。
:低級魔獣、黒獣人(シャドウ・ビースト)を召喚する。召喚された黒獣人は対象の気力を奪う。アルフレッドが使用。
208行目: 202行目:
:ミルガズィアが使用した獣王牙操弾の強化版。十数発の光球で攻撃する。
:ミルガズィアが使用した獣王牙操弾の強化版。十数発の光球で攻撃する。
;獣王牙操弾(ゼラス・ブリット)
;獣王牙操弾(ゼラス・ブリット)
:獣王ゼラス・メタリオムの力を借りる呪文。術者の意のままに操れる光の帯で攻撃する。呪文の構成パターンは破砕鞭(バルス・ロッド)と同じで力を借りる対象が違えば威力に差があることがわかる例。過去に、リナがとある依頼により閲覧できた魔道書『群狼黙示写本(アポカリプス・オブ・ザ・ビースト)』に書いてある内容から組み立てた呪文だったが、魔力容量不足により使用できずにいた。その後、魔血玉で魔力増幅することにより行使可能となった。
:獣王ゼラス・メタリオムの力を借りる呪文。術者の意のままに操れる光の帯で攻撃する。呪文の構成パターンは破砕鞭(バルス・ロッド)と同じで力を借りる対象が違えば威力に差があることがわかる例。すぺしゃるで、リナがとある依頼により閲覧できた魔道書『群狼黙示写本(アポカリプス・オブ・ザ・ビースト)』に書いてある内容から組み立てた呪文だったが、魔力容量不足により使用できずにいた。その後、魔血玉で魔力増幅することにより行使可能となった。
;覇王雷撃陣(ダイナスト・ブラス)
;覇王雷撃陣(ダイナスト・ブラス)
:覇王グラウシェラーの力を借りる呪文。五芒星の頂点に稲妻が着弾し、そこから伸びた雷撃が対象に襲い掛かる。
:覇王グラウシェラーの力を借りる呪文。五芒星の頂点に稲妻が着弾し、そこから伸びた雷撃が対象に襲い掛かる。
225行目: 219行目:
:黒い何かが目標周辺の空間を包み込み、意思あるものや有機体を塵と化す呪文。
:黒い何かが目標周辺の空間を包み込み、意思あるものや有機体を塵と化す呪文。
;冥王幻朧呪(ラグナ・ドライブ)
;冥王幻朧呪(ラグナ・ドライブ)
:冥王フィブリゾの力を借りる呪文。術者と会話し自分の判断で行動し、生きている人間と変わらない動きをするゾンビを創りだす。冥王が滅んだため2部以降では使えない。
:冥王フィブリゾの力を借りる呪文。自分の判断で行動し、生きている人間と変わらない動きをするゾンビを創りだす。冥王が滅んだため2部以降では使えない。
;冥王降魔陣(ラグナ・ブラスト)
;冥王降魔陣(ラグナ・ブラスト)
:冥王フィブリゾの力を借りる呪文。逆五芒星の頂点に闇の柱を吹き上がりそこから伸びる黒いプラズマで攻撃する。冥王が滅んだため2部以降では使えない。
:冥王フィブリゾの力を借りる呪文。逆五芒星の頂点に闇の柱を吹き上がりそこから伸びる黒いプラズマで攻撃する。冥王が滅んだため2部以降では使えない。
237行目: 231行目:
;ウラバザード・フレア
;ウラバザード・フレア
:ミルガズィアが使用した呪文。名称からして火竜王の力を借りた神聖魔術であると思われる。
:ミルガズィアが使用した呪文。名称からして火竜王の力を借りた神聖魔術であると思われる。
;黒霧炎(ダーク・ミスト)
:使用者の周辺を暗黒の霧で包みこむ呪文。また、呪文の範囲内で生みだされた魔法の明りは打ち消されてしまう。
;増幅(ブースト)
;増幅(ブースト)
:魔血玉を用いて詠唱する呪文。術者の魔力容量を増幅させ、呪文の効果を上昇させるだけでなく人間が本来使用できない呪文を使用したり出来る。
:魔血玉を用いて詠唱する呪文。術者の魔力容量を増幅させ、呪文の効果を上昇させるだけでなく人間が本来使用できない呪文を使用したり出来る。

