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2008年8月19日 (火) 00:51時点における版
河田聡 (かわた さとし 1951年10月1日-)は大阪府池田市出身の応用物理学者。大阪大学教授、理化学研究所主任研究員。専門はナノ光学。
略歴
- 大阪教育大学附属高等学校池田校舎出身。
- 1974年、大阪大学工学部応用物理学科卒
- 1979年、同大学院博士課程修了。工学博士。
- カリフォルニア大学アーバイン校ポスドク、阪大助手、助教授を経て、1993年大阪大学工学部応用物理学科教授。
- 2002年 理化学研究所主任研究員兼務、学習院大学物理学科非常勤講師(協力研究室)兼務。
- 2003年 ナノフォトン(株)起業。
- 光(フォトン)とナノ構造の相互作用の研究である「ナノフォトニクス」の世界的パイオニア。近赤外分光法や信号回復論、近接場光学、多光子光加工における先駆的研究者。
- ギネスブックに世界で最小のレーザー造形物が写真入りで掲載。アメリカの中学の数学の教科書にも掲載。編著書は25冊を超える。
- 学術雑誌「Optics Communications」(アムステルダム)の編集長。米国光学会(OSA)、英国物理学会(IOP)、国際光工学会(SPIE)などのフェロー。中国科学院名誉教授、日本分光学会元会長、日本学術振興会・学術システム研究センター研究員。
- 国立大学法人化の前に、大学発ベンチャー「ナノフォトン株式会社」を創業。従来の大学組織の常識を超える新たな組織「阪大フロンティア研究機構」を立ち上げ、社会に向けたeラーニングや小中高校への出張授業、大阪駅北ヤードのコンペで最終優秀賞の受賞などで、大学改革や産学連携、関西活性化などの社会活動においても知られる。2002年から毎月、自分のホームページでメッセージを書き続けている。
受賞
- 紫綬褒章(2007)、文部科学大臣・科学技術賞表彰(2005)、 日本IBM科学賞(1996)、中小企業庁長官賞(2006)、科学のための芸術賞・ダビンチ優秀賞(フランス, 1997)、市村学術賞(1998)、島津賞(2003)、科学技術映像祭・文部科学大臣賞(2008)、大阪駅北地区国際コンセプトコンペ優秀賞(2003) など。