2008年9月10日 (水) 15:43時点における版

この項目はスレイヤーズにおける呪文・魔術等の一覧である。なお、各呪文の表記は、作中で示された漢字表記の後ろの()に読み方を記すものとし、漢字表記が不明の場合はこの限りではない。

精霊魔術

火炎系

炎烈砲(ヴァイス・フレア)
爆炎矢の強化版。火力と炸裂したときに広がる範囲が広くなっている。
爆炎矢(ヴァル・フレア)
火の矢が目標に命中したとたん炸裂し凶悪な殺傷力を発揮する呪文。
煉獄火炎陣(ヴレイブ・ハウル)
使用者の前方周辺のみを溶岩の吹き溜まりと化す呪文。
烈火球(バースト・フレア)
人間が行使できる火炎系呪文の中では最強の呪文。目標の内部に火球を生み出し、その火球が炸裂し、青白い炎が吹き出す。その威力はゴーレムすらも一撃で倒し、人間ならば跡形も残らず燃やし尽くすことが出来る。
爆炎舞(バースト・ロンド)
複数の小型火球を撃ち出す呪文。着弾すると派手な爆炎を上げるが、見た目だけで素肌に直撃しても軽い火傷を負う位の威力しかない。
炎熱鞭(バムロッド)
手のひらから伸びる火の鞭で攻撃する呪文。鞭は自分の意思で動きをコントロールできる。
炎烈壁(バルス・ウォール)
魔力の壁により炎を左右に吹き散らす呪文。
火炎球(ファイヤー・ボール)
炎の矢と並んで火炎系の初歩的な呪文。火球を生み出して撃ち出し、着弾した火球は爆発すると同時に周囲に火炎を撒き散らす。単発ではあるが威力は炎の矢を上回り、リナが絶好調の時ならば鉄をも溶かす程の威力となる。呪文のアレンジで任意の場所で炸裂させたり、ハート型にする事が可能。魔道士ではない一般人でも呪文を丸暗記すれば使用可能。
暴爆呪(ブラスト・ボム)
レイ=マグナスの生み出した真の火炎系最強の呪文。一般の人間は勿論、リナですら使用しようにも魔力容量が足りないので行使できないが、魔力増幅を行えば使用は出来る。火炎球を遙かに上回る程の威力の火球をいくつも生み出す呪文で、近くで使用されると耳の鼓膜が破れるほどの爆音を発し、火球が着弾した地面は溶岩のように赤く煮沸する。
炎の矢(フレア・アロー)
火炎系精霊魔術の中で最も初歩的な呪文。一斉に何本もの炎の矢を生み出して相手を攻撃するが、生み出せる本数は使用者の魔力に比例する。リナの場合には10本以上生み出すことが出来るが、本数を減らして呪文の詠唱時間を減らすことも可能。一本しか生み出せない者、さらにはあまりにも威力が低いために手で持てる者もいる。魔道士ではない一般人でも呪文を丸暗記すれば使用可能。
炎呪封殺(フレア・シール)
耐火呪文。使えば爆炎の中でも一切の熱さを感じないが呪文詠唱時間が長いため実戦で使える機会は少ない。
烈火陣(フレアビット)
数十の小さな光の球を生み出し炸裂させる呪文。威力はパンチ程度と低い。
炎の槍(フレア・ランス)
炎の矢の応用技で、複数の矢を拡散させずに一本に束ねた呪文。
破弾撃(ボム・スプリッド)
火炎球に似た光球を炸裂させる呪文。熱が一切発生しないため殺傷能力も低いが、任意の場所で弾けさせることが出来る。
炎霊滅鬼衝(ルーン・フレイア)
超高熱の炎を槍の形にして投げつける呪文。純粋なエネルギー体のため対象以外に燃え移る心配はなく、火の単体攻撃呪文の中では最強の威力を誇る。ミリーナが使用。

水系

氷の槍(アイシクル・ランス)
複数出現する氷の矢を一本に束ねた呪文。
浄結水(アクア・クリエイト)
真水を作り出す呪文。魔道士ではない一般人でも呪文を丸暗記すれば使用可能。
水気術(アクア・ブリーズ)
水中での呼吸を可能にする呪文。魔道士ではない一般人でも呪文を丸暗記すれば使用可能。
氷魔轟(ヴァイス・フリーズ)
人間が行使できる水系最強の呪文。火炎系の烈火球とぶつかると相互干渉により、濃い霧と派手な音、閃光が発生し破壊力は消えてしまう。
氷窟蔦(ヴァン・レイル)
手を起点にして氷の蔦が螺旋状に壁や地面を這い進み、接触したものを氷漬けにする呪文。
砕氷塵(グレイ・バスター)
周囲の気温を一挙に下げ、範囲内にいる生物を凍らせる呪文。魔道士の間ではこの術の威力を下げたものは、弱冷気の呪文として知られ、暑いときにはこの呪文を使用して涼を取っている。
水竜破(シーブラスト)
水面に手をつけ大きな波を起こす呪文。
幻霧招散(スァイトフラング)
術者を中心に霧を発生させる呪文。
氷霧針(ダスト・チップ)
細かい氷の針を飛ばす。威力は低いが、当たるととても痛い。
霊氷陣(デモナ・クリスタル)
地面から霧を吹き上げ、その上にあるものを一瞬で凍結させる呪文。
冷波吠(ハウル・フリーズ)
強力なブリザードを発生させ、相手に当てる呪文。
氷の矢(フリーズ・アロー)
水系精霊魔術の中で最も初歩的な呪文。一斉に何本もの氷の矢を生み出して相手を攻撃するが、生み出せる本数は使用者の魔力によって異なる。主に白蛇のナーガが使用する。
氷結弾(フリーズ・ブリッド)
氷の矢と並んで水系の初歩的な呪文。青白い光球を撃ち出し、着弾と同時に対象を凍らせる呪文。主にナーガがよく使用する。火炎球と同等の威力があり、両呪文がぶつかり合うと相互干渉により澄んだ音を立てて消滅する。
魔結球(フリーズレイン)
一抱えほどの氷の球を出現させ、その球に生えた無数の氷柱を辺りに発射させる呪文。
結波冷断(ライブリム)
前にかざした掌から冷気の波動を放ち、それに触れたものを凍結させる呪文。

大地系

地霊咆雷陣(アーク・ブラス)
街の数区画くらいの広範囲に雷撃を撒き散らす呪文。威力は痺れてしばらく行動不能になる程度だが、効果範囲が広いため、回避は非常に困難である。リナ、ミリーナ、ナーガが使用。
霊呪法(ヴ=ヴライマ)
石人形(ゴーレム)を生み出す呪文。大地の精霊(ベフィモス)に干渉して周囲の土砂を集め、さらに低級霊を憑依させることにより生み出される。人型だけではなくさまざまな姿かたちのゴーレムを生み出すことができる。ゴーレムの姿かたちは術者のデッサン力に準ずる。
石霊呪(ヴ=レイワー)
石竜(ドラゴン・ゴーレム)を生み出す呪文。大地の精霊(ベフィモス)に干渉して周囲の土砂を集め数十の竜と化し、さらに低級霊を憑依させることにより生み出される。ナーガが使用したが、生み出された石竜はコントロールがあまり利かず、暴走する。
礫波動破(ヴィーガスガイア)
地面につけた手から衝撃波を生みだし、一定の場所に地震に似た振動を発生させる呪文。指向性が高く、一撃で家を1軒破壊することができる。
地撃衝雷(ダグ・ハウト)
大地の精に干渉し、地面から数多の岩石の槍を出現させ、敵を貫く呪文。主にリナとゼルガディスが使用。
地静霊呪(ダグ・ブレイク)
周囲一帯の大地の精からの干渉を打ち消す。
振動弾(ダム・ブラス)
小さい赤い光の球を放ち、当たったものに高振動を与えて対象を粉砕する呪文。威力は大きく、木の幹やゴーレムを打ち砕くことが可能。その使い勝手の良さから作中の魔道士の殆どが使用でき、地系精霊魔術のみならず全呪文の中でも氷の矢、火炎球に並ぶほど使用される頻度が多い。
炸裂陣(ディル・ブランド)
爆烈陣の下位互換呪文。効果範囲が狭くなっているが、その分呪文の詠唱時間が短くなっている。
地撃崩斬(ブレードハウト)
剣の一振りを地を走る衝撃波にする呪文。衝撃波は当たるまで対象を追い続ける。
地精道(ベフィス・ブリング)
トンネル掘りの呪文。大地の精霊(ベフィモス)に干渉し、石や土砂のみを消滅させる。人体や金属には影響を与えず、オリハルコンの含まれている地層にこの呪文を使用すると、後には精製されたオリハルコンだけが残る。
爆裂陣(メガ・ブランド)
地面を爆発で吹き上げる呪文。術者を中心に足元に波紋が広がり、土砂とともに吹き飛ばす。地面が剥き出しのところでないと使用できない。通常は殺傷能力は低いが、本編3巻及びアニメ第1期でコピーレゾが使用した際には竜破斬にすら上回るほどの爆風を生み出した。

風系

封気結界呪(ウィンディ・シールド)
風の結界で包み込み、攻撃から身を守る呪文。防御呪文としてはもっともポピュラー。作中では風の結界という呼び方をされている。
轟風弾(ウインド・ブリット)
炎の矢や氷の矢の風版で風の衝撃波をいくつも放つ呪文。射程は短く、威力も気絶させる程度と低いが、視認出来ないため回避しにくい。
空断壁(エア・ヴァルム)
前方に風の壁を生み出す呪文。
風裂球(エアロ・ボム)
圧縮した空気を任意の場所で弾けさせる呪文。元々飛び道具や攻撃呪文を弾く為に開発された呪文の為、威力は弱い。
雷撃破(ディグ・ヴォルト)
突き出した手から電撃を放つ呪文。殺傷能力が高く、威力が高い場合は目標が発火することがある。
風波礫圧破(ディミルアーウィン)
高圧の空気の塊を破裂させることによって、強風を生み出せる呪文。威力は広範囲に及び作りがやわいテーブル程度なら一撃で破壊できる。
魔風(ディム・ウィン)
空気を凝縮させ、突風を生み出す呪文。殺傷力には乏しく牽制、足止めになる程度。火炎球(ファイアー・ボール)、氷の矢(フリーズ・アロー)など飛び道具を吹き散らすふうに使われることが多い。魔道士ではない一般人でも呪文を丸暗記すれば使用可能。
魔風斬(ディム・クロー)
術者を中心に垂直に突風を生み出す呪文。
爆風弾(ブラム・ガッシュ)
凝縮した風を矢にして放ち、対象に命中すると同時に無数のカマイタチとなって炸裂する呪文。凶悪なまでの殺傷力を持ち、レンガの壁程度なら破壊することが可能。
風魔咆裂弾(ボム・ディ・ウィン)
圧縮した風の力を爆発的に開放する呪文。主にナーガが使用。
雷撃(モノ・ヴォルト)
触れた対象に電撃を流す呪文。威力は弱く、相手の体を麻痺させる程度。掌の他剣等の武器を介して相手の体内に直接叩き込むことも可能。
雷花滅撃吼(ラザ・クロウヴァ)
肉体と精神にダメージを与える、無数の小さな光の粒を、相手にブリザードの様に吹きつける呪文。
翔封界(レイ・ウィング)
風の結界を纏い、高速飛行を可能とする呪文。制御が難しい為に廃れつつある。高度、重量、速度の総和が術者の力量に比例するため最高速で飛行するには地面すれすれを飛ぶ必要がある。風の結界を利用して多少の攻撃をはじく、敵に体当たりをする、水中に濡れずに潜るといった応用も可能。原作ではリナ、ナーガ、ルーク、ミリーナが使用可能だが、アニメではアメリアとゼルガディスも使用可能となっている。
浮遊(レビテーション)
風に干渉することによって、対象に浮力を持たせることができる呪文。ただし移動速度が遅く、人が普通に歩くより若干速い程度が限界である。移動速度は遅いが制御が簡単で扱いやすく、馬車一台は一緒に持ち上げられるなど運搬能力が高い、使用中でも初級の呪文なら同時に使えるなど利点もある。

精神系

魔皇霊斬(アストラル・ヴァイン)
物体に魔力を宿らせる呪文。この呪文を施した武器は威力等が増し、魔力が宿るため純魔族を傷つける事が可能になる。武器以外にも地面に掛けたりする事が可能。リナと特にゼルガディスがよく使用する。
呪霊四王陣(アストラル・ブレイク)
精神世界面から干渉して相手の存在を消滅させる呪文。威力の割りに呪文詠唱時間がかからない。ミリーナが使用。
夢幻覚(イリュージョン)
自分の見せたい幻を相手に見せる事が出来る呪文。使用した相手にしか幻は見えず、第3者の目から見ていると訳が分からない為リナは「盛り上がりに欠ける」との理由からこの呪文を学ばなかった。
霊光壁(ヴァス・グルード)
手の前に小さな魔力障壁を作成する呪文。詠唱時間が短く、防御する呪文の系統も問わないため便利。
霊王結魔弾(ヴィスファランク)
拳に魔力を宿らせる呪文。この術を使用すれば魔力が宿るため純魔族を拳で傷つける事が可能。アメリアが使用。
烈閃砲(エルメキア・フレイム)
烈閃槍の強化版。光の柱を打ち出す呪文。ミリーナが使用。アニメではゼルガディスやアメリアも使用。
烈閃槍(エルメキア・ランス)
精神を直接攻撃する光の槍を放つ呪文。ゴーストやデーモンなら一撃で滅ぼす。精神生命体には致命的なダメージを与えるが、生命が肉体に基づく普通の生き物(人間を含む)に対して使用した場合は精神衰弱を起こして何日か寝込む程度で済む。呪文のアレンジで任意の場所で炸裂させることも出来る。
雷竜降(ガイ・ラ・ドゥーガ)
強力な雷の息を吐き出す亜竜、電撃竜(プラズマドラゴン)を召喚する呪文。ナーガが使用したが、作中で召喚した電撃竜はコントロールがあまり利かず、全てナーガ達に牙をむけた。
霊王崩爆旋(ガルク・ルハード)
術者を中心に肉体と精神にダメージを与える爆風を起こす呪文。
虚霊障界(グーム・エオン)
使用者の周囲に魔法を遮断する結界を作る呪文。ほとんどの魔法を遮断できるが、物理攻撃には一切干渉できない
魔竜吠(グ・ル・ドゥーガ)
カタート山脈に住む最強の竜、魔王竜(デイモス・ドラゴン)を召喚する呪文。リナ、ナーガが使用。
冥壊屍(ゴズ・ヴ・ロー)
対象の精神と肉体を滅ぼす影を生みだす呪文。生み出された影は疑似精神生命体の為、明り等でうち消すことは不可能。リナ、ぜルガディスが使用。
妖影縛(シャドウ・ウェブ)
自分の影を触手の様に伸ばし、相手の影を貫き体の動きを封じる呪文。
影縛り(シャドウ・スナップ)
相手の陰をナイフや杭等で地に縫い付け、体の動きを封じる呪文。尋問用に開発された術の為、会話は可能。影を介して精神を縫い付ける為、影が消えない限りこの術を人間の力で破ることは不可能。
烈閃牙条(ディスラッシュ)
烈閃槍の強化版。威力を上げた複数の光の槍を同時に放つ呪文。ミリーナが使用。
青魔烈弾波(ブラム・ブレイザー)
貫通力のある青い光の衝撃波を放つ呪文。物理的な攻撃力だけでなく、精神にもダメージを与える。
螺光衝霊弾(フェルザレード)
渦巻く白い光弾で攻撃する呪文。軌道が螺旋のため回避しづらい。ミリーナやルーク、ナーガが使用。
崩霊裂(ラ・ティルト)
精霊魔術で最強の呪文。敵単体を青白い光の柱で包み込む。威力は竜破斬にすら匹敵するほどで、下位魔族なら一撃で滅ぼし、中位魔族にも大ダメージを与える。
アメリア、ゼルガディス、ミリーナが使用した。作者曰くナーガも使用可能。リナは「見た目が地味で、竜破斬があるからいい」との理由で修得しなかった。リナが使えない術の1つでもある。アニメ版独自に魔族には竜破斬並のダメージがあるが、人間に対して使用すると衝撃を与える程度でダメージがないという設定がなされている。しかし、原作では精神体を攻撃されれば人間も死亡するので矛盾する。

白魔術

四霊封陣(ヴァルマシード)
地水火風の精霊魔術に対して高い防御力を発揮する呪文。但し効果時間はあまり長くなく、術の触媒に非常に高価な魔法薬が必要。
消化弾(エクストボール)
火を消す呪文。あまり効果は高くない。「消火弾」とする資料もある。
幻操呪牙(カオス・ストリング)
相手の放った糸を魔法の糸で絡み取ることができる呪文。元々は土木工事用に開発された。
眠り(スリーピング)
一定範囲内の生物を眠らせる呪文。これをかけられると一定時間相当の事をしなければ目覚めない。極度の興奮状態にある相手には効果が薄くある種の動物(昆虫等)には全く効果が無い。この呪文で眠らされた者を起こす呪文も存在する。
悪用されやすいため、決して誰にも教わることのできない呪文である。したがってこの呪文が使えるということは、呪文の丸暗記ではなく混沌の言語(カオス・ワーズ)の意味を理解し、自力で呪文を開発できるだけの実力をもつことの証明となる。しかし原作小説中魔道士ではない素人が使うこともあった。
麗和浄(ディクリアリィ)
体内の毒物や劇物を中和し無毒化できる呪文。どんな毒物でも中和できる訳ではないが、睡眠薬程度なら完全に無毒化することが可能。
浄化結界(ホーリィ・ブレス)
ゾンビやスケルトン等と言ったアンデッドモンスターを浄化する光の波を放つ呪文。小さな都市なら丸ごと浄化できるほど効果範囲が広いが、使用者の負担も重く同じ人間だと1日に一回しか使用できない。ナーガが使用。
浄化炎(メギド・フレア)
ゾンビスケルトン等と言ったアンデッドモンスターを一撃で倒せる炎が上がる呪文。人間に対して使用すると敵意や悪意等の感情が消えるだけで、身体には全く影響を与えない。
誘蛾弾(モス・ヴァリム)
光球が不規則に飛び、火炎系の呪文を吸い寄せ相殺する呪文。消化弾(エクストボール)を基に作られた。
明り(ライティング)
宙に浮く光る球体を生み出せる呪文。球体は熱を発せず、水に入れても消えることはない。呪文のアレンジによって、光量の調節が可能だが、呪文の持続時間と光量は反比例するため、持続時間をゼロにすると閃光のような強力な光を生み出せ相手の目を眩ませることができる。松明のように剣や棒の先に球体を固定することも可能で、一部の町では柱の先に球体を固定し、これを街灯として使用している。呪文さえ丸暗記していれば、魔道士でない人間でも使用することが可能で、魔道士協会では有料でこの呪文を一般市民に教えているところもある。
治癒(リカバリィ)
対象の体力と引き替えに傷を治癒する術。体力を消費するために重症の人間に使うと死なせることになる。病気の人間に対して使用すると病原菌が活性化するため逆効果であり、リナが夏風邪をひいた姉に掛けた際には肺炎まで悪化してしまい、半殺しにされた事がある。呪文を丸暗記すれば誰でも使うことができ、教会に行ってお布施をすれば、呪文を教えてくれるので旅をしている人間なら魔道士に限らずほとんど使える。
復活(リザレクション)
周囲から集めた気で対象者を回復させる高位の回復呪文で、治癒と違い体力を消費しないために病気の人間に対しても有効な術である。アメリア、シルフィールが使用。リナは使用できない。作者曰くナーガも使用可能。

黒魔術

黒影夢(ヴン・ガ・ルイム)
低級魔獣、黒獣人(シャドウ・ビースト)を召喚する。召喚された黒獣人は対象の気力を奪う。アルフレッドが使用。
魔竜烈火砲(ガーヴ・フレア)
魔竜王ガーヴの力を借りる呪文。術者の手の平から貫通力のある火線が一直線に伸び、相手を攻撃する。魔竜王が滅んだため2部以降では使えない。
重破斬(ギガ・スレイブ)
金色の魔王の力を借りる呪文。ディルス王国に伝わっていた異界黙示録の写本の口伝によりリナが組み立てた呪文だったが、写本の知識が不完全なため当初は未完成で竜たちの峰のオリジナルの異界黙示録による知識で完成した。虚無の端末を引き込む、言い換えれば金色の魔王の一部を降臨させる呪文。未完成版は闇の球を目標内部に転移して、闇の火柱が大きくはじけ目標を破壊する。威力も桁はずれで、浜辺で使用するとそこを生き物が全く住みつかない、巨大な入り江にしてしまう。人の持つ全魔力に加え、生命力をも使用する術であり、使用後には髪の色素が全て抜けてしまう。完全版は制御できていないので正確な効果は不明だが、制御に失敗すれば金色の魔王に体を乗っ取られる。シルフィールの神託によると、制御に失敗し、暴走させると世界を滅ぼしてしまうとされ、これを冥王フィブリゾに利用される事になる。1部では金色の魔王が冥王を滅ぼすため必要以上の力を使ったためリナを支配できなくなり、世界を滅ぼすことはなかった。
ゼラス・ファランクス
ミルガズィアが使用した獣王牙操弾の強化版。十数発の光球で攻撃する。
獣王牙操弾(ゼラス・ブリット)
獣王ゼラス・メタリオムの力を借りる呪文。術者の意のままに操れる光の帯で攻撃する。呪文の構成パターンは破砕鞭(バルス・ロッド)と同じで力を借りる対象が違えば威力に差があることがわかる例。すぺしゃるで、リナがとある依頼により閲覧できた魔道書『群狼黙示写本(アポカリプス・オブ・ザ・ビースト)』に書いてある内容から組み立てた呪文だったが、魔力容量不足により使用できずにいた。その後、魔血玉で魔力増幅することにより行使可能となった。
覇王雷撃陣(ダイナスト・ブラス)
覇王グラウシェラーの力を借りる呪文。五芒星の頂点に稲妻が着弾し、そこから伸びた雷撃が対象に襲い掛かる。
覇王氷結烈(ダイナスト・ブレス)
覇王グラウシェラーの力を借りる呪文。相手を瞬時に凍結させ、氷の霧として崩壊させる。呪文のアレンジにより崩壊させずに凍らせたままにしておくことも可能。
海王槍破撃(ダルフ・ストラッシュ)
海王ダルフィンの力を借りる呪文。超高速の衝撃波で相手を粉砕する。海王滅殺斬(ダルフ・ゾーク)と違い水のない場所でも使用可能。ルークが使用。
海王滅殺斬(ダルフ・ゾーク)
海王ダルフィンの力を借りる呪文。水を怜悧な刃にして相手に放つ。水のない場所では使用できない。
竜破斬(ドラグ・スレイブ)
赤眼の魔王の力を借りる呪文。人間が使える呪文のなかでもっとも高い攻撃力を持ち、小さな街一つを消し飛ばすほどの威力がある。この術を使える魔道士を数人抱えている国は外交上大きな顔が出来るという。約1000前レイ=マグナスが1600歳の雷銀竜(アーク・ドラゴン)を倒したことからこの名前がついた。
赤光が伸びて着弾した目標の精神を破壊し、余剰エネルギーが爆発する。目標が生物でない場合はそのまま破壊力が具現する。
破砕鞭(バルス・ロッド)
掌から伸びる鞭で攻撃する呪文。射程は短いが鞭の動きをコントロールできるため、命中率は高い。
黒妖陣(ブラスト・アッシュ)
黒い何かが目標周辺の空間を包み込み、意思あるものや有機体を塵と化す呪文。
冥王幻朧呪(ラグナ・ドライブ)
冥王フィブリゾの力を借りる呪文。自分の判断で行動出し、生きている人間と変わらない動きをするゾンビを創りだす。冥王が滅んだため2部以降では使えない。
冥王降魔陣(ラグナ・ブラスト)
冥王フィブリゾの力を借りる呪文。逆五芒星の頂点に闇の柱を吹き上がりそこから伸びる黒いプラズマで攻撃する。冥王が滅んだため2部以降では使えない。
神滅斬(ラグナ・ブレード)
金色の魔王の力を借りて両手に生み出した闇をショートソードくらいの剣の形に凝縮する呪文。ディルス王国に伝わっていた異界黙示録の写本の口伝によりリナが組み立てた呪文だったが、魔力容量不足により使用できずにいた。その後、魔血玉で魔力増幅することにより行使可能となるも、写本の知識が不完全なため当初は未完成で竜たちの峰のオリジナルの異界黙示録による知識で完成した。将軍・神官クラスの魔族を一撃で葬り去り、腹心クラスの魔族にさえ致命傷を与える事が出来る。魔力増幅をしなければ人間には使えない。リナが使用。原作本編7巻以降は完全版となり、威力が格段に増したが魔力体力の消耗が更に激しくなっている。原作でのリーチはショートソード程度とされているがアニメではリナの身長よりも大きいバスターソード並の長さとなっている。
魔王剣(ルビーアイ・ブレード)
赤眼の魔王の力を借りて両手に生み出した魔力を赤い剣の形に凝縮する呪文。伝説の武器並みの威力があり腹心クラスの魔族でも大ダメージを与えることが出来る。ルークが使用。作者曰く、人間の魔力容量でも発動可能。また、魔王の欠片を持つルークの本気の魔王剣はリナという人間を介した完全版神滅斬と同等の威力があるとのこと。

その他

ウラバザード・フレア
ミルガズィアが使用した呪文。名称からして火竜王の力を借りた神聖魔術であると思われる。
黒霧炎(ダーク・ミスト)
使用者の周辺を暗黒の霧で包みこむ呪文。また、呪文の範囲内で生みだされた魔法の明りは打ち消されてしまう。
増幅(ブースト)
魔血玉を用いて詠唱する呪文。術者の魔力容量を増幅させ、呪文の効果を上昇させるだけでなく人間が本来使用できない呪文を使用したり出来る。
四霊混交地水覆(ボガーディク・エルム)
周囲一帯の地面を泥水で覆う呪文。
屍肉呪法(ラウグヌト・ルシャヴナ)
純魔族のみが使える呪法。この呪いをかけられると無限に再生する肉塊にかえられ、呪いをかけた魔族が滅びない限り死ぬことも出来ず、表面から生まれる肉の蛇に食われ無限の苦痛を味わう。

脚注

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